プロが教えるわが家の防犯対策術!

ヒョードルvs永田裕志の試合を動画で見ましたが、なぜこんなに実力差のある2人の対戦が組まれたのですか?誰かが欠場したりして急に決まったカードですか?当時の状況などを教えて下さい。

ヒョードルvs永田裕志の試合は検索で女子格闘家アリサ☆外伝というサイトを探して見ました。

A 回答 (2件)

この試合が行われたのはイノキボンバイエ2003という、03年の大晦日のイベントです。

前年、前々年に大晦日の格闘技イベントが好評だったため、この年はプライド、K-1、イノキと3つもの格闘技イベントが同日に行われ、紅白歌合戦の裏で中継される(プライド=フジ、K-1=TBS、イノキ=日テレ)異常事態になりました。で、選手の引き抜きや二重契約などが頻発。そもそも手駒があるプライド、K-1は自前選手とサプライズゲストで何とか乗り切りましたが、個人プロデュースのイノキ~は、選手集めに大苦戦。当初出場とされたミルコ・クロコップは怪我ということで中止、藤田和之の相手だったプロボクサーは来日せずドタキャン。ヒョードルも、プライド(当時DSE)と二重契約であることが発覚し、前日まで本当に出れるのかは不明とも言われていました。他の選手集めも困難を極め、窮余の策として猪木の顔が利く新日本プロレスから選手を借り出すことになったのです。で、噂では、永田の出場が決まったのが3日前、対戦相手は前日(実際にカード発表は30日)という話だったとか。アマレス経験があって、一応道場では総合に近い動きの練習もしてたのが理由らしいですが、総合の暫定王者との試合は、そもそも無理な話です。

で、このイベントは、視聴率で紅白含めた裏番組に惨敗、日テレは放送権料を減額、しかも、裏の世界の御方が選手契約も含めてかなり動いてらしたようで、後日、プロデューサーの逃亡騒動や、ヒョードル強硬出場に絡む恐喝などでその筋の方の逮捕者まで出ています。また、その余波で、永田のギャラ(1000万とも2000万とも)は未払いのままだとか。
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下記URLを見ていただければわかりますが、イノキボンバイエというイベント自体、


問題だらけのイベントです。永田の試合が決定したのは、試合当日の間際です。
当然準備不足で、あんな結果になりました。
準備さえできていれば、勝てていたとは言いませんが、もう少しマシな試合にはなっていたでしょう。
それに永田から言わせれば、1月4日に東京ドームでプロレス(新日本プロレスの、一番大きなイベント)
がありますから、へんに意地をはって反撃したりも出来なかったんです。
怪我をしてしまう可能性がありましたから。
ですからあの試合は、永田は、「勝つこと」よりも、「プロレス(本業)が出来なくなる
といけないから、怪我さえしなければいい」という気持ちでリングに上がっていたのでしょう。
結果あんな試合になってしまい、世間に「プロレスラーは弱い」という印象を植え付けてしまい、
「プロレス人気がなくなったのはあの試合、永田のせい」と言われるまでになってしまいました。

「会社の命令には従わなければいけない」という、「サラリーマンプロレスラー」の悲劇です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/INOKI_BOM-BA-YE
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