私は40歳過ぎ、空手(寸止め)を始めましたが(2級)、若い方と組手練習をよく行います。しかしながら、年齢的な面もあり、いっこうに上達いたしません。先輩からアドバイスは頂くのですが、私の場合、組手というより、子供のケンカスタイル(両手をやたら振り回したり、両手で怖がるように顔面を覆ってみたり、猫パンチなど)で、最初の構えだけが様になっているだけで、いざ始まると全体的に崩れていきます。自分の原因としては、相手のスキが読めない。踏み込んでも、先に逃げられて突きが届かない、こちらの攻撃が見透かされているため、突きに入った瞬間に自分が突かれている、蹴りが全然入らないでバランスを崩すなどです。よい、組手克服の練習方法や心構えをご伝授くだされば幸いです。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
大変良い回答が寄せられていますので、触れられてない部分を少し
視線を集中させずに相手の全体を見るようにしてみてはどうでしょう。
視点をぼやかせば全体が見えると思います。近づくと全体が把握できないかもしれませんが
慣れると視野が広くなり突きのフェイントから蹴りというのもかわしやすくなります。
相手の全体を観察することにより次の動きがわかりやすくなると同時に
こちらの動きも視線で読まれるのでそれを防ぐ効果もあります。
鏡を相手に自分の動きをチェックしてみてはどうでしょうか。
型がきちんとしてなければ組み手の時にぶれるのはしょうがないです。
体に染み付くまで反復練習をして体の中心がぶれないように心がければ
組み手をする際の自信につながると思います。
寸止めというのも技術が必要です。
普通に殴るところから始めて寸止めできるよう練習してみるのも手かもしれません。
もちろん殴るのは巻き藁かサンドバッグ。
私は電信柱をひたすら順突きや逆突き蹴りと無茶なことをしていました。
皮がめくれ血だらけになっていくうちに体が覚えていきました。
寸止めで練習するより打ち抜く気持ちで練習した方が突きにも伸びがでてきて
到達点が遠くなるはずです。
あとは当たる距離感を身につければ寸止めもできます。
寸止めの距離まで全力で突くのと、寸止めする気持ちで突くのではスピードが全く違います。
あくまでも参考まで
大変参考になるご回答ありがとうございます。
まず仕事が忙しく、基礎体力や反射神経をつける時間がとれません。
練習も教室のみというほうが、正しいかわかりません。
ただ、年齢的に考えて自分は空手を楽しく感じて、長く続けていこうと考えております。しかしながら、習っている以上、上手になりたいという気持ちは皆さんと変わりません。merlin様の内容を取り入れて、これからも頑張って行きたいと思います。
No.5
- 回答日時:
まだ回答は有効でしょうか…?
私は伝統空手の指導員をしておりました(過去形です)。年齢も質問者様とほぼ同じです。確かに年齢は関係ありますよね。私も30歳40歳と年齢を重ねるごとにスタミナが落ち、スピードがなくなってくるのを実感しました。それに、昇段昇級審査で年齢が考慮されることは流派にもよるんでしょうが、割とあると思います。また、質問者様が書かれている、相手の隙が読めない、逃げられる、カウンターを取られる、これらのことも経験しました。
でもこれは修行過程で誰もが通る道ではないでしょうか?少しづつでも良いではありませんか、あせらずに稽古して行きましょう。
まず、稽古時間がなかなか取れない…これは辛いですね。基本的には、やる気×稽古時間=実力!ですよね?
