一般的には多数決・三権分立・比例代表制が、民主主義の表れだと言われていますが、これらはどういう意味で民主主義だと言えるのですか?
また、これらのように制度に還元できる民主主義もあれば、制度に還元できない民主主義もあります。それぞれの定義と違いを教えて下さい。

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A 回答 (2件)

民主主義とは、社会的な意思決定を一人あるいは少数者で行うのではなく、社会を構成する成員全員で決めていこうとするものです。



現代国家では、成員全員が一堂に会して物事を決定するということが、物理的に無理であり、また、利害関係も複雑で価値観も多様なことから、集団としての意思決定を支配者に委ねるのではなく、討論で決定しようとするならば、代表者に討論と意思決定をしてもらうほかありません。そこで、現代においては間接民主主義という形態をとり、代議制という政治体制をとっているのです。これが、民主主義を支える原理の第一です。

次に多数決原理ですが、集団の意思決定は全員一致でなされるのが最善ですが、現実には意見の相違が存在するのが常なので、そうした意見の対立が最終的に調整できない場合には、多数の意見をその集団の意見とするしかないという、全員一致の次善の策として便宜的に生まれたものが多数決原理です。ただ、この原理がまかり通るためには、(1)徹底した討論と少数意見の尊重、(2)十分な討論が行われた後に多数決で決定されたことは、反対者もそれに従わなければならないこと、(3)集団の同質性というものが前提として必要です。

三権分立についてですが、これは、国家権力が特定の機関や一部の人に集中して、権力の濫用がなされることを防ぐために、国家権力をいくつかの機関に分散させようとする考え方を権力分立といい、この国家権力を特に立法・行政・司法の3つに分けて考えたものを三権分立といいます。社会の構成員全員で意思を決定しようとする民主主義にとっては、権力が一部に集中していると、その一部による意思決定が集団の意思となりかねない危険性を排除するために重要な原理といえるでしょう。

比例代表は、さまざまな小集団のなか(選挙区など)から代表者を選出するに当たり、代議制が前提となっている現代国家にあっては、その母体数に見合った代表者数をありあてがなされなければならないことを意味します。つまり、民主主義の求める「平等」を貫くための原理といえるでしょう。

一番初めに定義づけたように民主主義をとらえれば、制度に還元できるできないという民主主義はありえないような気がします。いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

有り難うございます。大変参考になります。そこでtouchさんを信頼してもう一つうかがいたいのですが、そもそも民主主義の起源って何でしょう?聞いた話では、デモクラシーがどうたらこうたらとか。すいません。もう一度教えていただけませんか?

お礼日時:2001/01/25 23:42

三権分立のみについて言及しますが、


確かに一般には「民主主義の表れ」などと表現されますが、
それは正しくはありません。

実際にモンテスキューの『法の精神』などを読めばわかりますが、
別に三権分立しているということが、民主主義の必要条件であるとは言えません。

君主制を前提として構築された思想です。
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この回答へのお礼

有り難うございます。三権分立が「一般的には」民主主義の表れだけど、作られた意図は別のところにあるという話し、僕も聞いたことあります。参考にさせていただきます。

お礼日時:2001/01/26 21:21

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Q中国をいま民主主義化したら今よりもっと社会が荒れる気がしますがどう思いますか?あんな国土が大きい

中国をいま民主主義化したら今よりもっと社会が荒れる気がしますがどう思いますか?

あんな国土が大きい国を民主主義で上手くいくと思いますか?

ロシアも中国も社会主義、共産主義なので国がまだ統一しているだけで民主主義にしたら民族が分裂して行く気がします。

本当に民主主義化が中国のためになるのでしょうか?

ロシアも民主主義化したらすぐに内戦に突入すると思いますよ。

アメリカは民主主義化、民主主義化って言ってますけど、ロシアも中国も民主主義化に耐えられるか誰も保証出来ないでしょ。

内戦が始まったらその時はどうアメリカや日本は対応してくれますか?

イラクやシリアのように放置しますか?

