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学識のある方、教えて下さい。解熱剤は
「熱が38.5℃を超えた場合、もしくは本人が辛そうな場合に、熱が上がりきった」
タイミングで与える(服用する)のがベストと認識しております。また、
ウィルスは基本的に、体温の上昇によってのみ(最近ではタミフル等も処方されますが)死滅すると解釈しております。
・・・ここまでは大方、間違ってないでしょうか? (^_^;) では、

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発熱=滅菌であるのなら、病気を引き起こす細菌やウィルスは、平均
体温が38度の場合、何時間かかれば死滅するのでしょうか?
(体温計の測定温度と体内の温度が違う場合は、その差も教えて下さい)

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質問の趣旨は
ご回答にそって短絡的に、その時間(滅菌完了)を見計らって解熱剤を与える/服用したい、
というものではありません。
「体温程度で、滅菌に要する時間」をご存知の方、一般論として教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (4件)

>ウィルスは基本的に、体温の上昇によってのみ死滅すると解釈しております。


まずはウイルスです。ウィルスではありません。
ウイルスを殺すのは白血球などの免疫細胞や抗体などによる免疫反応です。体温上昇は免疫反応に伴うものであり、ウイルスの増殖が抑えられる(止めるのではなく、殺すのでもない)ことは副次的なことです。

>解熱剤は「熱が38.5℃を超えた場合、もしくは本人が辛そうな場合に、熱が上がりきった」タイミングで与える(服用する)のがベストと認識しております。
良い方法かもしれませんが、ベストであるかどうかは疑問があります。そもそも熱が上がりきったタイミングを決めるには下がり始めるまで待つほかありません。

というわけで、「発熱=滅菌であるのなら」という前提に疑問が生じますので、質問の回答は得られないと思います。

ちなみに、温泉の中にも細菌は死なずに生きていますし、温泉でレジオネラ肺炎の原因菌に感染することも知られています。
また、実験室で扱う大腸菌は、37度で培養されています。38度だと37度よりも増殖する速度は遅いですが、死滅することなく十分に発育してきますよ。

この回答への補足

自分の誤認が解けたところで、改めて質問させて頂きたく。

老若男女各人の体力・免疫力には、大差があるかと思います。と、いう事は
「白血球が細菌をやっつけるまでの平均的な所要時間」を計る事は不可能、という事になるのでしょうか。

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今回の質問の趣旨から外れるので恐縮ですが
自分が熱を発した時、39℃であっても、解熱剤を服用するまで一晩は様子を見ていました。
「早々に、強制的に熱を下げては、完治が遅れる」と信じての事でした。
「熱が上がるがままに任せる時間」に目安を設けようとするのは、客観的にみて、意味のない事なのでしょうか?

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補足日時:2007/09/13 18:01
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
このような素人の質問に、短い間に複数のご教授を賜り、本当にありがたく思っております。

「発熱=殺菌・滅菌」と、今まで一人合点していました。
(以前テレビ番組で、「体温が一度上昇すると、体内の細菌が死ぬ」と聞いた覚えがありまして・・・)
また、超高温でも存在し続ける微生物や細菌が存在することも存じ上げております。がなぜか自分の中に、
「体内で増殖する細菌やウイルスは、38度で死ぬんだ!」という強い思い込みがありました。
今日ここで、改めさせて頂きたいと思います。目から鱗です、本当にありがとうございます。

蛇足ですが、
ウィルスではないのですね。ウイルスとは何語でしょうか。(ヴァイラスなら分かりますが)
ともかく、恥の上塗りをしてしまいましたっ(>_<)

お礼日時:2007/09/13 17:48

>ウイルスとは何語でしょうか。


日本語だったように思います。ヴァイラスが英語、ビールスがドイツ語でしたから。

>白血球が細菌をやっつけるまでの平均的な所要時間」を計る事は不可能、という事になるのでしょうか。
仰るとおりです。そのときの栄養状態でも免疫力は違いますし、その細菌やウイルスに今までに感染した事があるか、感染して抗体ができているか、その抗体量がどれくらいあるかなども影響しますので。もちろん感染した細菌、ウイルス量も多少は関与するように思います。

