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最近総理になる人や立候補する人の
小粒化 未熟さが目に付きます。

昔は、代議士として最低6回以上当選して
閣僚としていろんな経験をして
それなりの準備をして初めて総裁候補として周知にみとめられるという
ものでした。

しかし、最近ではそんな経験スキルもなしに立候補せざるを得ない?

小粒化が目立ちます。

これは選挙制度が悪いのでしょうか?
それとも他の問題があるのでしょうか?

A 回答 (7件)

まあ、いろいろな見方がありますが、とりあえず気づいた点を列挙します。




1.日本が平和で安定していること

少し前に麻生さんがどこかで演説していたのですが、若くて健康な人は健康を気にしない。健康を気にするのは、年取って体が弱った人だと。
国民が政治に関心をもたないとはよく言われますが、裏を返せばそれなりに政治がうまく動いているので、関心をもつ必要がないということですね。

さすがに小泉さんが総理になったばかりの頃は、日本経済生きるか死ぬかという瀬戸際状態で、政治を変えないといけない。そのためには、小泉さんのような強烈な人が必要だと国民の多くが思ったわけで、それで当時の大方の予想を覆して、小泉政権が誕生したわけです。

今、安倍さんがコケても「サプライズだなー」と思うくらいで切実さが足りないのは、まがりなりにも政治・経済がうまく動いている証拠ではないでしょうか。

昔は日本が貧しかったし、また冷戦のさなかでしたから、日本の未来を真剣に考える人が多かったのです。その中には、共産主義の影響を受けて、左翼活動に走る人も含まれますが。(笑)
ですが、左翼が活発だったからこそ、それに対抗する保守派も団結が強くなったということも言えます。


2.政治家に対する国民の視線が厳しくなった

TVタックルとか見てますと、ハマコーさんが自分が現役の頃には、国会が野党の抵抗で止まるたびに、現金もってお伺いしてたと暴露してますが(笑)、当時はそういうことが暗黙の了解で許されていた時代だったのですね。

今は、領収書どうこうで、簡単に大臣の首が飛ぶ時代となりました。
もちろん、金の始末はきちんとしていることが望ましいのですが、マスコミがヒステリックに煽るあまり、半ば魔女狩りの様相を呈しているように思います。

政治家や役人が清潔であることが望ましいのは私もよくわかっていますが、集めた賄賂で海外に豪遊する中国の役人に比べれば、日本の政治家・官僚は実に清潔なものです。
どこまで許容するかは線引きが難しいですが、政治家とはいえ彼らも自分たちと同じ人間なのですから、彼らが国益のために公務に邁進している限り、多少は目をつぶる余裕も必要なのではないかとも思ったりします。
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この回答へのお礼

とても誠実で詳しい回答に人柄が感じられます。

この回答で全て言い尽くされたような気がします。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/14 11:03

岸 信介 1953年初当選 1957年 総理就任


池田勇人 1949年初当選 1960年 総理就任
佐藤栄作 1949年初当選 1964年 総理就任
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田中角栄 1947年初当選 1972年 総理就任
三木武夫 1937年初当選 1974年 総理就任
福田赳夫 1952年初当選 1976年 総理就任
大平正芳 1952年初当選 1978年 総理就任
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鈴木善幸 1947年初当選 1980年 総理就任
中曽根康弘1947年初当選 1982年 総理就任
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竹下登  1958年初当選 1987年 総理就任
宇野宗佑 1960年初当選 1989年 総理就任
海部俊樹 1960年初当選 1989年 総理就任
宮沢喜一 1953年初当選 1991年 総理就任

”昔”という定義が分かりませんが、中曽根までは、(三木を除いて)1950年前後に初当選したものが、順繰りに総理をしている。後になればなるほど、閣僚経験値が上がるのは当たり前。総理前の閣僚経験値と、総理になってからの業績には、相関関係がないように私には思える。
もう一つの区切りが、鈴木善幸以降。初当選から30年というのが、一つの必要経験値となっているようです。が、30年議員をやった経験値が総理になってから役立っているかどうかは不明。少なくとも、総理としてそれなりの期間を勤めたのは、中曽根だけである。
別の区切りとして、田中角栄以降というものがある。
これは、佐藤政権が長かっために、佐藤以降を睨んだ準備期間が長くなった以降の時代。自民党内の官僚組織化が進んだとも言える時代です。
逆に言えば、佐藤長期政権がなければ、自民党内の官僚組織化はなかったかもしれません。
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この回答へのお礼