民主主義化しろー民主主義化しろーと言って日本もアメリカを支援して民主主義化して内戦に突入したら俺はもう知らんぞってどうなんでしょう。

中国を民主主義化しろと言っている人は民主主義化して中国が分裂して内戦が始まったら何をしてくれますか?

反政府のテロリストに物資という名の武器でも送って上げますか?

食料をイラクやシリアに送っている人どれだけいますか?

民主主義化しろって言って内戦起こって何も支援してないんじゃないですか?

それで中国は民主主義化しろっておかしいくないですか?

民主主義化して内戦起こったらどうするつもりかまで考えてくれてますか?

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あんな国土が大きい国を民主主義で上手くいくと思いますか?

ロシアも中国も社会主義、共産主義なので国がまだ統一しているだけで民主主義にしたら民族が分裂して行く気がします。

本当に民主主義化が中国のためになるのでしょうか?

ロシアも民主主義化したらすぐに内戦に突入すると思いますよ。

アメリカは民主主義化、民主主義化って言ってますけど、ロシアも中国も民主主義化に耐えられるか誰も保証出来ない...続きを読む

Aベストアンサー

ロシアそのモノが、旧ソ連が(いわゆる)民主化をした結果、ソ連を構成していた共和国などが分離して残った国家です
それに、今のロシアを共産主義国家というのは無理なんじゃない?

一応自由な選挙も行っているんで、民主化されていないと言うのも難しい
実態として、民族主義的強権主義的な性質は否めないけど・・・・・

当然今の中国が共産党による一党支配を失えば、当然南方や西方地域の民族主義が高まって
国家の分離という方向に進むのはほぼ間違いない
分離した結果どうなるかは別として、民族感情として漢民族支配をそのまま継続することを良しとすることは難しいだろう

なのである日突然急激にと言うのは激変過ぎて混乱も極まるだろうから
当然漸進的にと言うことになる

で、アラブ諸国での民主化を契機とした混乱の元は、法による支配とか司法の独立が存在しないとか、行政の腐敗蔓延とか、そういった部分極端で

国の統治機構が機能しないとか国の統治機構を国民が信頼しないという部分が大きい

今の中国を見ると、司法も党の一機関としてしか機能せず、官僚機構は腐敗にまみれ
国民、市民は統治機構を如何に欺くか、如何に利用するかという観点でしか見ていない

これでは、今共産党支配を終えたとしたら極度な混乱に陥る

かといって今のままでは、共産党支配の正統性が失われて徐々に遠心力が働くことになるだろう

民主化は将来の目標として必要だが、当面の方向性としては何ものによる批判も受けない共産党という立ち位置を修正して
司法の権威や法の支配という最低限のレベルを確保しなければならない

法の支配が機能すれば、官僚機構の腐敗への抑制も働くし共産党の無理無体も抑制される

そうやって徐々に国の統治機構への信任を深めて、同時に教育の充実を図ることで
現代的な”市民”としてのモラールも確立していくことで、実際に民主化した際の混乱を抑えることが見込めると思っている

我が日本を顧みれば、太平洋戦争敗戦時と明治維新期における体制の大転換に際して極端な混乱もなかったことは、教育の充実ということによるものと優秀な官僚機構(腐敗が無い訳でも無いが、限定的であり有効に機能していた)によるものが大きい

今の中国には、教育はあっても偏ったものであるし、官僚機構は売官制度と言っても良いほど能力ではなく金とコネが最優先されるのが現状
これではねぇ・・・・

ロシアそのモノが、旧ソ連が(いわゆる)民主化をした結果、ソ連を構成していた共和国などが分離して残った国家です
それに、今のロシアを共産主義国家というのは無理なんじゃない?

一応自由な選挙も行っているんで、民主化されていないと言うのも難しい
実態として、民族主義的強権主義的な性質は否めないけど・・・・・

当然今の中国が共産党による一党支配を失えば、当然南方や西方地域の民族主義が高まって
国家の分離という方向に進むのはほぼ間違いない
分離した結果どうなるかは別として、民族感情として...続きを読む

Q民主主義と共和主義、社会主義と共産主義の違いは?

