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私の旦那が下垂体腺腫プロラクチン産生腫瘍と診断されました。いろいろ調べたのですが、この病気は女性に多いらしく、男性の話を聞くことができません。

腫瘍の大きさは9ミリで、先生が思っていたより小さいものだったそうです。
内分泌科の先生は、薬で治療をすると言うことでした。
薬のメリットはわかるのですが、私にはデメリットのほうが多いような気がしてなりません。
薬の副作用・止めてからの再発・一生飲み続けなければいけない・いざ手術となった場合に腫瘍が硬くなってしまい、完全に腫瘍が取りきれないなど・・・。

内科医的には薬での治療、脳外科医的には手術、と意見が医者の中でも分かれていると言う話を聞いたことがあります。
一体どのような治療を選択するのが一番良いのか、わからなくなってきました。

旦那も年をとってから会社を休んでクビになるより、今のうちに手術をしたほうが良いのではないか、と考えているようです。

専門家の方、この病気で薬を飲んで治療している男性、手術を受けた男性のいろいろな意見を聞いてみたいのです。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (8件)

脳神経外科が御専門のinogeさん、nobu1さんと、経験者であるturubaraさんの御回答が有りますが、内科の方からのコメントを少し。



>性欲の減退です。
>そこでは血液検査を2回した結果、もしかしたら腫瘍があるかもしれないので、大きい病院へということで紹介されました。

まず、最初に受診をした泌尿器科の医師に対して敬意を表したいと思います。男性で腫瘍が大きくなっての圧迫症状でなく、性欲の低下が主症状でこれほど短期間に診断まで至った事は大したものだと思います。一般内科に行けば多分かなり診断到達まで時間がかかったと考えます。さすが泌尿器科医。

さてプロラクチノーマですが、腫瘍の大きさは9ミリであれば、マイクロアデノーマ(ミクロ腺腫)となります。この場合、現在保険の認められている内科的薬物療法によって80~90%の患者さんで血清プロラクチンの正常化をし、50%以上の腫瘍の縮小効果も約4割の患者さんで報告されています。主に女性ですが、腫瘍が消失した症例もあります。効果が少ない症例では保険では認められていないのですが、他の効果的な薬剤もあります。薬物療法の欠点は、服薬を中止すると腫瘍の増大は少ないものの血清プロラクチン再上昇が認められます。中止する場合には時間をかけて少しずつ薬を減らしていきます。

一方ハーディ法による手術では、70~80%の治癒率が見込まれます。但し、術後の再発はマイクロアデノーマで17~18%位報告をされています。
プロラクチノーマの原因は不明ですが、下垂体での異常でなく、視床下部からのホルモンの異常が原因であるとゆう仮説があります。この場合、手術をしても腫瘍発生の原因がさらに上位にあれば、手術による腫瘍の取り残し以外にも再発をしてしまう可能性が出てきます。

マイクロアデノーマは自然経過でもほとんどが小さいままで経過をして、腫瘍が1cm以上になるマクロアデノーマに移行する症例は10%以下といわれています。マイクロアデノーマとマクロアデノーマの原因は別のものであるとの考えがあるくらいです。

手術の適応は、腫瘍の急速な増大によって神経症状が出現する場合や薬物療法に抵抗性があったり、副作用が強くて服用ができない場合は選択されますが、一般的にはマイクロアデノーマの場合では薬物療法で治療を行う事が多いですね。

この回答への補足

この場を借りてもうひとつ質問しても
良いでしょうか?

本当は今日病院へ行こうと思ったのですが、
まだ決心がつかず、来週に延ばしてしまいました。
内分泌科だけで診断してもらって良いのかなぁと
いう疑問がわいてきました。
脳外科でも診てもらったほうが良いのかと・・・。
大学病院なので可能なのでしょうが、
また悩みが増えてしまいました。

補足日時:2002/08/08 23:47
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この回答へのお礼

わかりやすい説明をありがとうございます。
泌尿器科の先生には本当に感謝です!
私も腎結石でお世話になっている病院なので、他の人にもおすすめできる病院だなぁと思いました。

hubbleさんの説明で、まずは薬が良いのかなぁと考えているところです。
薬で腫瘍がなくなってくれると一番良いのですが・・・。
頭に爆弾を抱えているような感じです、ホント。腫瘍が大きくならない事を願っています。

お礼日時:2002/08/04 13:07

すみませんでした!長すぎて切れてしまいました。



http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m& …

>薬が体に合わない場合は、いよいよすぐに手術となるのでしょうか?