日本の総理総裁は、使い捨てカイロのようなものですね。

これでは、まともに下積みをしてからやろうと言う気持ちよりも

一発宝くじにでも当たるような感覚にならざるを得ないのでしょうね。

運がよければ、あわよくば総理総裁てかぁ~(●^o^●)たまらん!

お礼日時:2007/09/14 15:18

小選挙区制のおかげです。


中選挙区と異なり、選挙に勝つ顔が必要なのです。
選挙に勝てる総裁を選び、皆が勝ち馬に乗る傾向が顕著です。
安倍総理は当選回数5回、重要閣僚を経験していないものの、国民的な人気で選んでしまったのです。

今の総裁選も第2派閥の津島派の額賀氏は立候補を断念しました。負ける可能性の高い中、立候補することで非主流派になることを恐れたためです。

福田さんは麻生さんに比べると人気が高いわけではありません。
しかし、麻生氏は安倍氏と同じ路線であり、政権を投げ出すように去った前政権との決別が必要であったのだと思います。
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この回答へのお礼

小選挙区ならどうしてかつ(●^o^●)がいるのか
解説をお願い致します。

お礼日時:2007/09/14 15:15

 最近というのがどこからなのか気になりますが・・・少なくとも小泉は、まれに見るポピュリズムを生み出したカリスマ的な存在だろうと思います。

改革の中身は賛同しませんが、政治家の能力としては優れたものがありました。

 昔も田中角栄など汚職事件などの問題がからみにからみましたから、良かったとはいえない世代もあります。

 ただし過去の人が優れていたのは、やはり使命のようなものがあったからです。戦前・戦時中に生まれ、戦争の苦しみや経済貧困の苦しみをそれなりに味わった庶民的政治家が日本には実はけっこうたくさんいます。中卒や高卒がざらにいますよね。

 今の政治家たちは二世、つまりそんな地獄の底からはい上がってきた人たちではなく、昔の人ほどの政治への熱意がないです。戦後は何としても欧米列国に対抗する経済大国として君臨しようという国民的意識がありました。安保では大反発を受けたものの、以後自民党の長期支配がはじまったのは結局、国民がそれに同意したからです。
 60年代後半からの高度成長は政治的保守化へとすすめ、消費主義を展開させました。政治家たちは地獄の底からはい上がり、欧米列国に負けない強い日本をつくるという使命を強く意識していたからこそ、どんな状況下でも大きく政策を推し進めることができました。

 今はそのような意識はありません。経済も成熟へと到り、文化的にも豊かになり、あの時代の危機感はもうありません。ですから、今の政治家は何だか目標を失った渡り鳥たちのように思えます。特に派閥のボスたちの意識がうつろになっているように思います。やるべきことが終わってしまい、明確な将来像がなくなっているからです。

 ですから結局、今の日本に必要なものは将来像です。ただ不況からの脱却が目的ではダメで、改革という言葉もゴールがないままに使っています。あまり露骨にはいわないものの日本は明らかにネオリベラリズム政策を行っているわけですが、これも場当たり的な対処の政策で、結果はご存じのとおり。

 ビジョンがないままにネオリベ政策をしたので、あちらこちら地域にひずみが生じて、不満が爆発しているのです。

 80年代でさえ大平首相とそのブレーン集団はきちんと歴史分析をして今は文化の時代だと訴え、ビジョンを提示していたのです。今の日本にはビジョンがない。政治家も何をやったらいいのか分からないというところです。それ以上に長年の自民党支配の負の堆積が一気に噴出して尻ぬぐいをやらされているところですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
最近政治への見識を持ち合わせていない人が
多くなったのはとても残念に思います。

具体的に比較すると
総理になった年齢は同じ71歳の時だそうです。
福田赳夫 東京大卒で大蔵省主計官の経歴と実績、経済企画庁長官
大蔵大臣もなんども歴任、党三役などなどの実績と
派閥領袖の重みもあります。


その長男の康夫ちゃん、実世界で働いた経験もないおでは!?
政治家としても、ごく最近官房長官をやった程度(●^o^●)たまらん!