●民主主義と共和主義の違い
●社会主義と共産主義の違い
●王制(天皇制)と帝政、の違い
●資本主義が社会共産主義と対かどうか
●民主共和主義と王制帝政が対かどうか
●どの主義が右で、どの主義が左なのか などなど
う~ん、頭が混乱します。資本主義だけ浮いているような気もするし・・・
細かい説明より、相互関係が分かるような説明をしていただけると嬉しいです。誰か教えてください!お願いします!

Aベストアンサー

まずインターネット等で調べたらどうですか?
それでどこが分からないのか、それを訊ねるべきです。
ちょっと安易すぎませんか?

Q社会民主主義と自由民主主義

 民主主義には、
社会民主主義と自由民主主義があるようなのですが、
語感から何となくイメージは湧くものの、
違いを教えてくだされば幸いです。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 基本的に(むしろほとんど)NO.4の方の回答の通りだと思います。以下、もう二十年も昔の大学時代のうろ覚えの知識で補足を少々。

 民主政体(治者と被治者が同一である政治体制)に、二種あります。多数決により全てを決定できる絶対民主制と、多数決によっても奪うことの出来ない個人の権利や国家作用を認める自由民主制です。後者の、法律の限界を規定する規範を憲法と言うので、立憲民主制とも言います。
 なお、法律で奪うことの出来ない個人の権利を認める主義を自由主義と言います。
 形式的に「憲法」が存在しても、その改正手続きが法律と同じ(軟性憲法)ならば、絶対民主制ですね。必然的に立憲民主制の憲法は、改正手続きが法律より厳しくなります(硬性憲法)。共産圏は私有財産制を認めないので、絶対民主制になりやすいのでしたかね(うろ覚え)。日本は、基本的人権の保障・硬性憲法なので立憲民主制すなわち自由民主主義ですね。

 次に、自由を強調して「近代国家は、基本的人権たる自由権を侵してはならない」とすると、「競争に負けて死ぬ自由」というのも保障しなければなりませんね。このような近代国家の最も出発点的な国家間を自由国家観と言います。このときの国家モデルでは、国は徴税・防衛・警察だけしていれば良いと言うことになり(国家は出来るだけ手を出さないと言う意味で消極的国家観とも言います)、「小さな国家」でよいということになります。
 これに対し、自由国家観では競争に負けたものは死を待つのみであり、また競争も形式的平等になり(つまり既得権を持つ奴が有利なので実質的に不公平)、弱者に酷であるとともに、経済活動が却って沈滞してしまう不都合が生じました。
 そこで、自由競争原理にある程度制限を加える(実質的平等)と共に、敗者の生存を確保するため、自由権にある程度の制限を加えて国家が積極的に関与することを認める福祉国家観(積極的国家観)が生じました。社会民主主義とはこの福祉国家間を意味するものと思います。
 日本国憲法は基本的人権として自由権(内心の自由、表現の自由など)の他に、生存権(幸福で文化的な最低限度の生活の保障)を保障するので福祉国家観、つまり社会民主主義の国と言えます。
 もっとも、憲法25条をプログラム規定(つまり載せているだけ)との判例・実務ですので、極めて不完全だと思います。小泉政権では市場主義経済への指向が著しかったので、さらに自由国家観の強い政治体制になってしまいました。
 補足になってませんでしたか?やっぱり

 基本的に(むしろほとんど)NO.4の方の回答の通りだと思います。以下、もう二十年も昔の大学時代のうろ覚えの知識で補足を少々。

 民主政体(治者と被治者が同一である政治体制)に、二種あります。多数決により全てを決定できる絶対民主制と、多数決によっても奪うことの出来ない個人の権利や国家作用を認める自由民主制です。後者の、法律の限界を規定する規範を憲法と言うので、立憲民主制とも言います。
 なお、法律で奪うことの出来ない個人の権利を認める主義を自由主義と言います。
 形式的...続きを読む

