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カブトムシなどの昆虫では、幼虫からさなぎになったときに、内臓の多くの部分がとけ、まったく別の形態になります。生まれる前からそのようにプログラムされているのだとおもいますが、進化の過程でどうしてそのような、形を大きく変えるようなプログラムを獲得できたのでしょうか。

A 回答 (3件)

まず、不完全変態の昆虫が一斉に進化して、完全変態の昆虫が生まれたのではない、という事実に注目してください。

完全変態の昆虫が進化した後も、不完全変態の昆虫にも独自の進化の可能性は残っていたのです(最後の脱皮で一気に翅がのびる、とか、トンボのように幼虫と成虫で呼吸のシステムがすっかり変わるとか)。そういう意味で、この不完全、完全という用語は問題があると思います。「動物園の猿を見ていても、いっこうに人間に進化しない。だから進化論は間違いだ」、というような誤解の元です。どちらも異なった環境で最適な戦略を獲得しているのです。

不完全変態をする昆虫の中のある集団にとって、完全変態をするグループが生じたことが有利に働いた、だから完全変態をする動物がその後生き残った、ということです。

では、どういう生態を持つ昆虫にとって完全変態が有利になったのでしょう?

このことを考える上では、現在実際に繁栄している完全変態の昆虫のメリットを見るといいでしょう。

まず、不完全変態の昆虫では発達途中の翅は飛翔に使えないため、親と子供が同じ環境で生きていく場合、子供の方が外敵の攻撃をさけにくい、それに対し、完全変態をする昆虫では幼虫と成虫が異なった環境を利用することで「飛べない」というデメリットを回避できる、ということがあげられます。幼虫はより安全な環境で育ち、飛べるようになってから別の環境に飛び立てばいいのです。

餌の分布がパッチ状であった場合はどうでしょう? おいしいえさはある場所に集中していますが、次の年には別の場所に移るかもしれない。このような環境では、幼虫の間に大きくなるだけ大きくなって、移動能力が高くなった成虫のときに次のえさ場に移動するという戦略が有利になります。少しずつ「親」の体を作るより、ひたすら食べ、育つという幼虫時代を経過する方が有利な戦略になります。

こうして見ると、環境が不均一になったときに完全変態をする昆虫が有利になると考えられます。ずっと同じえさを親子でずっと食べられるのなら、こんな面倒なことをする必要はないのです。逆に言うと、不均一な環境が生じたときに遺伝子の基本設計の突然変異がおき、「未熟児」の内に卵から生まれる進化を遂げ、親子で違う生態を獲得したことが生態的に有利に働いたのではないでしょうか。
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三葉虫の復元図を見られたことはあるでしょうか? それぞれの体節の左右に、歩くための、節に分かれた足と、遊泳肢かえらの機能を持ったと考えられる平たい足が、基部が合着する形でついています。

この形が節足動物の足の基本形と考えられるようになってきています。この説に従うと、これらの構造を昆虫は歩行肢と翅に分化する形で進化したのです。そうすると、シミやイシノミといった無翅亜綱の昆虫から翅のある昆虫が進化したのではなく、胸部の三節に足をはやす形に進化した共通の先祖から歩行肢のみを発達させたグループと、翅と足をともに発達させたグループが進化した、と考える方がつじつまが合うのかもしれません。

そうなると、完全変態を行う昆虫は、ヘッケル先生の「個体発生は系統発生を繰り返す」という説を正しいとすると、本来は胚の段階で経過すべき形態を幼形成熟させたものと考えられるでしょう。ただ、完全変態の進化の中間段階は考えにくいので、ホックス遺伝子のスイッチ部分に革命的な進化がおこったのでしょうね。

つまり、本来の、自然選択による進化は成虫の形態に対しておこり、幼虫の体は後の設計図の大改変によって後から生じた(ただし、古い設計図を再利用して)、が正解ではないでしょうか? 推測ですけど。
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この回答へのお礼

