プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

【問題】次のイオンのうち、アルゴン原子(18)Arと同じ電子配置をもつものはどの組み合わせか。

【選択肢】
(A)…(9)F- (11)Na+
(B)…(9)F- (20)Ca2+
(C)…(17)Cl- (19)K+
(D)…(16)S2- (11)Na+
(E)…(8)O2- (3)Li+
※( )内の数字は左下につく小文字
※「-」「+」は右上につく記号   のようです。

【回答】
(C)

電子配置について、先日こちらで教えていただきましたが、
「同じ電子配置」・「違う電子配置」とは、何を(どこを)見てどのように判断するのですか?
(18)Arとの問題文を見て、18に一番近い数値の(C)を選んだら、たまたま正解だったのですが、
本当はどのように判断するのですか?

頭が悪すぎて、先日いただいたご解説にもついて行けなくて、
ホント申し訳ないとは思っているのですが、何ぶん試験が近いので、
お力添えをお願いします。

よく考えてからお返事したいので、お礼が遅くなることがございます。

A 回答 (3件)

 既に回答がありますが,もう少し基本的(初歩的)な事を補足致します。



> ※( )内の数字は左下につく小文字
> ※「-」「+」は右上につく記号   のようです。

 これらの意味はお解りでしょうか。左下に付く数字は「原子番号」と言って,「各原子に対して,原子核中の陽子の数に基づいて振った番号」です。この番号は陽子の数を表していますが,同時に原子が持っている電子の数でもあります。

 右上に付く「-」や「+」の記号は,各原子が何価のイオンになっているかを示しています。例えば,「+」は「+1価のイオン」ですし,「2-」は「-2価のイオン」です。ここで,電子は-電荷を持っていますから,+のイオンは電子が減っている状態であり,-のイオンは電子が増えている状態です。いくら減ったり増えたりしているかを示しているのが,上記の+や-と一緒に書いてある数字です。

 これで各原子やイオンの電子数は求まりますよね。以下,具体的に2~3書いてみます。

【 (19)Ar 】
 原子番号が 19 ですから,原子としては 19 個の電子を持っています。「+」や「-」が付いていませんから,電荷は持っておらず,電子数の増減はありません。
 ⇒ 電子数 19

【 (9)F- 】
 原子番号9ですから,原子としては9個の電子を持っています。「-」がありますから,-1価のイオンになっています。つまり,電子が1個増えています。
 ⇒ 電子数 9+1=10

【 (20)Ca2+ 】
 原子番号 20 ですから,原子としては 20 個の電子を持っています。「2+」がありますから,+2価のイオンになっています。つまり,電子が2個減っています。
 ⇒ 電子数 20-2=18

 以下,同様に計算して同じ電子数になるものがあれば,それが「同じ電子配置をもつもの」です。
    • good
    • 9
この回答へのお礼

いつもいつも、本当にありがとうございます。
ご解説は、印刷して何度も何度も(20回くらい)読み返したのですが・・・。
何せ、実業校出身でして、バケ学って、中学生以降やっていないんです。
化学に限らず、「理科」と言われる科目は、全部やっていません。
なので、ホント、どこから手をつけたら良いのかも分からないです。

分かった気がして、別の問題を解くと、また間違えてる。
私の頭の悪さは誰にも負けない。ピカイチ。
もうホントだめ。
手のつけようがないです。

しばらくバケ学から離れてみます。
来週あたり、また質問を目に留めていただけたら、どうかよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/07/30 11:17

アルゴン等、希ガスの電子配置は安定なので、


電子数が、ある希ガスの電子数より少し「多い」ものは、
その電子が「取れて」、「陽」イオンとなり、
その希ガスと同じ電子配置になります。

同様に、
電子数が、ある希ガスの電子数より少し「少ない」ものは、
その数だけ電子が「結合(?)」し、「陰」イオンとなり、
その希ガスと同じ電子配置になります。

結局、この問題の場合は、希ガスの原子番号と原子番号の近いのを選べば正解になります。

注意:原子の左下に書く数値は、原子番号(=原子核の正の電荷の大きさ=原子の時の電子数)です。

もうちょっとまじめな考え方:

(9)F-の場合は、
まず、フッソ「原子」( (9)F )は、電子が 9個あります。
F-では、それより電子が1個多いので、
結局F-の電子は10個です。

同様に、
(11)Na+ では、Naには電子が11個、
Na+は、それより電子が一つ少ないので、
10個。

(以下略)
    • good
    • 1
この回答へのお礼

分かった気がして、別の問題を解くと、また間違えてる。
私の頭の悪さは誰にも負けない。ピカイチ。
もうホントだめ。
手のつけようがないです。

しばらくバケ学から離れてみます。
来週あたり、また質問を目に留めていただけたら、どうかよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/07/30 11:15

>「同じ電子配置」・「違う電子配置」とは、何を(どこを)見てどのように判断するのですか?


これは、電子の個数です。

単純に、アルゴンは電子を18個持っていますよね。
ということは、塩素の持っている電子は17個ですが、電子1個をもらってマイナスイオンとなるので、Cl-の電子の数は合計18個となります。
カリウムの持っている電子は19個ですが、電子1個を放出してプラスイオンとなるので、K+の電子の数は合計18個となります。

さらに、カルシウムの持っている電子は20個ですが、電子2個を放出してプラスイオンとなるので、電子の数は合計18個となります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

分かった気がして、別の問題を解くと、また間違えてる。
私の頭の悪さは誰にも負けない。ピカイチ。
もうホントだめ。
手のつけようがないです。

しばらくバケ学から離れてみます。
来週あたり、また質問を目に留めていただけたら、どうかよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/07/30 11:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!