Q間接民主主義と議会制民主主義。

最近、学校で習ったことなのですが・・・。
「間接民主主義」と「議会制民主主義」の違いがあまりよくわかりません。

教科書によると(東京書籍「新しい公民」61ページ)
「代表者を選挙で選び、代表者が国会で話し合って決めるというやりかた(間接民主主義)」とあります。

一方で、(68ページ)
「民主政治は、一般に、国民の代表者である議員がつくる議会によって行われます。これを議会制民主主義といいます。」とあります。

先生にも質問してみたのですが、明確は答えは返ってきませんでした。

両方の違いは明確に説明できる人、回答よろしくおねがいします。
まだ中学生なので、専門用語等使わず、わかりやすく説明してくれると、ありがたく思います。

Aベストアンサー

 こう考えましょうよ。議会制民主主義は間接民主主義を具体化した原理の形で、つまり、議会制民主主義は間接民主主義の一つ。イコールですよ。違いはありません。
 間接民主主義の政治形態の国は、一般に議会議員を選挙する議会制民主主義の形ということですよ。

Q民主主義って?

一般的には多数決・三権分立・比例代表制が、民主主義の表れだと言われていますが、これらはどういう意味で民主主義だと言えるのですか?
また、これらのように制度に還元できる民主主義もあれば、制度に還元できない民主主義もあります。それぞれの定義と違いを教えて下さい。

Aベストアンサー

民主主義とは、社会的な意思決定を一人あるいは少数者で行うのではなく、社会を構成する成員全員で決めていこうとするものです。

現代国家では、成員全員が一堂に会して物事を決定するということが、物理的に無理であり、また、利害関係も複雑で価値観も多様なことから、集団としての意思決定を支配者に委ねるのではなく、討論で決定しようとするならば、代表者に討論と意思決定をしてもらうほかありません。そこで、現代においては間接民主主義という形態をとり、代議制という政治体制をとっているのです。これが、民主主義を支える原理の第一です。

次に多数決原理ですが、集団の意思決定は全員一致でなされるのが最善ですが、現実には意見の相違が存在するのが常なので、そうした意見の対立が最終的に調整できない場合には、多数の意見をその集団の意見とするしかないという、全員一致の次善の策として便宜的に生まれたものが多数決原理です。ただ、この原理がまかり通るためには、(1)徹底した討論と少数意見の尊重、(2)十分な討論が行われた後に多数決で決定されたことは、反対者もそれに従わなければならないこと、(3)集団の同質性というものが前提として必要です。

三権分立についてですが、これは、国家権力が特定の機関や一部の人に集中して、権力の濫用がなされることを防ぐために、国家権力をいくつかの機関に分散させようとする考え方を権力分立といい、この国家権力を特に立法・行政・司法の3つに分けて考えたものを三権分立といいます。社会の構成員全員で意思を決定しようとする民主主義にとっては、権力が一部に集中していると、その一部による意思決定が集団の意思となりかねない危険性を排除するために重要な原理といえるでしょう。

比例代表は、さまざまな小集団のなか(選挙区など)から代表者を選出するに当たり、代議制が前提となっている現代国家にあっては、その母体数に見合った代表者数をありあてがなされなければならないことを意味します。つまり、民主主義の求める「平等」を貫くための原理といえるでしょう。

一番初めに定義づけたように民主主義をとらえれば、制度に還元できるできないという民主主義はありえないような気がします。いかがでしょうか?

民主主義とは、社会的な意思決定を一人あるいは少数者で行うのではなく、社会を構成する成員全員で決めていこうとするものです。

現代国家では、成員全員が一堂に会して物事を決定するということが、物理的に無理であり、また、利害関係も複雑で価値観も多様なことから、集団としての意思決定を支配者に委ねるのではなく、討論で決定しようとするならば、代表者に討論と意思決定をしてもらうほかありません。そこで、現代においては間接民主主義という形態をとり、代議制という政治体制をとっているのです。こ...続きを読む

Q社会民主主義と民主社会主義の違いが分からない

ウィキペディアの民主社会主義の項目を見ても、社会民主主義との関係が書かれていますが、社会民主主義との本質的な違いについては触れられていません。
よく分からないので教えてください。

