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右翼というと改憲派、左翼というと護憲派ということですが、
ということは憲法9条がこの先改正されたら、
今の左翼の人は改憲後、右翼になり
今の右翼の人は護憲後、左翼になるということなのでしょうか?

ところで右翼というと保守ということですが、
だとするなら今の憲法9条を保守したいのは左翼の人ですから
論理的に考えると、今の左翼の人は保守、つまり右翼だと思うのですが。

また、左翼というと共産主義者、右翼というと保守です。
ということは論理的に考えて、中国人の共産主義者は
左翼かつ右翼
ということになると思うのですが。
何故なら共産主義(左翼)を保守(右翼)したいのですから。
右かつ左というのは論理的にはありえません。
「一本の「線」の左端かつ右端」というのは要するに「点」のことになるからです。

論理的に考えてさっぱり意味がわかりません。よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

歴史的経緯はよく分からないので、一般人の見方として聞いてください。


街頭で日本の国旗掲げて演説している人たちに似た思想を持った人もしくは団体が右翼。右翼が敵対視している思想を持っている人もしくは団体が左翼。みたいな感覚です。異論はあるかと思いますが、左翼右翼の分類自体が恐ろしく無駄な議論だと思いますので、あまり気にしないようにしています。
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右翼、左翼って悪口に使う言葉、


右翼とは黒塗りの車で騒音を撒き散らす暴力団
左翼は共産革命を語たり無差別殺戮を繰り返すテロリスト

一般には右は民族主義的、国粋主義的、軍国主義的な傾向、
左は共産主義的、社会主義的、反政府的な傾向を指す
どちらも全体主義的なことに違いはないが。
さらに軽く言う場合は右は、保守的、資本主義的な様子、左は反政府的、平和主義的な様子を指すが、曖昧で区分けはできない。
資本主義、自由主義でもう体勢は決まっているので、左右で分けるのは難しくなってきている。自分の立っている場所から右左を決めるしかなく主観的な用語となっている。
保守派の中で、ハト派・タカ派、親米・親中などで分けないといけない。
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右翼、左翼というのは、No.3の方がおっしゃるように、フランス革命当時に


語源をもつ言葉です。資本主義社会において、社会主義、共産主義の側を左翼、
民族主義、保守主義の立場を右翼と呼びました。

左翼=護憲派、右翼=改憲派ということではありません。
左翼の護憲派は「現在の憲法をとりあえず変えたくない」ということです。
将来、自分たちが政権をとった場合には、「もっとよい」憲法に変えると思います。
同じ事が軍隊にもいえます。左翼は、自衛隊には反対しますが、共産圏の軍隊に反対している
わけではありません。

また、そもそも資本主義国における分け方ですので、右翼=保守でもありません。
共産主義国では左翼=保守です。右翼=民族主義と考えたほうが正確だと思います。
共産主義国では、保守派、改革派という分け方が多いかと思います。
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 正直、学者や評論家たちも、右翼左翼といっていますが、その定義は異なっていることがあります。

それは海外の右翼左翼には違いがあり、分かりにくい概念で、何らかのまともな論文においては、その分析の中心的な分析道具としてはとうてい使えないものです。

 紋きり型でいえば、右翼と左翼は資本主義(いまはネオリベラリズムを指すことが多い)と社会主義、保守と革新ということになります。あるいはタカ派とハト派。

 日本に限定していえば、右翼は軍国主義にルーツをもちます。ですから、戦争・軍事化肯定、改憲派となりますね。左翼は戦争反対・平和路線、護憲派です。しかし、日本の左翼はかなり複雑な環境を通っており、
1党中心型の「革命」を追求する旧左翼の共産党路線
2大衆中心型の「革命」を追求する新左翼運動の路線
3市民型の「革命」目的をやめ、社会変革を追求する市民運動路線

 が少なくともあります。

 結果的にいえば、日本では1と2はほぼ完全に失墜しました。3だけがかたちをかえて残っており、今の日本左翼の中核はここにリソースがあります。

 右翼・左翼という言葉がおかしくなるのは、極左と極右がほとんど変わらないのではないかということに基づきます。ビジョンは違うのですが、やることはある意味で同じ、暴力主義・殺人主義の行動という歴史をもちます。ですから、結局日本では軍国主義と、新左翼運動の暴力・殺人主義によって、極右も極左も人々の信頼を失い終わったのです。