これも、患者の判断に委ねられると思います。薬の副作用でよく聞くのは、
めまい、吐き気、倦怠感等で、それも仕事に支障の無い程度の方もいれば、仕事どころじゃないくらい、酷い方もおられます。全くなんともない方もいらっしゃいます。また、薬も数種あり、副作用は少ないけど、プロラクチンの下がりがいまいち。とか、キツイけど、数値を押さえる力は抜群!とか、相性に個人差があるようです。ですので、それはやはり飲んでみないと解らないでしょうし、主治医と相談しながら・・・ということになると思います。(薬を飲んだらすぐに、腫瘍が繊維化する訳ではないそうです)

幸い、この病は良性の腫瘍で、すぐさまどうこうなるものではないので、焦ってすぐに手術!という事でなくても大丈夫かと思います。
ただ、私自身は、病気がわかった以上、結論を出さずに生活する事にとても苦痛を覚え、良い医師に辿り着いたこともあり、「えいっ!」と手術をしてしまったのですが・・・(^_^;)
何事も「絶対」が無い以上、迷い、一番良い方法は?と常に考え続けてしまい、精神的に参ってしまいそうでした。健康だけが取柄だと思っておりましたので、
「何故自分だけ??」と、一時は落ち込みましたが、知人の医師に
「人間が一生健康でいることは無理。あなたの場合、克服できる病気で、克服できる年齢に発見出来たという事にも、感謝しないといけないよ」
と言われ、救われました。

お陰さまで、今私は元気にやっています。(ご心配いただきありがとうございます)同じ下垂体の患者さんも皆さん元気に働いて居られます!
なんだか、自分の事の様な気持ちになってしまい、長々とすみませんでした。
もし、ご気分を害されたらごめんなさい。腫瘍なんかに負けないでお互い頑張りましょう!(^.^)
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この回答へのお礼

リンクありがとうございます。
何度も申し訳ありません。

今週の木曜日病院で診察予定です。
先生にはゆっくり考えるようにと言われましたが、
少しでも自分たちの考えをまとめておきたいです。

お礼日時:2002/08/04 21:55

ご心配ですね。


私は昨年下垂体腫瘍で手術を受けた者です。女性ですが、手術経験者としてお話させて頂きたいと思います。

薬を飲んで、後々手術になったときの腫瘍の繊維化がご心配のようですね。
ただ、「手術をして摘出したら、術後薬を飲まなくてもいい」訳ではないということを、まずお伝えしたいです。

手術をして、その後薬を飲まなくても済むのであれば良いのですが、
「手術後も、薬を飲み続ける。」という場合もあります。手術をして100%プロラクチン値が正常値になるとは限らないからです。(私自身は、非産生腫瘍でしたが、プロラクチン産生腫瘍の人たちの話を聞くと、術後も薬と縁が切れない方がいらっしゃるので)

確かに、薬と一生縁が切れないのは辛いですし、副作用(めまい、吐き気など)も聞きますが、全くない方もいらっしゃいます。手術にしても、脳外科手術の中では低侵襲ですが、全身麻酔ですし、100%安全、完治が約束されたものではありません。(逆に、手術により正常下垂体が傷つき、他のホルモンが不足することもあります)勿論手術で完治し、病院と縁が切れる事もあります。どうせ手術するなら、若いうちに!とおっしゃるのも解ります。

何事も確実!はないのですが、上記のようなリスクを考えた場合、私個人としては
薬が効くならば、薬による治療をお勧めいたします。

*ご参考までに、手術は鼻からのハーディ法(上唇裏を切る。日本医科大が有名)や、切らずに鼻からの手術(東京女子医大が有名)があります。(小さい腫瘍なので、開頭はないと思います)ガンマナイフ(これも女子医大が有名)は、手術自体に痛みはないそうですが、フレーム装着が痛いそうです。(経験者3人知っていますが、皆そう言っていました)2~3日の入院で済みますが、効果が出るまで半年以上かかるようです。

私も、経過観察か、手術か、ガンマナイフか?と悩み、全ての説明を聞いた後最終的には主治医に
「では、今までのご経験から先生はどうされるのが一番良いと思われますか?」
と尋ねました。それで、手術を決心しました。

勿論、自分の身体の事ですから、自分が選択する事なのですが、所詮患者なのです。全てを聞き、どんなに勉強したところで、私の状態及び、数々の症例を知っている主治医のの判断を超える発想は無理だと思ったのです。(勿論主治医を信頼していたので)

どうか、大変かと思いますがご主人のよき支えとなって差し上げて下さい。
SwitzerlandEmmyさまも、暑さ厳しき折、ご自愛下さい。
少しでも、ご参考になれば・・・。
下記URLは、下垂体腫瘍の掲示板です。手術した方、薬のみの方、沢山いらっしゃいますよ!