Aベストアンサー

ウィキを見てみましたが、本質的な違いも書かれていますよ。ただし、それを読み取るには啓蒙主義と共産主義を理解している必要があります。

ということで、啓蒙主義
そもそも民主主義は資本主義とセットになっています。資本主義は個人の自由な経済活動を必要としますし、個人の自由な活動には個人の権利保障が重要だからです。
そのため、16世紀頃のヨーロッパでの経済活動の発展に伴って、啓蒙思想(市民は平等で個人の不可侵の権利がある)が発展しました。ようするに貴族がいて庶民がいるような階級社会だと、せっかくがんばって金持ちになっても権力者である貴族が「俺に金をよこさないとお前の財産を没収するぞ」という脅しを入れてくるからです。
そのため、庶民を含めてすべての個人は自由であり平等である、という思想が発展したのです。これが啓蒙主義です。

そしてこの啓蒙主義のおかげで、フランス革命が起き周辺諸国も民主化するようになり経済活動がますます発展するのですが、そうなると資本家(当然元貴族も含みます)はますます儲かり、逆に何も持っていない庶民(以下労働者)はますます搾取される、という具合になります。
これが19世紀初頭までに顕著になってきました。

ここに搭乗するのがマルクスとレーニンです。マルクスは資本論で資本主義の本質を著わし「富める者はますます富み、搾取されるものはさらに苦しくなる」だから政府などによる調整と富の再分配が必要である、と説きました。
これにより労働者に対して資本家側から富を分けてもらう、という発想が生まれます。健康保険や年金、税金による福祉政策などが実際に行う再分配の方法です。でありこの再分配を行う方法が「社会民主主義」と呼ばれるものになります。

ところがレーニンがもっと過激なことを主張します。いわく「資本を持つものと持たない者の差を埋める事は出来ない。だからすべてを全員の共同資本にしよう」です。
ここに共産主義(資本家の否定と全労働者の権利の保障)が生まれるのですが、資本家を無くすためには二百年前におきた王族や貴族などの封建社会の否定=革命と同じことが必要になる、と考えたため、共産革命を目標にする、という事態になりロシアに共産革命が起こり、中国や様々な植民地で共産革命組織(非合法)が生まれることになります。

これも労働者の権利を守るための行動ですから社会主義的な行動であることは事実です。そのため、啓蒙主義(個人の権利の平等)をより強く求め、資本家と労働者の差を少なくする方法は社会主義と呼ばれるようになります。そしてその中に共産主義も含まれるのです。

しかしロシアの急激な変化を見た周辺国は、共産主義に対して警戒感を強めます。そのため穏やかな社会主義的な組織も弾圧を受けるようになりました。そこで社会主義的な組織の中で「共産主義との決別」「共産革命の否定」を宣言して、民主主義の枠組みの中で社会主義を実現する組織が現れます。
これが民主社会主義と呼ばれるものです。

この歴史的な経緯をまとめると、
資本家と労働者の対立を背景にして生まれたのが、富の再分配や市民の幸せを最大限希求する社会主義の流れです。そしてこれは社会民主主義とも言うのですが、共産主義を民主的ではないと考える人々は「社会民主主義」の中に共産主義を入れるのを嫌います。しかし、共産主義的な手法をなるべく穏やかに実行したい人は、修正共産主義という意味合いで「社会民主主義」という場合もあるので、意味が2重になってしまうのです。

「民主社会主義」は明らかに共産革命を否定しており、民主的な方法で社会主義を実践していくことを目的にしているといえます。

ですので社会民主主義は大きな枠組みでその中には共産主義と民主社会主義が入ります。
共産主義と民主社会主義は、資本主義を否定して社会民主主義を実践するか、資本主義を否定しないで社会資本主義を実践するか、という違いになるといえます。

ウィキを見てみましたが、本質的な違いも書かれていますよ。ただし、それを読み取るには啓蒙主義と共産主義を理解している必要があります。

ということで、啓蒙主義
そもそも民主主義は資本主義とセットになっています。資本主義は個人の自由な経済活動を必要としますし、個人の自由な活動には個人の権利保障が重要だからです。
そのため、16世紀頃のヨーロッパでの経済活動の発展に伴って、啓蒙思想(市民は平等で個人の不可侵の権利がある)が発展しました。ようするに貴族がいて庶民がいるような階級社会だ...続きを読む

Qいまの日本は民主主義というより資本主義ではないですか? 民主主義と資本

いまの日本は民主主義というより資本主義ではないですか? 民主主義と資本主義の2つの主義が両立して成り立っているのに、なぜ日本は民主主義を前面に押し出し、資本主義とは言わないのですか?