イメージトレーニングも立派な稽古です。目標とする方の組手スタイルを自分に置き換えてイメージしましょう。また、イメージの中では自分は最強です!相手の攻撃をどんどんかわしてカウンターを取ってやりましょう。これは電車の中や休憩時間・果てはトイレの中でもできます。
また、帰宅後一服や晩酌の時間があるようでしたら、そのうちの5分か10分でもいいです。とりあえず、蹴りはこの際あと回しにして、突っ込み突きの稽古をしましょう。質的ではなく、とにかく時間が許す限り回数的な練習のほうが良いでしょう。でも無理はなさらないでくださいね。
で、いざ組手…自分から仕掛けないで、じっくりと相手を見ましょう。攻撃することを考えず、受けることに集中すると相手の技が見えやすくなります。(消極的と見られるかもしれませんので、ほどほどに、ですが…)で、イメージトレーニングでさんざん稽古してきたカウンターを取ってやりましょう。
と、そう簡単にはいきませんが、私もまた復帰したいと思っています。目的に合わせて、お互いにがんばりましょう。
No.4
- 回答日時:
Gです。
申し訳ありません。 お気を悪くさせてしまったようです。しかしながら、どうか私の言っている事を前向きに受けって欲しかったと言うことを知ってください。
(伝統)空手とは自分を向上させるものと信じて押しわり今では教えている私の心情としても、組み手を教えるのであれば組み手が出来るように弟子に教えるのが当然と私は弟子に思ってもらいたいと心がけてきました。
たち方を教えるのであればそのたちが流派のたち方として出来るようになりたいと弟子に思って欲しいし、そのたち方が出来るまで出来ない理由をとことんまで探し出し出来るようにするのが先輩であり師範の責任だと信じています。
一撃必殺を教える私の流派ではそのことの教え、夢を持たせるだけでなく、実際に一撃必殺を出来るように教えなくてはならないと新人手います。
試合のための練習であれば試合に参加するだけでなく試合に勝つ事を実現させるのが私たちの責任であり、事実教えなくてはなりません。
人の命は大切なものと教えている私たちは、一撃必殺との矛盾にも思えることを教えなくてはならないのです。 口先だけの「武道精神」ではなく、実際に命の尊さを感じられない弟子は作らないのです。 しかし、一撃必殺も必要だとする流派なのです。
伝統空手が今の時代に生き残るには流派の初心に戻れば出来るはずと私たちは信じているのです。 信じていることを実際に実行できないから、もう少しきつい言葉で言えば、口先だけの教えだから、弟子が出来なくても教えようとしないのです。 教えると言うことは、指導員からの一方通行では決してないのです。 弟子が出来るようにならなくては教えると言うことにはならないのです。
出来ないのは「弟子が出来ない」のではなく、出来ないのは教えるほうが教えられるだけの実力がない、と言う事なのです。
決して、あなたの流派や先輩・師範をけなしているのではありません。 もし、それらの方々が教えられない、と言う事は、教えられるように教えなかった彼らの師範がいけなかったということなのです。
自動車運転免許練習場に一時間いくらと払って教官と呼ばれる人が教えられなかったら、あなたはそれでも名誉のためと言いますか。
今現在問題点は試合への「技術習得」なのです。
自分の子供をピアノのレッスンを受けさせているのにバイエル#3がどうしても弾けないと分かったら親御さんはどうしますか? 先生は世界的に有名な、また人格的にもすばらしい人であっても、初歩的なバイエル#3が弾けるようの教えられないとしたら、どうしますか?
私はそれを言っているのです。
教えられないからだめだ、とは100%言っていません。 ただ、あなたからのコミュニケーションが必要であり、組み手が2級としての技術を持ち組み手が出来るように教えてもらわなくてはならないのです。
私たちはここではあなたの「直すべき所が分からない」のです。 あなたを見ていないのです。 恐怖と言う精神的なことなのかもしれません。 腕の2等筋と3等筋の使い分けが出来ていないのかもしれません、前進するための足の瞬発力が足りないのかもしれません、張り切ろうとして息を止めているのかもしれません、私たちはここでそれらの原因を推測するだけしか出来ません。 そして、その推測に基づいてアドバイスをする人はいるでしょう。 しかし、その推測があっていなければ、あなたは40過ぎになって、必要のないことを練習するだけになってしまうのです。
あなたを見てきて、これからも見ていける先輩や師範がそこにいるのです。 そして、あなたの向上に基づいて練習方法も変わってくるのです。 あなたとしての最大限の向上を作り上げることが出来るのは師範なのです。
しかし、その師範があなたが問題を気にしていることを知らなければ「目にして」そして「こりゃなおさんといかんな」と実感するまでは、教えてくれないかもしれないですね。 (もっとも、アドバイスをくれたと言うことは、見ていると言うことであり、それに対して出来るようにしてくれなくてはいけないはず、とは私は思いますが)
私のところにはもう80になる人が来ています。 80である以上できないこともあります。 しかし、「生きている以上」今日よりも出来るようにさせることが出来るのです。 もっとも出来るから「空手武道」と呼べるわけですが。 あなたの2倍の年です。 あなたの年を気にしているようですが、その人にとってはお孫さんみたいなものです。
私は私の人生で何度か昇級テストを拒み、昇段を断りました。 今も日本の本部からの昇段願い(私にしてみれば意味のない昇段)を今回も断っています。
2級であれば、2級としての実力を目指してください。
白帯であれば白帯の事を習うのです。 初段であれば、初段の事を習うのです。 つまり、初めの黒帯は単なる黒帯への準備期間なのです。 お分かりでしょうか。