マスゴミの受け答えさえなおざりのレベル。たまらん!
もう少しましな政治家がいないものかと思います。

お礼日時:2007/09/14 13:01

koukunnさん、あなたのNo.1さんへの「お礼投稿」はとても教えてもらう側の態度には到底思えません。

大変失礼ですよ。

koukunnさんのような方は「教えて!goo」ではなくて、ちがう掲示板サイトなどで意見を交換されたほうがいいのではないのですか?

できたましたらNo.1さんへの「お礼投稿」に対して「お詫び投稿」をしてほしいです。

いまのkoukunnさんこそ悪い「世間の代表者」だと思います。「世直し」を語らないでください。
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この回答へのお礼

誠実なアドバイスありがとうございます。

最近マナーが悪い人たちが増えてきていることを
憂慮します。

教育制度が悪いのかはたまた、社会の拝金主義が悪いのか
いろんな要素がありますね。

今こそ世直しをしないといけないと強く感じます。(●^o^●)

お礼日時:2007/09/14 12:55

別に学歴を重視するわけではありませんが、田中角栄が出てくるまでは、日本の首相は圧倒的に東大法学部か、また戦前は陸大か海大出身で重厚な感じの人が多かったですね。

 角栄以降金権政治がはびこるようになって、選挙にも金が掛かることもあってか、本当に優秀な人材は政治家を志すことがなくなったのでしょう。 その結果2世、3世の職業政治家ばかりはびこり、政治家のイメージ自体も非常に悪い物になりました。 その意味では選挙制度も悪いですが、昔の政治家は資財を擲ってまで、日本のために働いていました。 日本人全体の品格が薄れてきたことも大きな原因でしょう。
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この回答へのお礼

私もなるほどなと唸りました。

自分の事を置いておいても
国民国家のために働こうという政治家が
ほんとうに絶滅しました。

世襲制しか新規参入しないからろくでもない
政治家ばかりになるのでしょうね。

お礼日時:2007/09/14 11:11

>最近ではそんな経験スキルもなしに立候補せざるを得ない?



そうですねえ・・・もうあそこの党には主役を張れる「千両役者」がいないということなんですね。

一番の忌々しき問題は政治家に2世、3世議員が増え「サラブレット化」、「サラリーマン化」、「世襲化」してしまっていること。つまり「草の根の政治家」がいない、いても人気が無いということです。

国民の政治への関心の低さ、投票率の低さも起因しているとお思いますよね。。。世界どこを探しても「民主主義」の国の中でこんなに投票率の低い国なんかどこにもありません。

日本の「民主主義」は「勝ち取った民主主義」ではありませんので、あまりその「投票」のありがたさ、「自由・平和」のありがたさというものが「自然に湧いてくる水」のように感じているのかもしれません。

わたしは日本は「首相公選制」にすべきだと思うんです。日本のリーダーは国民の直接投票で選出してこそ「民主主義」だと思うんですね。間接的な「民主主義」はリーダーとして認めている実感がありません。

ちなみに福田さんが総理大臣になったらまた政局になりますね。あの人は女性に人気が無い。。。

本当に「KY」なのは安倍さんではなく「自民党(=永田町)」そのものなのかなあ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

とても参考になるご意見です。

私は公選制にすれば、芸能人のような口先だけの
人物が首相になる危険性があると思います。

先日の「姫のトラ退治」というキャッチフレーズだけで
当選した人もその例ですね。
日本人は、その場の空気に流されやすいし、
まだまだ、それほど日本人の民主主義は成熟していないように
思います。

国会議員は直接選挙でいいですが
首相はいかんと思うとりま   酢(●^o^●)

お礼日時:2007/09/14 11:08

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