 保守という意味は、既存の状態を守るという定義だけでは説明できません。日本の保守とはアメリカ-自民党路線のことであり、平和運動を展開する左翼運動の弾圧に荷担した人たちのことでした。アメリカとの協調路線が60年安保(安保闘争)であり、戦争アレルギーの日本人の反感を買いました。

 日本は右翼国家のようですが、実は強力な左翼国家です。  

 ですから、既存の状態を堅持するから、右翼になるのではありません。ある歴史的背景を中心に基準があります。日本にかぎれば、戦後の保守革新の対立軸を念頭においている人がほとんどです。つまり、自民党-アメリカ路線か、それを徹底的に止めようとする左翼運動-平和路線(実際は革命路線)です。

 ですから、左翼は当然、世界的にいえばマルクス主義の思想のことです。伝統的マルクス主義の思想は資本主義国家を崩壊させ、プロレタリアート(労働者)を資本の搾取から解放し、社会主義を成立させること。最終は国家権力がない共産主義へ。ですから、その革命が大きなビジョンになります。

 現代マルクス主義の流れは、おもにエコロジー思想などに流れ、あらゆるかたちで表面化しています。

 いまの日本の右翼自民党は左翼化しており、このエコロジー的な発想などを一部取り入れざるをえませんでした。ご存じ、70年代の公害問題が大きな要因です。軍事的な側面でも、左翼を抑制するために毎年、必ず終戦記念日には必ずヒロシマに行きます。つまり立ち位置ははっきりいって、フラフラしています。「美しい国」思想は右翼の曖昧な立場を示す典型です。
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フランス革命の時代の議会において議長の右に座っていた議員たちを右翼、左に座っていた議員たちを左翼といいました。

当時は左翼の議員は改革的で、右翼の人たちは保守的でした。これが右翼と左翼の語源です。

フランス革命の時代に共産主義はありませんでしたし、ましてや憲法九条の改正などという議論はありませんでした。何が改革的で何が保守的かは時代によって変わります。国によっても変わるでしょう。

その時代、その国で、現状を改革しようとするのが左翼、現状を維持しようとするのが右翼と言う考えで良いのではないでしょうか。
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うーん説明が難しいのですが本来右翼左翼というのは「その国のその時点での政治主体に対して」判断するものなのです。


現状の政治体制を維持したいのが右翼。
政治体制を改革してしたいのが左翼。
たとえば民主主義の国があるとして、そのまま民主主義を維持したい人が保守派が右翼、共産主義に変更したい等の改革派が左翼、という具合に。
そういう意味で中国は現在共産勢力が主体となっていますので上記とは逆になり、共産主義が右翼、民主主義派は左翼となります。
ただしこれはあくまで「現在の中国国内での話」です。
つまり右翼左翼は世界的にみて共通認識ではないということです。
その国の事情に「比較して」考えることが重要です。


で、問題がややこしいのは日本の場合ちょっと意味が違うんです。
本来保守派が右翼といいましたが、日本ではこれが「戦前戦中の天皇中心の国家体制」を信仰するものと、本来の意味とは違った捕らえ方をされています。
左翼も改革派の中でも「特に共産主義のみをさす」ととられています。
つまり、日本では本来の意味からかけ離れているんです。
(本来の現状維持って意味の保守派は「中道」と呼んで区別されています)。
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>右翼というと改憲派、左翼というと護憲派ということですが、


 
 現状がたまたまそうだというだけです。

 もともと、議長から見て右側にいる人々が右翼
 左側にいる人が左翼です。

 従って、憲法が改正されたからどうのこうのという問題ではありません。

 多分議会は、多数側から右側から占めて行くので、共産党系が最大会派になったときの方が、名称の問題が多いかと思います。

 きっと、議会の座席とは離れて、現在の名称が維持されるのでしょう。
 そういえば、フランスは社会党が政権基盤のはずですから、フランスの極右勢力はもう、もとの意味を離れているのでしょうね。
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