ですから、2級であれば2級の実力をつけるのが今なのです。 2級としての組み手実力をつけるのは今なのです。 このまま一級には「なれない」立場にいるのです。 出来ないと分かったことが目の前にあると分かったわけですから(これからもどんどん自分には出来ないことを知るようになり、知らないこと・出来ないことのほうが多い、と言う事を知るようになります)人の名誉よりも自分に授けられた2級と言う肩書きの名誉を考えて欲しいなと思うわけです。
あなたは私の弟子ではありません。 他の先生の弟子にとやかく言う資格はありません。 ただ、同じ空手の道を歩む同輩として一筋の、懐中電燈でもいいですから、道しるべを見つける明かりとなればそれ以上うれしいことはありません。
では、またの機会にお会いしましょう。
No.3
- 回答日時:
相手から当てられ、かっとして、組手が子供のけんかになるわけではないですよね?もしかして白帯の頃からいきなり「自由組手」ばかり練習してきたのでしょうか?2級になるまで、組み手の基本練習はどんな練習してきたのでしょうか?いずれにせよ現状、子供のけんかになってしまう場合は、一旦「自由組手」はやらないようにした方が良いと思います。
自分の動きに自信なくすし、怪我する可能性もあります。従って、これからでも組手の基本に返って練習してみましょう。基本組手(三本、五本、自由一本)、相手を前において出す技を決めて打ち込み、相手が決めた技でくるのにカウンター返す「目慣らし」、技を決めないで一本だけ打ち込み、カウンターなど、技を出さず相手との間合いを詰める、切る練習、相手の肩(ひざ)を叩き合う間合い感覚の練習等々、自由組手に進む前にやる練習はいくらでもあります。たまたま組手センスがあれば(他の打撃系格闘技経験者含め)、一連の基本練習が要らない場合もありますが、それは別の話しです。組手の基本練習は、面白くないので、練習生確保の為に判り易い自由組手ばかりをやらせる道場もあるでしょうが、貴殿の道場ではそうなのでしょうか?別の方もおしゃっていますが、貴殿の稽古している道場の昇級、昇段(商談とも言う)問題もあるかもしれません。これからでも遅く有りませんので、道場の先生と相談し、今一度練習メニューを検討して見たほうが良いと思います。良師、良い道場で空手続けてください。ちなみに当方も40歳超で空手続けています。相手に当てられると、かっとして当て返してしまう修行が足らない不心得者です。一緒に頑張りましょう。当空手教室は、実は時間的に不都合があり、
子供の練習の時間に教えてもらっております。したがって、大人?といえば中学生、高校生の少数と指導者が二名、先生が1名の小さな教室です。たまに本部の方から大人の方が複数見えられたときに組手を教えてもらいます。一応、基本組手や打ち込みも練習してきたのですが、相手が子供であったり、昇級試験もとりあえずの形もできている?様なので
年齢的に見て甘くしてくれているのかもしれません。げんに大会優勝者なども本部にはおられるようです。ご指摘どおり、いちど、先生に相談してみます。ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
アメリカで使える伝統空手と護身術教えている者です。
聞きたくないことを書きますので、気を悪くするようでしたら世マナでください。 そして読んでも気を悪くしたらお許しください。
2級ですか。 昇級テストはあったのですよね。 そのような組み手をしているにもかかわらず2級をいただいているのですか? 2級とは初段まで後2回の昇級ですね。
組み手でこのようなパンチをするということは順突きや逆突きなどの基本的な突きができていないと言うことです。 それができていないで2級とあなたの道場は判断したと言うことは同じ空手を教えている私にとって残念以上のものがあります。
そして、先輩や師範はなにをしているのでしょう。 先輩はアドバイスしてくれる、とおっしゃっていますが、どうやったら「子供のケンカスタイル」が直るか教えてくれないのですか? そこがどうも私には理解ができません。
できるように教えるから空手技術が伸びるのです。 ちょっと見せただけで出来るようになる素質を持った人だけが出来るようになるのでは空手の難しさがないと言うことであり、空手のすばらしさを教えることが出来ない、と言う事になってしまいます。
今の日本には、高度な素質がない人でも自分でもびっくりする程度の空手力を植えつけることの出来る師範が非常に少なくなってきていると私は感じます。
40歳ですか? まったく問題外です。 誰にでも技に対しての問題点は抱えているのです。 それが10代に人であろうと40代に人であろうと。 その問題点を見つけ、問題点の解決をさせるのが先輩であり師範であるはずなのです。
根本的問題点はそれほど多いわけではあり万。 空手を教えている人であれば直すことは出来るはずなのです。
もう一度師範に相談してみてください。 そして、なにを言うのか教えてください。
それと同時に、基本的な技(突きと受け)を見直し動きをもう一度みにつけ直し、その動きを、組み手の構えからするようにしてみてください。
これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
この回答への補足
教室の諸先輩、先生及び当空手教室の名誉のためにも、一言言わせてください。まず40歳すぎで始めましたが、現在は45歳です。5年かけて
2級を頂きました。練習も体系的に指導していただいておりますし、子供にもきびしく、大会での戦績も良いとおもいます。ただ、私のほうに問題があるということです。
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