ネット上の書き込みについて

http://www.honda.or.jp/y-bbs.htmを見て思ったのですが例えば下記の２件

１．名誉棄損で歯科医を逮捕　掲示板で先輩歯科医を中傷、福岡県警
２．ネットで名誉を棄損　近所付き合いのトラブルで、宮城県警が主婦逮捕

２は個人間のトラブルであるので、ネット上に書き込むのはどうかと思いますが、１はある意味、公の機関についての批判・批評・クチコミですよね？
歯医者にしろ医者にしろ、患者側からはいい噂だけではなく悪い噂も知っておきたいと思うので情報としては必要だと思うのですが、これは事実の情報であってもダメなのでしょうか。
医者についてのクチコミサイトってたくさんあると思うのですが…
医療技術についての記載ではなかったのがダメだったのでしょうか。
（とは言っても患者としてはこういう情報も知りたいと思いませんか？？）

No.4 ベストアンサー 回答者： Bayonets 回答日時： 2007/09/20 13:56

名誉毀損罪について何か誤解なさっているようなので…

名誉毀損罪は『公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した場合に成立する（刑法230条）。』
虚偽で指摘するのももちろん罪ですが、事実であっても後悔されることで名誉が損なわれる場合は罪になります。
ただし、『公共の利害に関する事実に関係することを、専ら公益目的で摘示した結果、名誉を毀損するに至った場合には、その事実が真実であると証明できた場合は処罰されない（230条の2第1項』
この場合、公益目的であることの証明は書き込んだ方と、ネットの管理者に責任があります。

医療のトラブルなど裁判で公益目的が認められるには、よほどの医学知識が必要です。

さて、
>患者側からはいい噂だけではなく悪い噂も知っておきたいと思うので情報としては必要だと思うのですが、
>これは事実の情報であってもダメなのでしょうか。
先に述べたように事実の指摘であっても名誉毀損は成立します。
それを覆すのは大きな労苦が必要になります。

>医者についてのクチコミサイトってたくさんあると思うのですが…
>医療技術についての記載ではなかったのがダメだったのでしょうか。
ネット掲示板で管理人していますが、多く問題になる書き込みは投稿者の表現能力の拙さに原因があると思います。
ふだんの話し言葉でそのまま書かれると問題が起き易いですね。
まず、個人の体験だけで『○○は最悪です』とか、『あそこは行かない方がよいです』『最低』なんて断言してしまうとダメですね。
例えば『○○は私が経験した中ではよくない部類と思います。私は二度といきたくないです』と、すると単なる個人の感想ですから罪に問われる確率は低くなります。(何回も繰返したり、方々の掲示板に書き込むとダメ)
感想と批判、それに中傷とはおのおの違います。
端的に言うと、国語力が無いと知らないうちに法律の壁を越えてしまうこともあります。

>医者についてのクチコミサイトってたくさんあると思うのですが…
そのようなサイトを設置した方は、場所を提供しているだけで個々の書き込みは書き込んだ当人の責任である、とどこかに記載があるはずです。

>（とは言っても患者としてはこういう情報も知りたいと思いませんか？？）
それは充分理解できます、尋ね方も工夫が必要ですね。

くれぐれも感情は抑えて、話し言葉で書かないように…書いた文章は何度も推敲しましょう。
相手を決め付けて逃れられないように表現するのはご法度ですよ。

No.3 回答者： kita33dr 回答日時： 2007/09/20 13:22

事実であろうがなかろうが、名誉毀損罪は成立します。

また、うわさであっても、人の名誉を害すべき事柄であれば、
公然とこれを摘示した場合には名誉毀損罪が成立します。

ただ、親告罪であるため、本人の訴えがなければ成り立ちません。
１の場合、いわれのないことで「診療中に患者の体を触っている。こんな医者は許せない」と中傷されたため、被害者が訴え、書き込みした人間が逮捕された、ということでしょう。

公共の利害に関する事実に関係することを、専ら公益目的で摘示した結果、
名誉を毀損するに至った場合には、その事実が真実であると証明できた場合は処罰されないようです。
もっとも、１の事例は公益目的とは考えにくいと思います。

口コミサイトでも酷い誹謗中傷なら訴えようと思ったら、訴えられると思います。
ただ、そこまでする労を被害者側がしないだけです（労の割りに益がありませんから）。

No.2 回答者： taikon3 回答日時： 2007/09/20 13:00

中傷と批評、批判、クチコミは違います。

その点をお間違えなく



　

No.1 回答者： papiyonys 回答日時： 2007/09/20 12:51

名誉毀損は、あくまで事実と異なることについて公に広がったことについて名誉が損なわれた場合に逮捕されるのだと思いますので、

事実であれば問題ないと思います。
しかし、うその情報であれば、そういう情報は有益ではないはずです。