とても一般人のアドバイス とは思えない専門的な意見をありがとうございます。いままで、誰と話しても、不思議だね、で終わってしまっていたので、とても感動しています。
自然選択による進化は成虫の形態に対しておこり、
という点には賛成します。
カブトムシの幼虫を外骨格のない節足動物 としてみると、さなぎの中で急速に外骨格の形成を行うことは、人間が胎児の間にしているような、進化の過程の急速な経験をしているようなものでしょうか(かなり感じは違いますが)。
ただ、成虫の形から発生した(卵からかえる)と考えると、完全変態は無理があるような気がしますので、生物としては、芋虫から成長してその結果・・というほうが考えやすいのではないかと予想しています。でもそうすると、生き物としてはあまりに弱い。その結果地面の下などの安全地帯で隠れすごすか、したのでしょうけれど、そうすると、そのあとの大きな展開をどうしてできたのか、つまり種としての絶滅の危機というような外圧を感知して変身するあるいは成長を加速する というようなことが、意識もないし、将来を展望するような知性もないもの(遺伝子)が、どうしてすることができるのか、ということが、疑問として残るんです。
すみません、三葉虫もじっくりと見たことはありません。

お礼日時:2007/09/22 08:40

アポトーシスというシステムにより、生物は自分がいったん作った組織を解体して、新しい体の仕組みを作ることが明らかになってきています。

このシステムに注目される様になったのは西暦2000年前後で、まだ新しい知見です。で、蛹を作り完全変態をする昆虫は、蛹の段階で幼虫の体をいったん分解し、新たに成虫の体を構成するのです。しかし、幼虫の体と成虫の体が全く異なる遺伝子に支配されている訳でもないのです。

実は動物の基本定期な体勢を整える遺伝子は、海綿動物より高度に進化した動物では驚くほど共通していることがわかってきています。「目を作りなさい」、「足を作りなさい」、「心臓を作りなさい」という遺伝子は、遠い系統間で共通なのです。これらの遺伝子に、どういうタイミングでスイッチを入れるかで、斯くも多様な生物の形が作られているのです。

で、変態する昆虫では、このスイッチが生まれた直後と、蛹の時期に入れられるように進化した訳です。基本的なツールは共通ですが、それをいつ使うかという部分の仕様書が書き換えられたのです。この、今比喩的に用いた「スイッチ」の構造こそが、進化の原動力として注目されているのです。いわゆる「工具類」は、何億年も使われ続けています。「眼」を作る遺伝子は先カンブリア代から「眼」を作るための暗号をコードしてきました。かわったのは「仕様書」。先にパーツを作るプログラムが遺伝子の中にあり、その組み合わせを変えるように進化が進んだ、と考えられています。つまり、ツールが十分そろったところで、組み合わせの可能性が生じ、進化の爆発は起こったのです。それが、カンブリア紀の爆発です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
臓器が2回作られるということは、スイッチが2期的に入るのだ。ということなのですね。ざっくり言うと、昆虫の中には2期的にスイッチを入れる個体が出て、淘汰の結果残った。ということなのでしょうか。
申し訳ありません。僕の文が悪いのですが、疑問はそこではないのです。卵が先か鶏が・・というものに似ているのですが、芋虫個体がいるとします。葉っぱなどを食べて養分を蓄えるのはよいかもしれません。でも無力。で結果絶滅するかもしれません。外骨格を持った昆虫の類が最初からいたのであれば、脱皮をして成長するのかもしれませんが、エネルギー効率が悪くてやはり絶滅したのでしょうか。でも芋虫が、最初に自身の内臓を溶かして外骨格生物に変態することになったときに、将来の形態はどうやって決定されたのでしょうか。ありとあらゆる変態が爆発的に起こった結果、今の形だけが残ったというとなのでしょうか。文学的に言うと、”溶けた後の将来的な展望を、遺伝子はどうして持てたのか”という感じでしょうか。

お礼日時:2007/09/21 08:35

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Q昆虫。幼虫→成虫で姿を変える利点は?