Aベストアンサー

たしかに民主主義は、資本主義の制約として働いています。しかし、資本主義の制約は民主主義でなくともよいわけで、聡明な独裁者がいろいろな制約のルールを作ってもよいではないかとも考えられませんか。

卑近な例では、進まぬ行財政改革や公務員改革に対して、現行の民主主義のシステムを嫌悪して政治のルールを破ったり無視したりしてでも新しい事態を作っていく首長が一部で人気を集めたりもしています。結果的に聡明であったかどうかは別として、このような国家的実験がいまのロシアで過去に行われたことはよく知られています。トップダウンで物事を解決していく政治システムとなっていました。

人間が行動するためには「正しい」とか「善」であるという意味付けとか、価値の付与が必要です。人を思いどおりに動かすという権力にも正統性が必要ですね。人が警察官の指示に従うのは法律によって警察官に権限が与えられているからです。為政者例えば総理大臣は日本で最も権威のある憲法に則って権力者となっているため官僚はその指揮に従います。法律は憲法に則って国会で決められたから国民はそれに従います。

しかし、何が正しいとか、善であるかは相対的なものであり、容易に判別できるものではありません。あなたの最愛の人が警官に追われてあなたの家に逃げ込んできました。警官が家の戸口に立ちました。最愛の人を守るためいないというのか。うそを付くのは悪いので警官に引き渡すのか。戦場です。人を殺したり傷つけるのは悪いのか。祖国を守るため、また横の仲間を守るため敵を銃撃するのか。

権力の正統性も同様です。その源泉は神であったり、自然法であったり、長く続いていることであったり、人民の総意であったりと権力者は自己の権力が正統であることを説明します。人民がそれを受け入れるか受け入れざるを得ないということであればなんでもよいということになります。

大衆社会になってからはメディア、うわさなどを巧みに使って人民にその気にさせるという作業が行われており、100人がそう言えばそれが事実か真実かとなってしまう状況ですね。ナチスなどが有名です。


そこで民主主義が資本主義の制約とか修正のために登場したというのではなくて、資本主義がもたらした国民の生活の状態、裕福に資産を持つ人や、雇われて仕事をするしか収入がない人、従来からの大地主や貴族などいろんな人があって、これ以上資本主義を徹底したい人や、なにも持たないので従う人、怖さを知らない人、このままでは没落してしまう人などいろいろな経済的立場として存在し、争議や内乱も含め政治的な主張や軋轢を繰り返かえすという状況が生まれたと考えます。

それぞれの国の歴史的背景、対立の勢力分布、対立の根の深さなどいろいろな要素があってなにも持たない人をどう取り込むかという解決の方法が、日本では働くしか収入がない人を政治参加に取り込む方法であったのではないかと考えます。

彼らを取り込む以上彼らの主張の一部を受け入れることとなり、結果資本主義の制約なり修正が生まれました。日本では、こうした修正した資本主義経済が発展したところ、国民が全体的にそれなりに豊かになってきたため本人の経済的立場というものがあまり気にされなくなりました。経済的立場からの発言や団結なども少なくなりました。この事態には宣伝の効果も大きいと思いますが、国民全体の所得が向上したのも事実であると考えられます。


近年の資本主義重視への揺り戻しは、小さい政府や規制緩和の動きとしてみられ、新自由主義的な政策と呼ばれますが、初期にも政府は何もしないほうがよいという考え方はありました。ワーキングプアというような現象を生み出しましたが、個人の責任をより強く吹聴することによって、社会の仕組みの変化により生じたものであるというという事実がぼかされているとも見えます。

