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NaHCO3の液性は…
これは酸性塩ですが、液性は塩基性です!と書いてありました。

炭酸水素ナトリウムは、水酸化ナトリウム(強塩基)と炭酸(弱酸)だから、塩基のほうが強いから塩基性!

っていう風に説明されると、そうか…。と思ってしまうのですが。

NaHCO3って水中でNa+ H+ CO3^2- に電離しますよね…。
H+が発生してるってことは、アレーニウスの定義より「酸性」の気もするのですが…。

A 回答 (2件)

H^+ + CO3^2- ⇔ HCO3^-


H2O + HCO3^- ⇔ OH^- + H2CO3
の平衡は, どちらも右に傾いてます.
だから,
HCO3^- → H^+ + CO3^2- の反応は起きにくく, 一方で H2O+ HCO3^- → OH^- + H2CO3 の反応が起きやすいので結果として OH^- が発生してアルカリ性となります.
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この回答へのお礼

なるほど、アリガトウございました。
てっきり、H^+ Na^+ と CO3^2-だけしかないと思っていましたが…
炭酸水素イオンがありましたね…。そしてそちらへ平衡が傾いていてさらにそれが水と反応してOH^-を生じるといった具合ですか…。

しかし平衡はなぜ右に傾いているのでしょうか?
けどこれは考えないほうがいいのでしょうか…。なぜ酢酸は電離度が小さいのか?!なども同様に、そういう性質なんだ… と暗記するしかないですよね。

お礼日時:2007/08/16 02:18

>しかし平衡はなぜ右に傾いているのでしょうか?


調べてみたらそう言う物質だったとしか言いようがないんですね。
まあ、弱酸だからH+と陰イオンに別れているより一緒にいてる方がよい、程度の理解で十分だと思います。

また、ついでながら、NaHCO3の水中での電離は、ほぼ
NaHCO3 → Na^+ + HCO3^-
であり、H+はそもそもほとんど出てきません。
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この回答へのお礼

なるほどアリガトウございます。

お礼日時:2007/08/21 05:38

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