鉄腕DASHの番組の中で色々な生き物が紹介されていました。
その中で、アリジゴクはカゲロウの幼虫だという解説でふと疑問が浮かびました。

アリジゴクがカゲロウの幼虫なのは小学生の頃から知っていますが、
なぜ彼らはああも姿形や生態や食性も違うのでしょうか?
サナギは身動きが取れないし、その間天敵に襲われるリスクもあると思います。
カブトムシなども幼虫と成虫で生態が異なります。確か完全変態でしたか。
一方で、ゴキブリなど不完全変態をする生き物はあまり姿が変わりません。

生活環でわざわざ姿を変える完全変態の生物学的利点は何ですか?
進化や適応などに詳しい方ご教示いただけないでしょうか?
よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

昆虫も元々は卵の中で、親と同じ形まで成長してから生まれていました。
(無変態:シミ、トビムシなど)

しかし昆虫が複雑な形に進化してくると、卵の中で成虫まで成長するのは難しくなりました。
・栄養がたくさん詰まった大きな卵が必要で、少量しか産めない。
・卵の状態が長期間続くことになる。

これでは生存競争で不利になる為、小さな卵を大量に産むことにしました。
・成虫はあらかじめ餌の豊富なところに卵を産む。
・小さな卵から未熟児の状態で生まれた幼虫は、餌を食べて栄養を蓄える。
・十分な栄養を蓄えた幼虫は、成虫に変態する。

完全変態の幼虫は動物に例えると胎児の状態で、昆虫に進化する前の形態に近いと言われています。

Q動物の変態について

・変態をする動物(例えばカエルとかいろいろな昆虫など)はどうして変態をするのでしょうか?変態をすることは、異なる環境で対応した体で生息できるという以外に何かメリットはあるのでしょうか?

・また、特に節足動物(広い意味で虫のこと)になるのですが、変態をするという行為は進化歴史の中でいつから使われているものなのでしょうか?また、「幼虫→さなぎ→生体」と変化する過程で虫の体の中はどうなっているのでしょうか?(もしかして一度ドロドロに解けてしまってから生体に変化しているのでしょうか?!)

お暇でしたら回答ください。

Aベストアンサー

お久しぶりです。そうなんですねぇ・・・。かなり直系だと
誤解していました。クラゲとホヤ。
どうしてもねぇ・・。背骨のない奴は苦手で・・・。
いっぱいいっぱいです。(^_^A
ただ、ポリプ成体にとって、クラゲは種を拡散させる必要性
(一義的な目的として血の袋小路にい陥らない様にする事を前提にした)
を満たす為のものではないかという解釈の仕方でいいのかなぁ?
動けないから発生する種存続の危険性、それを打破する為に動く工夫。
そんなイメージで間違っていません?

ところで、学問上分っている事だけを質問する事なんて無理ですよ。
しかも、そんな事気にすることないですよ。
子供を相手にする時なんて、本当にビックリするような
質問をしてきますよ。単純に「どうして地球には生き物がいるの?」は
かなり焦りました(爆)。
でも、それを疑問に思って、「何故?」を考えない事には、それを
当たり前の事として、何も感じる心がないと科学にならないんですよ。
アホロートルの事もそうです。
「肺呼吸にならない両生類」ここで終るのはつまらないですよね。
ここでその「何故?」は大きく二つ考えられます。
陸に上がる流れの中で挫折し、ついて行けなかった種である可能性。
(先に書いた、別に活路を求めた種なのかもしれない)という考え。
もしくは、陸に上がる労力を見限って、水中オンリーの生活に逆戻り
したのではいないか。という考え。
そういう何故? を追求する為には、
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カエルとは・・・「オタマジャクシから陸上生活ができるように変態する動物」
そこで、「・・・納得!」で終ってしまうと決して到達しない疑問なんです。
だから、そこで「何故?」を止められないinukoroさんはとても
素敵だなって思います。

そこで、「何故水掻きが?」ですか・・・。疑問が尽きないですよね(笑)
何故必要のないものを作り、消失させなければならないのか。
単純に「進化を再現しているから」で片付けられる問題かどうか・・・。
結構まだ未知の世界だと思います。だって、「必要のないもの」説に
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流れたりね。

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誤解していました。クラゲとホヤ。
どうしてもねぇ・・。背骨のない奴は苦手で・・・。
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Q完全変態と不完全変態の、何か根本的?な区別の仕方ってありますか?

