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本の装丁に興味があるという方、また本の装丁に惹かれて本を買ったことがあるという方、是非本の装丁の持つ魅力について何でもよいので教えてください。自分にとって本の装丁とはどういうモノなのか、装丁はどのような役割を果たしていると思うか、などなど・・・装丁に関して思っていること、何でも結構です。よろしくお願いします!

A 回答 (6件)

 装丁の魅力に取り付かれて、ベルギーまで装丁の勉強に出かけた人のエッセイ?が出版されています。

栃折久美子さんの「製本工房から」「装丁ノート」などです。
 もうご存知かもしれませんが、装丁芸術に関するHPを記します。

参考URL:http://www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/soutei/ …
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#4のnie02030です。

前レスが日頃の鬱憤により、御質問から逸脱気味になってしまいました。失礼しましたm(_ _)m。
仕切り直しさせてくださいまし。


装丁とは、大事な作品の演出の一部、だと思っています。

このことは例えば、教科書に掲載されている作品を、
教科書の状態

最初に出版された状態
とで比べて見れば、よく分かっていただけるだろうと思われます。

小学校で習う「スーホの白い馬」や「もちもちの木」は、絵本形式のほうが断然カッコイイ!です!
「スーホ…」の横長変型本や「もちもち…」の大型本から生まれる独特の雰囲気は、教科書の現在の装丁では表現不可能です。
文部省もココロの教育などと言うなら、名作は最良状態の演出状態で授業に使(以下自粛)

あ、装丁に惹かれて本買っちゃったこともあります。
漫画ですけど「杉浦茂マンガ館 」(筑摩書房)とか。
杉浦先生のクレイジーポップな絵柄に、蛍光ピンクの効いた印刷が似合ってあまりにカッコ良かったもので。

装丁者で選ぶなら、南伸坊さんのものが好きです。
近頃「装丁/南伸坊」(フレーベル館)という本が出たのですが、仕事中に「あ、これ好みだ。面白いなぁ」と思った本の多くが、彼の手による装丁として紹介されていて、驚いているところです。
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仕事で書籍を扱っています(本屋さんというより倉庫管理みたいな仕事です)。


日々大量の本の外側=装丁を眺めて思うことは、
「やっぱり外側って大事だなー」
です(^^)。

例えば、児童書の装丁は往々に“子供は勉強さえすればいいんじゃコラ!”的なノリで装丁されていまして、普通の児童小説なのに装丁は参考書みたい、なんてのが結構存在します。
中身は折角面白そうなのに、装丁で“勉強臭いぞオーラ”がバシバシ出ていて、子供は敬遠される作りになっているのを見ると、凄く損してるなぁって思います。

そういう装丁は、実は親にウケがいいので(漫画と違って児童書は親が子供に買い与えることが多いのです)出版社は商売上そういう装丁にするのですが、子供にはいい迷惑ですね。

中身が楽しい本は、素直に楽しく見える装丁であれかし。


…んでさらにそーゆう本の横に、親世代に懐かしい復刻児童書が、やったら凝ったカッチョイイ装丁で並んでいると、
「アンタら自分の楽しみにゃ、ここまで手間と金をかけるんかあああ!!」
と叫びたくなったり… … …。
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回答でもなし、アドバイスでもなし、極私的な体験で申し訳ないのですが……。



いまだかつて装丁のみに惹かれて本を買ったということはありません。

ただし奢覇都館や今は亡きペヨトル工房などある美学、芸術的主張を持った出版社の書籍はその内容とともに装丁にも気を使っており、それらの作品を愛する私はその内容を楽しむばかりでなく、書物それ自体もまた一つの芸術、美術として楽しんでいます。

もっとも書物とは単なる情報の一種でしかない、と考える人も少なからず存在するわけで、そういう方にとって見ればネットで配信されるものも文庫本も単行本もみな一緒でしょう。
まあ100円ショップで売っている茶碗で食べるか、有馬焼きの茶碗で食べるか、はたまた古伊万里で食べるか、といったところでしょうか。

余談ですが、よく外国映画などで書棚に同じ装丁の本がずらりと並んでいるのが写っていたりしますね? 実際、向こうの資産家などは買った本を装丁し直して、蔵書を自分専用の装丁で揃えるそうです。で、ヨーロッパの貴族が亡くなり、その蔵書がオークションに掛かり、私の知人が競り落としたのですが、その後不要となり、神保町の古書店に売ろうとしたところ、「この手の本はテレビや映画の小道具か、飲食店のインテリアにしか使えないから」という理由で、内容に関わらず、十把一絡げで買い叩かれたそうです。

ああ、ホントにお役に立てませんで。

いちおう下に奢覇都館のアドレスを出しておきますので、御覧になってくださいませ。

参考URL:http://www.h3.dion.ne.jp/~sabato/index.htm
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本の装丁に惹かれて買うというのは、CDで言えばジャケ買いと同じですね。


しかし、外見に力を入れていても中身が面白い、というわけではないので
私はあまり本では装丁買いはしません。
しかし、平積みになっている本は、装丁がよければ手にとってみることもあるので
読むきっかけにはなっています。

本の情報誌「ダ・ヴィンチ」という雑誌に、
毎月装丁を賞する企画があったと思います。
今はあるのかよくわからないのですが・・。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます!
新聞記事で、凝った装丁は書店で平積みにされやすいということが書かれてありました。平積みのもので装丁がよければ手に取ることもある、ということは、やはり平積み効果というのはあるんですね。
雑誌の情報もありがとうございました!バックナンバーを見てみます!

お礼日時:2002/08/07 16:48

人間に喩えれば本の内容が性格や心、


装丁は外見といったところでしょうか。
書店に並んでいる本なら、まず装丁
(外見)に目がとまり本文を読むにつれ
その内容(心)が理解できる。という
ことが言えるかも知れません。
ただ、本当に内容のある本なら装丁が
立派でなくても売れますよね。
やはり人間と同じなのでしょうか。
変な回答でスミマセン…。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます!
mabdaiさんのおっしゃる通り、本の内容と装丁の関係ってとても難しいものだと思います。でもその関係みたいなものは何だろうと疑問に思ったのです。

お礼日時:2002/08/07 16:41

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