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普通のスポーツのトーナメントでは、負ければそこで終わりですが、
柔道にはなぜ敗者復活戦があるのですか。

A 回答 (4件)

こんにちは。


剣道でも結構ありますよ。

思うに、柔道や剣道はスポーツとは一線を画す面があるのだと思います。
それは武道である、という事ではないでしょうか。

スポーツの目的は試合に勝つ事みたいですが、武道では試合とは技術(体のみならず、精神状態の持ち方、普段の生活の中での所作など多方面)習得・向上の手段の一つです。

従ってそもそも試合に勝つ、という目的は脇役みたいな物なので、負けたから出場資格が・・・みたいな考え方の方がおかしいと言えると思います。

また、武道では本来、試合に当たる物は真剣勝負なので、これをやると負ければ死亡しますので、いわゆる「試合」といえどもそのリハーサルでしかなく、勝ち負けという概念がその分希薄なのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/14 21:46

テニス・卓球・バドミントンなど、ほかの個人トーナメント競技は、選手の世界ランキング制を導入していて、強豪同士がトーナメントの早い段階で潰し合いにならないよう、世界ランキングを元にしたトーナメント表を作ります。

(シード制)
ただ、現在柔道には選手の世界ランキング制度が存在せず、コンピュータによる無作為な抽選によってトーナメントの組み合わせが決まっているため、強豪同士が早い段階で当たる可能性が究めて高いのです。
したがって、そういった早い段階で散ってしまった強豪選手への救済措置だと考えられます。
昨今、柔道の世界連盟で選手の世界ランキング制を導入する向きがあり、今後はこのある意味変則的なトーナメント制度は終焉に向かうかもしれません。

また、柔道は判定方法が他の競技に比べて微妙であると言うことも影響していると思います。
球技であれば、「落ちた玉がラインの内か外か」という物理的に厳密な判定ができ、ウィンブルドンなどで機械も導入されていますが、柔道の場合投げ技は「相手の背中を地面につける」と言う点で小さい玉よりも判定が微妙になりがちです。
レスリングの場合は、ポイントがより厳密に定められており、競技時間も比較的長くポイントも比較的多く加算されるため、アップセット(番狂わせ)はあまりありませんが、柔道は「一本」「技あり」「有効」「効果」の判定はあくまで審判にゆだねられており、一度一本と判定されればその場で試合終了となるなど、アップセットが起こりやすい特性があります。

まとめると、抽選方法と判定方法の特性により、番狂わせが起こりやすいため、救済措置を設けているということです。

参考URL:http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2007091100164
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/14 21:47

こんばんわ。



Aさんがいます。AさんはBさんに一回戦で敗れました。ここでAさんの営業は終了です。が、Bさんが、準決勝(だったと思います)まであがった場合、Aさんは敗者復活という形で、もう一度戦います。

このとき、敗者復活には、Aさんの他に、それまでBさんに負けたCさん、Dさん、Eさんなども一緒に戦います。勿論、準決勝にあがったのはBさんだけではなく、Fさん、Gさん、Hさんの四人です。なので、Bさん以外の、F,G,Hさんに負けた、Iさん、Jさん(以下略)も同じく敗者復活に出ます。

つまり、準決勝が行われている裏で、準決勝に出た四人に負けた選手たちも戦っています。ここで、何人かに絞ります。二人だったかな?

で、本戦の準決勝で、四人が二人になります。BさんとFさんが残って決勝を争うとします。Bさんが勝てば、一位がBさん、二位がFさんです。
このとき、GさんとHさんの立場は不安定です。GさんHさんと戦わずして、BさんやFさんに負けた人たちの中に、実は、GさんHさんより強い人がいる場合もあります。
なので、三位決定戦として、Gさん、Hさんと、敗者復活戦の勝者(つまり、準決勝まで勝ち残ったものに負けた者たちの、勝者)が戦います。大体、四人くらいで戦います。
そこで勝った人に、三位が与えられます。

敗者復活戦があるのは、そういう感じだったと思います。
Aさんに絞って考えると、Aさんは全大会の覇者だったとしましょう。一回戦(シードなし)で、新鋭のBさんとあたりました。で、負けました。で、Bさんはガンガン勝ち進んで、今大会の覇者になりました。
この場合、BさんはAさんより強いのはいいのですが、決勝でBさんに負けた人、準決勝でBさんに負けた人と比べて、Aさんは強いのか、弱いのか分かりません。なので、そこんところをはっきりさせるために、上まで行った人に負けた人同士で戦います。で、最後に決着をつけます。

こうすると、一度も負けなかった人が一位、最後に一度負けた人が二位、一位と二位の人に負けた人のうちで、最も強い人が三位(二人)となります。
よく柔道などでは、「最後に負けて手にするのが銀。最後に勝って手にするのが銅」という言い方もします。銅の人は吹っ切れるのに対し、銀メダルの人の方がなんとなく複雑な気分のことが多いようです。

なお、「あいつはあそこで負けたが、相手があれじゃなかったら分からなかった」という話になるのが、トーナメントのややこしいところです。総当りのリーグ戦であったら、こういう手間は要りません。予選でリーグ戦、決勝でトーナメントと二段階にして進む大会(他競技も含め)も多くあります。

以上、長くなりましたが、そんな感じで。
ちょっと不確かなところもあるので、詳しい方の補足を待ちます。

それでは
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/14 21:47

導入した経緯というのは当時それを決めた当事者ぐらいしかわからないのでは。

こういうルールというのは「決め」の問題ですから。ただ柔道の基本理念に「自他共栄」とあり、勝つことだけが目的ではないということなので、このあたりも起因しているかもしれませんね。

ちなみに柔道の場合は敗者復活と言っても、決勝に進んだ人に負けた人しか参加できません。柔道の組み合わせはシードもなく抽選で決めるので、たまたま運悪く初戦で強い相手と対戦して負けても、もし別の人と対戦してたら好成績を収めるかもしれないので、その人たちを救済する意味もあります。但し、敗者復活で勝ち上がっても最高成績は3位(銅メダル)までです。また柔道は3位が2人います。これも決めの問題でしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/14 21:46

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