完全変態と不完全変態の、何か根本的?な区別の仕方ってありますか?

ど素人です。私の中では、セミはハエを超巨大にした虫というイメージがあるのですが、ハエは完全変態、セミは不完全変態。

ひとつひとつ覚えるしかないのですかね・・・

何か生物学的に、はっきりとした違いの特徴などあるのでしょうか。

完全変態するものは、幼虫のときと成虫のときに大きな見た目の変化がある傾向がつよいようにも思いますが・・・ でもヤゴも変化ありますが、トンボは不完全変態なのですね。

Aベストアンサー

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幼虫が成虫に近い形状のものは不完全変態。

蝉や蜻蛉の仲間は幼虫と成虫がかなり異なる形状であるが、
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Q核膜

新高一です。
なぜ核膜は二重膜なんですか?この二重膜のできかたというのはミトコンドリアなどと同じ理由なのでしょうか?

Aベストアンサー

細胞膜(一般的に原形質膜)は、裏表、というか、内外があります。
細胞を覆っている原形質膜、すなわち細胞膜は、外側を細胞外に、内側を細胞質側に向けて閉じています。一方、細胞内に一重の原形質膜で囲まれた構造、小胞体やゴルジ体、分泌小胞やリソソームなどがありますね。これらの原形質膜は、細胞質側に原形質膜の内側を、小胞の内腔側に外側を向けて閉じています。つまり、これら細胞内小器官は、細胞を覆っている原形質膜が細胞質側に落ち窪んで、ついには閉じた構造なのです。わっかに石鹸液の膜を張って息を吹きかけると、膜がへこんで、ついにはシャボン玉になって飛んでいくように。
細胞膜と細胞内小器官の膜はダイナミックに行き来します。分泌小胞は、内腔側を外側にむけて細胞膜と一体化して分泌物を細胞外に放出します。食作用で細胞外のものを取り込むときは、細胞膜が落ち込んでできた小胞に包み込んで細胞内に入れます。
さて、ミトコンドリアですが、これはもともと一重の細胞膜に包まれた細菌だったと考えられています。これが細胞の食作用で取り込まれたので、食小胞膜と細菌の細胞膜がそれぞれ、ミトコンドリアの外膜と内膜に相当します。
核膜は、小胞体が伸びて染色体を取り囲んだものと思ってください。小胞体は一重の原形質膜で閉じた袋ですが、それをそれをパイ生地のように薄く延ばして染色体のあんこを包み込んだら、ほら2層の皮になりますね。

イメージつかめたでしょうか。

細胞膜(一般的に原形質膜)は、裏表、というか、内外があります。
細胞を覆っている原形質膜、すなわち細胞膜は、外側を細胞外に、内側を細胞質側に向けて閉じています。一方、細胞内に一重の原形質膜で囲まれた構造、小胞体やゴルジ体、分泌小胞やリソソームなどがありますね。これらの原形質膜は、細胞質側に原形質膜の内側を、小胞の内腔側に外側を向けて閉じています。つまり、これら細胞内小器官は、細胞を覆っている原形質膜が細胞質側に落ち窪んで、ついには閉じた構造なのです。わっかに石鹸液の膜を張...続きを読む

Qミクロメーターについて

ミクロメーターで使う対物レンズと接眼レンズの長所と短所について教えて下さい。なぜ、2つのミクロメーターが必要なのですか??あと、なぜ、1目盛りの長さを計算する式で分子に10をかけるのですか??対物レンズを高倍率にすると、接眼ミクロメーターの1目盛りの実際の長さはどう変化しますか??

Aベストアンサー

どれも授業で習いますよね。
副読本、参考書にも書いていますし。
だからヒントだけ。

>2つのミクロメーターが必要なのですか??
対物ミクロメータのみの場合を想像してみましょう。
ミクロメータが真ん中にぼんっとあってサンプルは点在・・・。どうやったら測れるんでしょ。
接眼ミクロメータだけの場合プレパラートをいくら動かしてもいつも目盛りは見えてます。でも接眼ミクロメータは1目盛り何μmか言えますか?