働かざるもの食うべからずという言葉は聖書や旧ソビエト連邦の憲法の条文であり、また資本主義では持てるものは別に働く必要もないわけですから、自己責任というのは資本主義由来の言葉とは少し違うのではないかと考えます。

「持てるものが楽をして儲けて何が悪い。儲けやすいように変な規制なんか廃止しろ。わしが儲けた金に何で税金なんか払わせるのか。」そのように言ってはみもふたもありませんので、使い方や制度が悪いという問題を国民全体に啓蒙し小さな政府に誘導する必要があります。

大衆というものは、自分を自宅にプールがあるような人とは比較しないで、となりの人が海外旅行に行ったことをうらやましがるように出来ていますので、うまく不平不満をその人たちの身近に見つけてあげ誘導することが大切です。そうすれば結果的に投票者当人に不利益になることでも受け入れられます。

そこで資本主義は後ろに隠すべき物です。

たしかに民主主義は、資本主義の制約として働いています。しかし、資本主義の制約は民主主義でなくともよいわけで、聡明な独裁者がいろいろな制約のルールを作ってもよいではないかとも考えられませんか。

卑近な例では、進まぬ行財政改革や公務員改革に対して、現行の民主主義のシステムを嫌悪して政治のルールを破ったり無視したりしてでも新しい事態を作っていく首長が一部で人気を集めたりもしています。結果的に聡明であったかどうかは別として、このような国家的実験がいまのロシアで過去に行われたことは...続きを読む

Q「リベラルな民主主義」と「リベラルでない民主主義」の代表例は?

ある書物に「リベラルな民主主義」という言葉が盛んに登場します。多分、「リベラルでない民主主義」国が存在するからではないかと想像します。

「リベラルな民主主義」として定評のある国家といったら、どんな国がありますか。如何なる観点から、そういえるのですか。
「リベラルでない民主主義」として定評のある国家といったら、どんな国がありますか。如何なる観点から、そういえるのですか。

何を指標とするかによって序列が異なるであろうと推測するので、この方面に疎い者(私)を相手にするときの大まかな話でよいものとします。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 現在のロシアや過去のドイツがそうでしょうね。

 ソ連崩壊で、アメリカを超える人口を持って世界政治の一極であった超大国の支配民族の地位をすべり落ち、人口でアメリカの半分の国の主でしかなくなってしまったロシア人は、比較的民主主義的な選挙(多々問題があるようにも聞きます。)で、「強国」を標榜する政治家のプロパガンダに弱く、リベラルな国ではないでしょう。

 また、第一次世界大戦で敗北し、強国ドイツ帝国が崩壊した後のドイツ共和国は、世界恐慌+賠償金支払いでボロボロになり、当時最も民主的な憲法と言われた「ワイマール憲法」の下で行われた民主的国会選挙
でナチスドイツに政権を委ねました。

 一般にリベラルかどうかの判断は相当に主観的ですが、民族主義・軍事力強化・政府の権限強化(=大きな政府)を目指す方向は、リベラルとの距離が遠くなります。

 尚、第二次世界大戦後に生まれた多くの国が「民族国家」なので、国家成立時点において、リベラルを指向したものとは言えません。

Q民主主義の国

現在、民主主義の国のほうが多いと思うのですが、民主主義以外の政治システムはどのような種類がありますか?
また、民主主義ではない国はどこですか?また、それらの国は何主義になるのでしょうか?(独裁主義とか??)

宜しくお願いします。

Aベストアンサー

名実ともに民主主義の国は少ないとおもいます。
見分ける視点としては、
政権の交代が、民主的に平和に行われている。
革命で樹立された政権は、民主主義政権とはいえないとおもいます。
王制、独裁体制による世襲による政権も同様です。
基本的には、法治国家であり、基本的人権、3権分立、政教分離、。。日本は優等生です。(一票の重みをのぞけば)
民主主義の維持のためには、市場経済が不可欠とされ、経済体制が、統制経済の国は民主主義の国とはいえないと思います。
具体例として、朝鮮民主主義人民共和国、イランイスラム共和国、ミャンマー連邦。。
蛇足ですが。。
国連は民主主義の下で運営されているとは言い難い部分も多くあります。
独裁国家の代表、基本的人権が認められているとは言い難い国家の代表が、民主主義の名の下で投票する矛盾。
常任理事国の選び方、選ばれ方。。大体、一票の重みがはきっりしない多数決てあるの。。。
中国は、天安門事件の際、人民解放軍の戦車で自らの非武装の国民を踏みつぶした国家体制を維持したまま常任理事国として存在しています。

