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素朴な疑問です。

正の対義語は、誤。
負の対義語は、勝。

なのに、正の数、負の数。これは対義語になっていないように思うのですが、なぜ「正」や「負」と呼ばれるのですか?

英語では、Positive and negative numbersと対義語になっています。

A 回答 (4件)

「正」と「負」の漢字の意味について補足します。



「正」は、「一」+「止」です。

ここでの「一」は「国」(城の意味)の省略形とのことです。
また「止」は「足」の省略形で、進軍するという意味です。

つまり、「国に向かって進軍する」→相手を力で征服して、自分たちの思うように「ただす」という意味がもとの意味だそうです。

「征」と同じ意味ですが、こちらは「正」が「まちがいない」の意味で使われるようになってから、もとの意味を強調する字として後からつくられたようです。

「負」は「人」+「貝」です。

「貝」は財産の意味で、人が財産を背負うことです。
しかし、転じて、重たい物・やっかいな物を背負う意味になり、敵に背中を見せて逃げる=敗北する意味にも使われるようになりました。

中国で「正」がプラスの意味で使われたのは、征服者がプラスの価値を決めるという世界観であり、「負」がマイナスの意味になったのは、荷物持ちが目下の者の仕事であるという文化から来ているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

とても論理的な説明に納得です。
感謝いたします。

お礼日時:2007/10/18 09:16

正負はPositiveやnegativeの訳語ではありません。



正負の数の概念は、中国では紀元前からありました。
中国の古代の算術書「九章算術」の「方程」に正負術についての記述があります。「正」「負」についての記述で、現在までのところ、この、「九章算術」が最古です。

>なぜ「正」や「負」と呼ばれるのですか?

それは、不明です。想像に任せるしかありませんね。質問者さんは、なぜだと思いますか。質問者さんが想像したことを、「正解」としておきましょう。
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「正」は「まさに」、表に現れるもの、本当のもの。

実際に昔から使われているもの。
「負」は「負わされる」、「負債」「負担」などネガティブなことから使われたものか?
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>正の対義語は、誤。

  負の対義語は、勝。

これって 数の話ですか?
「正しい」:「誤り」
「勝ち」:「負け」 なら判りますけど…

某サイトでは(個人のページだったのでリンクしません)
正(プラス)の数の対義語が負(マイナス)の数だと書いてありましたけど…
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