長々とすみませんでした。

参考URL:http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m& …
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この回答へのお礼

turubaraさん、いろいろとアドバイスありがとうございます。術後の経過はいかがでしょうか?
薬の副作用が心配なのですが、先生も全くない人もいる、と言っていました。
薬が体に合わない場合は、いよいよすぐに手術となるのでしょうか?
何事も100%はありえないのはわかってはいるのですが、より確実なものをと考え、悩んでいる所です。

参考のURLにアクセスできないようなので、もう一度リンクを貼っていただけないでしょうか?
経験者のturubaraさんの話を聞けたこと、とても感謝しています。お体に気をつけて・・・。

お礼日時:2002/08/04 12:51

正直なところ9mmでよく発見されたと思います。

視野欠損もなかったと思いますが。無症状で発見されたのでしょうか。
手術をするか薬で治療するかはずっと議論されていますが最近では薬物治療が原則であるという方向です。(小さいものならば)
手術自体も最近ではさらに侵襲が少ない方法も開発されています。薬剤を使用すると硬くなってとりにくくなるのは事実ですが経験豊富な脳神経外科医なら特に難しいものではありません。
現在の考え方としては薬物療法が第一選択です。
ガンマナイフ等による放射線療法は髪の毛が抜けるような副作用はありません。まだ長期成績が十分でているとはいえませんので最初から選択はできません。

この回答への補足

最初は泌尿器科にかかりました。
なぜなら・・・性欲の減退です。
そこでは血液検査を2回した結果、もしかしたら腫瘍があるかもしれないので、大きい病院へということで紹介されました。(内分泌科)
プロラクチンのみが250という数値になったそうです。
他は何も異常は見られませんでした。
ただ、頭痛は常にあるそうです。

補足日時:2002/08/03 22:05
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ガンマナイフの放射線治療は髪の毛が抜けるような副作用がない、ということでホッしました。
手術の方法はやはり病院によって違うのでしょうか?

お礼日時:2002/08/03 22:05

ブロモクリプチンやパーロデルの内服で腫瘍の線維化が生じて


固くとりにくくなるというのはそのとおりです。
普通は薬剤治療を先にします。
年齢・症状などがわかりませんが,薬が嫌いなのなら
患者本人の希望があればHardy手術をするのもよいかと思います。
侵襲の少ない手術なので積極的に行うのも悪くないと思います。
関東なら日本医大がおすすめです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
手術での取り残しがあった場合、ガンマナイフでの治療になるそうなのですが、これって放射線治療ですよね?
本人、髪の毛がぬける・・・。と心配しています。

年齢は28歳、頭痛が常にあるそうです。それと、性欲の減退・・・。結構私としてはつらいものがあります。

日本医大有名ですよね。東北でおすすめの病院ってありますか?専門家の方からの回答、心強いです。

お礼日時:2002/08/03 09:38

ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLが参考になりますでしょうか?


「下垂体腺腫」

ご参考まで。

参考URL:http://wwwinfo.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/0 …
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2002/08/03 09:39

下垂体線種は良性の腫瘍ですよね。


確かに薬を使う治療と手術とで意見が分かれるようですね。
腫瘍の大きさがそれほど大きくないようですので、薬による治療で
私はいいと思います。
薬も一生のみ続けなければならないことも無いはずです。

手術をする場合は鼻の奥から腫瘍の部分を切開して、腫瘍をすべて摘出
することになると思います。
手術後も良好であれば長い期間入院する必要もないかと思います。
私は専門家ではありませんが、薬による治療が可能である場合は、
薬のほうがいいと思います。
手術は最終手段くらいに考えたほうがいいかもしれません。

いづれにしても、担当医と十分相談されることをお勧めします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに良性の腫瘍なのですが、できるだけ確実に早く直していきたいと思っています。
最終手段の手術の場合に、薬を飲んでいたために腫瘍が硬くなってしまい取り残しができてしまうのが怖いのです。
もっと良く考えてみたいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/08/02 14:28

病院で話をよく聞いた方がいいと思います。


男性でもなるみたいですね。

参考URL:http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/01020 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
内分泌科の先生とは話をして、それぞれのメリット・デメリットは説明されました。
最終的に決めるのは本人だからと言われ、よく考えて薬にするか手術をするか決めるようにいわれました。
どちらか決心がついてから、病院に来るようにとのことでした。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/08/02 14:21

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