Q民主主義と、非民主主義を併せ持つ国を教えてください><

民主主義と、非民主主義を併せ持つ国を教えてください><

Aベストアンサー

>民主主義と、非民主主義を併せ持つ国を教えてください><

いろいろタイプがありますね。

■ 政教分離が行われていない国家

どうなってるかと言うと、法律より宗教上の倫理観が優先されるのです。
宗教裁判所が存在するような政教分離が行われていない国家は全部そうです。

例えばマレーシア
国家の体制としては日本と同様、立憲君主制の議会制民主主義国家です。

昨年、飲酒した女性に対して宗教裁判所が「ムチ打ち刑」の判決を出して問題になりましたが、マレーシアの法律そのものは、飲酒を禁止していません。宗教の自由も保障されています。
しかしながら国家の管轄する『連邦裁判所』とは独立して『宗教裁判所』および『宗教警察』が存在し、自国どころか他国のイスラム教徒にまで「ムチ打ち刑」を課しています。イスラム教に関することは宗教裁判所が優位なため、宗教の自由が保障されていながら改宗もできません。(イスラム法では棄教は死刑)

イスラム教徒が最多数のために、ムスリム以外はこの体勢に不安を感じ、そこにつけ込んだ中国が・・・ってここから先は質問と関係ないので省略します。

■ なんちゃって民主主義の独裁国家

フセイン時代のイラクが代表的ですが、一応は民主主義的選挙を行います。
しかしその選挙は酷い物で、支持する政党の投票箱に票を入れるという方式で、全ての投票所は治安警察の立ち会いの下で行われました。そして、フセインが党首のバース党以外の投票箱に投票した国民は治安警察にチェックされて、行方不明になったり冤罪で刑務所(強制労働所)送りになりました。したがって、選挙の毎にバース党が圧勝してフセインは毎回大統領に選出される仕組みでした。
昔、革命で処刑されたルーマニアのチャウセスク大統領もこれと同じ事をやっていました。

現在のアフリカ諸国にも同様の体制が残っている国が多数あり、その国の資源に目をつけたフランスや中国が・・・ってここから先は質問と関係ないので省略します。

■ 新種の独裁国家

南米のベネズエラは、今までに存在しなかった新手の民主主義を利用した独裁国家です。ベネズエラのチャベス大統領は軍人上がりですが、まっとうな選挙で当選してからからは独裁政権を維持しています。その手法は石油開発を全て国有化(イランと同じ手法)して、石油の輸出であがる利益を全て貧民にばらまくという手法です。
ベネズエラは貧困層が多い国なので、毎回圧倒的な支持で大統領に当選。法律まで改正してずっと自分が大統領に居座れる体制を作り上げました。産油国だからできる技で、日本の民主党がまねをしようと思っても無理です。
当然、産業の発展に必要な資金を貧困層にばらまくだけですから、産業は発展せず国民は働かなくなります。絵に描いたようなポピュリズム政策によって支配者として君臨しています。

まっとうな知識層は不満を抱いており、それの不満を利用して石油を入手しようとする中国が・・・ってここから先は質問と関係ないので省略します。

>民主主義と、非民主主義を併せ持つ国を教えてください><

いろいろタイプがありますね。

■ 政教分離が行われていない国家

どうなってるかと言うと、法律より宗教上の倫理観が優先されるのです。
宗教裁判所が存在するような政教分離が行われていない国家は全部そうです。

例えばマレーシア
国家の体制としては日本と同様、立憲君主制の議会制民主主義国家です。

昨年、飲酒した女性に対して宗教裁判所が「ムチ打ち刑」の判決を出して問題になりましたが、マレーシアの法律そのものは、飲酒を禁止していませ...続きを読む


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