>なぜ、1目盛りの長さを計算する式で分子に10をかけるのですか?
対物ミクロメータの1目盛りの長さは?

>対物レンズを高倍率にすると、接眼ミクロメーターの1目盛りの実際の長さはどう変化しますか?
対物レンズの倍率を上げたら
対物ミクロメータは小さく見える?大きく見える?かわらない?
接眼ミクロメータは小さく見える?大きく見える?かわらない?

顕微鏡の使い方、仕組みは想像力というか
空間の把握能力がいるんですよね。
だからこそ実験を行なって、体験記憶する必要があるんです。
質問者様の学校では実験していないんでしょうか。
ちょっと心配になりました。

どれも授業で習いますよね。
副読本、参考書にも書いていますし。
だからヒントだけ。

>2つのミクロメーターが必要なのですか??
対物ミクロメータのみの場合を想像してみましょう。
ミクロメータが真ん中にぼんっとあってサンプルは点在・・・。どうやったら測れるんでしょ。
接眼ミクロメータだけの場合プレパラートをいくら動かしてもいつも目盛りは見えてます。でも接眼ミクロメータは1目盛り何μmか言えますか?

>なぜ、1目盛りの長さを計算する式で分子に10をかけるのですか?
対物ミク...続きを読む

Qエクセルで片対数グラフを作る

エクセルで片対数グラフを作る方法を詳しく教えてください。お願いします。

Aベストアンサー

グラフの数値軸のところで右クリックして
軸の書式設定(O)→目盛(タブ名)

対数目盛を表示する(L)
にチェックを入れてください。

Qハイブリダイゼーションとアニール

どちらも1本鎖DNAが2本鎖のDNAになることだと思いますが、違いがわかりません。ハイブリダイゼーションは異種のDNAまたはRNAと相補的結合を行うことで、アニールは同種のDNA同士で再結合することでしょうか?プライマーなどはアニールするといい、プローブはハイブリですよね。今一違いがわかりません。

Aベストアンサー

両者に本質的な違いはないと考えて良いと思います。ただ、どういう場面ではどちらの語を使うのが一般的かどうかというだけですが、でもそれは結構大事なことです。最初に提唱した人がどういう語を使っていたかとか、どういう場面に対してどういう語が普及したかによるでしょう。

少し理屈を言うと、annealという言葉はもともと他動詞で、何か(金属など)を焼きなます(熱して冷ます)ということです。歴史的に、二本鎖DNAを熱すると一本鎖に解離するのをmeltingと称した(いまではTmすなわちmelting temperatureという用語に残っている)のに対して、解離したDNAがゆっくり時間をかけて冷ますと二本鎖に戻る現象に対して、annealingという「名詞」をあてたのです。現在、一本鎖の核酸が二本鎖になることを「anneal」するといった「自動詞」的に使っているのはそこからの転化で、自動詞的な用法は、まずそれ以外の一般用法にはないはずです。

hybridizeは「何かをhybridにする」という他動詞と、「何かがhybridを形成する」という他動詞の両方の用法がもともとあります。しかし、これも「hybrid形成」という現象に対して「hybridization」という語をあてたのがまずあって、現在核酸に対して使われているような、「hybridize」の他動詞、自動詞的な用法はそれから転化したものだと理解しています。

両者に本質的な違いはないと考えて良いと思います。ただ、どういう場面ではどちらの語を使うのが一般的かどうかというだけですが、でもそれは結構大事なことです。最初に提唱した人がどういう語を使っていたかとか、どういう場面に対してどういう語が普及したかによるでしょう。

少し理屈を言うと、annealという言葉はもともと他動詞で、何か(金属など)を焼きなます(熱して冷ます)ということです。歴史的に、二本鎖DNAを熱すると一本鎖に解離するのをmeltingと称した(いまではTmすなわちmelting temperatu...続きを読む

Qリベラルとは?