>「熱が上がるがままに任せる時間」に目安を設けようとするのは、客観的にみて、意味のない事なのでしょうか?
不勉強なだけかもしれませんが、私は一定時間後に解熱させることが有用であるという根拠を知りません。ですので、意味がないだろうと思います。
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この回答へのお礼

重ね重ね、ありがとうございます。
「根拠が…」というお言葉をちょうだいして、スッキリしました。
今後は『一人がまん大会』などせず、状況に応じて対処していきたいと思います。

追伸
ウイルス、日本語だったんですね、勉強になりました。(^_^)

お礼日時:2007/09/13 18:24

専門家ではありませんが、発熱そのものは、病原体の侵入により白血球やリンパ球の働きが活発になり炎症反応が生じた結果です。


体温が病原菌を殺せる温度という意味ではなく、
体温が上がるということは、炎症反応が起こり免疫細胞の働きが活性化しているということです。
免疫細胞は病原体を直接攻撃して死滅させ抗体をつくります。
その際にプロスタグランジンという物質が増えるのですが、これが脳の視床下部に作用して体温の温度設定そのものを上げてしまうので高熱が出ます。
解熱剤はこのプロスタグランジンができるのを抑えることで熱を下げるというものです。
結果、炎症反応まで抑えてしまうので免疫力が低下します。

細菌なら薬でその増殖を抑えたり死滅させることができますが、(それでも効果が出るまでには1日~2日くらいかかります。)
ウイルスの場合は薬剤で死滅させることはできないので、増殖するのを邪魔してそれ以上数を増やさないようにし、免疫細胞がウイルスを死滅させて抗体を作るまで待つしかありません。

「ある程度の発熱は必要」というのは、
体温でウイルスを殺すのではなく、体内の免疫細胞が病原菌を攻撃するのを邪魔しないことが目的だと私は解釈しています。

免疫力には個人差がありますし、発症時にどのくらいの数の病原体が存在しているかを調べるのは不可能ですから。
死滅までの時間を知るのは難しいのではないかと思われます。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
プロスタグランジン、聞いた事があります。大抵の市販の鎮痛剤で、「プロスタグランジンの生成を抑える」とありますね。
私は頭痛・肩こりが常なので、よく鎮痛剤を服用しています。知らず知らずのうちに、何かの感染症に罹っていても解熱してしまっていたかも?

発熱ですが
熱で殺菌するのではなく、いわゆる副産物だったのですね。大~きな勘違いをしておりました。
今春インフルエンザに罹患した折、高熱を出す自分の中で、ウイルスがぷちぷちと死んでいる場面を想像して、ほくそえんでいたのですが。。。

私の根本的な解釈が間違っておりましたが、安易な解熱剤の服用は
自身の免疫力の足を引っ張る、という解釈で納得しました。
私でも分かる様にご説明頂きました事を、重ねて御礼申し上げます。

お礼日時:2007/09/13 17:28

40℃程度の温度で死滅する微生物は少ないでしょう。


少なくとも60℃以上1分以上の加熱が必要と思います。

発熱により死滅はしませんが増殖能力は落ちます。
また宿主(人間)の免疫力が高まります。
しかし発熱は主に体の異常を知らせるサインと考えてください。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
何かのテレビ番組で「熱(体温が一度上がるだけ)で細菌が死ぬ」と聞いた覚えがあり、
「人間に悪さをする細菌は、たったそれだけで死んでしまうのか。本当に自然の摂理とはよく出来たものだ」と、いたく納得しておりました。
我ながらお恥ずかしい限りです。

食中毒を引き起こす細菌については、「内部温度65℃以上で1分以上加熱」と聞きました。
食品につく菌と、体内で感冒症状を引き起こす菌に、大差はない、という事でしょうか?
今まで、「それとこれでは違う」と、本当に勝手な判断(想像)をしていました。重ね重ね恥ずかしいです。

お礼日時:2007/09/13 17:34

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