・左派、革新、社会主義
・右派、保守
という分類ができると思うのですが、
リベラルや自由主義は、どう考えたらいいのでしょうか?
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 政治思想は、下記のXY軸に表す事が出来ます。(リベラルを日本語に訳したのが「革新」あるいは左派です。)

 Y軸 Libertarian(自由・市場主義 = 小さな政府) - Statist(統制主義 = 大きな政府)
 X軸 Liberal(革新) - Conservative(保守)
 真中 Centrist(中間主義)

 各派の解説は下のURLの解説部分を参照してください。
   http://meinesache.seesaa.net/category/719933-1.html

 自由主義と言うとリバタリアンの範疇になりますが、アメリカの政治に例えると、レーガン大統領より前の共和党政策が旧保守主義(右派リバタリアン)で、それ以後を新保守主義(ネオコン)といい保守と名乗っていますが、実態は左派リバタリアン(左派が保守に転換し、現状を保守する為に革新的手法(戦争など過激な改革を許容する)を執ると言う主義)です。

 自由主義の反対となる統制主義も左派だと共産主義や社会主義、比べると右派に成るイギリスの「ゆりかごから墓場まで(高福祉政策)」などが有ります。

 簡単に言うと、積極的に変えようとするのが左派で、変わらないように規制するのが右派です。そして変える方向(変えない方向)が自由か統制かで分類できます。

 日本には明確に保守を謳う政党が無いので、イメージがわき難いのかも知れませんが…。
 (自民・民主党は中道で、共産党は左派統制主義ですから…。)

 政治思想は、下記のXY軸に表す事が出来ます。(リベラルを日本語に訳したのが「革新」あるいは左派です。)

 Y軸 Libertarian(自由・市場主義 = 小さな政府) - Statist(統制主義 = 大きな政府)
 X軸 Liberal(革新) - Conservative(保守)
 真中 Centrist(中間主義)

 各派の解説は下のURLの解説部分を参照してください。
   http://meinesache.seesaa.net/category/719933-1.html

 自由主義と言うとリバタリアンの範疇になりますが、アメリカの政治に例えると、レーガン大統領より前の共...続きを読む

QSDS電気泳動について教えて下さい。

SDS電気泳動ってどういうものなのでしょうか?
検索してみるとタンパク質の変性を加えて用いるということは分かったのですが、
それ以外のことは分かりません。
どなたか詳しい方教えて下さい。 

Aベストアンサー

まず、SDS電気泳動(多くの場合はSDS-PAGE, SDS-polyacrylamide gel electrophoresisと言います)をやる目的ですが、タンパク質をサイズの違いで分離する方法です。例えば、細胞の中にはかなりの種類のタンパク質があるため、何かの方法で分離して検出する必要があります。SDS-PAGEでは、この分離を「タンパク質のサイズ(タンパク質の長さ)の違い」で行います。

SDS-PAGEの原理ですが、
1.タンパク質をSDSで変性させる(タンパク質の立体構造が壊れる)
2.電気泳動でタンパク質をポリアクリルアミドゲルの「網目」を通過させる(大きいサイズほど流れにくく、小さいサイズのタンパク質は流れやすい)
というものです。網目を通過しやすいかしにくいかでタンパク質の長さを測定します。結果として、ゲルの下の方には小さいタンパク質が、上の方には大きいタンパク質がきます。

SDSで変性させる理由ですが、タンパク質を直鎖状にすることです。タンパク質はその機能を発揮するために特有の立体構造(疎水結合やジスルフィド結合などを利用して)を形成します。タンパク質をそのまま泳動すると、ポリアクリルアミドゲルの「網目の通りやすさ」はタンパク質の長さだけに影響されず、タンパク質の形状(立体構造)にも影響を受けます。

SDS-PAGEを行う場合の多くは、タンパク質の長さだけを知りたいので、タンパク質の立体構造に影響される電気泳動は望ましくありません。そこで、SDSでタンパク質を直鎖状にして電気泳動します。

では、SDSをいれるとなぜ、タンパク質が直鎖状になるか、です。SDSは親水基と疎水基の両方をもつ化合物です。そして、その親水基は負(マイナス)に荷電しています。

タンパク質の立体構造はアミノ酸残基(アラニン、グリシン、リジン、トリプトファン・・・)の性質(特にアミノ酸残基がもつ電荷)の影響を大きく受けます。SDSがタンパク質に作用すると、SDSの疎水基側がタンパク質に親水基側が溶媒側に結合します。このタンパク質に結合したSDSの親水基(マイナスに荷電)がタンパク質を構成する様々なアミノ酸の特性を打ち消してしまいます。結果として、SDSが結合したタンパク質はアミノ酸残基の影響をうけられなくなり直鎖状になります。

また、このようにSDSが結合したタンパク質はマイナスに荷電しますので、電気泳動をするとタンパク質(とSDSの複合体)はマイナスからプラスの方へ泳動されていきます。

最後に、立体構造に大きな影響を与えるジスルフィド結合に関してです。このジスルフィド結合はSDSによって壊されません。そこで、多くのSDS-PAGEを行う場合は、SDSと共に2-mercaptoethanolやDTTといったジスルフィド結合を壊す還元剤で処理したタンパク質を電気泳動します。

なお、立体構造も含めて解析したい場合は、Native PAGEと呼ばれる方法で電気泳動を行います。

まず、SDS電気泳動(多くの場合はSDS-PAGE, SDS-polyacrylamide gel electrophoresisと言います)をやる目的ですが、タンパク質をサイズの違いで分離する方法です。例えば、細胞の中にはかなりの種類のタンパク質があるため、何かの方法で分離して検出する必要があります。SDS-PAGEでは、この分離を「タンパク質のサイズ(タンパク質の長さ)の違い」で行います。

SDS-PAGEの原理ですが、
1.タンパク質をSDSで変性させる(タンパク質の立体構造が壊れる)
2.電気泳動でタンパク質をポリアクリルアミドゲ...続きを読む

Q顕微鏡の接眼ミクロメーター1目盛の長さについて

接眼レンズが10倍で対物レンズが40倍の場合は、対物ミクロメーターとの関係で、接眼ミクロメーターの1目盛りが25μmというのは理解できるのですが、15倍の接眼レンズで対物レンズ40倍、600倍で顕微鏡を覗いたとき、対物ミクロメーター目盛数:接眼ミクロメーター目盛数 が7:26になってました。
この場合の接眼ミクロメーターの1目盛り長はいくらになるのか計算方法を教えてください。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

> 接眼レンズが10倍で対物レンズが40倍の場合は、
> 対物ミクロメーターとの関係で、接眼ミクロメーターの1目盛りが25μmというのは理解できる

失礼ながら、ミクロメーターの原理を理解されていません。

「接眼ミクロメーター」は、等間隔にメモリが刻んであれば良いので、実際の長さとは関係ありません。
「対物ミクロメーター」は、普通、1mmを100等分した正確な目盛りで、接眼ミクロメーターを校正するときだけ使います。

> 対物ミクロメーター目盛数:接眼ミクロメーター目盛数 が7:26

 となっていれば、観察対象を見たとき、26目盛りが100分の7mmに相当するということです。
つまり、1目盛りが 70/26=2.692... 約2.7μm ということになります。

実際に使用するときは、接眼目盛りの数値に対応する実際の寸法を表にしておきます
この例ですと、以下のような表になります。
 1  2.7 μm
 2  5.4
 3  5.1
 :
 5  13.5
 :
10  27
 :

このような表を、対物レンズ毎に作ります。対象の長さを接眼ミクロメーターの目盛で数えて、表を読み、**μm と判断します。

接眼レンズは10倍が最も多く使われているので、顕微鏡メーカーの組み込み(指定)ミクロメーターを
使うと、対物10倍で10μm/1目盛 40倍で2.5μm/1目盛 と、キリの良い数値になります。

> 接眼レンズが10倍で対物レンズが40倍の場合は、
> 対物ミクロメーターとの関係で、接眼ミクロメーターの1目盛りが25μmというのは理解できる

失礼ながら、ミクロメーターの原理を理解されていません。

「接眼ミクロメーター」は、等間隔にメモリが刻んであれば良いので、実際の長さとは関係ありません。
「対物ミクロメーター」は、普通、1mmを100等分した正確な目盛りで、接眼ミクロメーターを校正するときだけ使います。

> 対物ミクロメーター目盛数:接眼ミクロメーター目盛数 が7:26

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