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みなさんご存知のように、戦前の朝日新聞は「大本営発表」を臆することなく大々的に報じ、「挙国一致」「尽忠報国」などの大きな見出しを躍らせています。
戦前の朝日は旧日本軍部と共に、戦争賛成・戦争賛美の報道で「鬼畜米英」や「欲しがりません勝つまでは」などの有名な標語を作り、戦争を煽り、日本国民を戦争に駆り立てました。
しかし、戦後になると、手の平を反したように、左翼新聞となり、共産政権の中国共産党や北朝鮮・韓国寄りに方向転換しました。

【1】戦後の朝日新聞が態度を180℃変えた理由は何ですか?


【2】なぜ、マスコミだけが戦争責任を回避することが可能だったのでしょうか?


【3】戦争に荷担し、その責任を隠蔽し続けてきたマスコミがなぜ今なお存在しており、政府が決める再販制度や特殊指定などの制度的な保護を受け続けているのでしょうか?


【4】一般に、政府の言論弾圧によって、マスコミは戦争に荷担せざるを得なくなったと言われています。
これは事実でしょうか?
マスコミ自らが進んで戦争に荷担していったことは、一度もなかったのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

>【4】一般に、政府の言論弾圧によって、マスコミは戦争に荷担せざるを得なくなったと言われています。


これは事実でしょうか?
マスコミ自らが進んで戦争に荷担していったことは、一度もなかったのでしょうか?

このご質問を読んで思い出した事があります。現在では誘拐事件が起こると、マスコミ各社は報道協定を結んで誘拐された人の安全を最優先にする事となっていますが、かつてはマスコミ各社が有ること無いこと派手に書き立てて、そのために記事を読んだ犯人が心理的に追いつめられて誘拐した子供を殺してしまった(逮捕された犯人が後に取り調べでそう供述した)という事件がありました。

また、松本サリン事件のときに、ご近所に住む無実の人をまるで「魔女狩り」のように犯人であるかのごとく書き立てて、後に大問題になったことは記憶に新しいところです。

どうもマスコミというのは、他社に抜かれるのを嫌って、がむしゃらに突っ走ったあげく問題を起こすケースが多いように思います。まるで飢えた猟犬のように、我先に獲物を追って吠え立てるわけですから、困ったものだと思います。

No.6の回答者さんが書かれているように、軍部の統制や特高警察の監視で厳しく規制されていた面はたしかにありましたが、戦争初期に日本軍が連戦連勝していた時期には、新聞各社やニュース映画会社がイケイケで報道合戦を展開していたということもあったと思います。

その事を踏まえたうえで考えるなら

>【1】戦後の朝日新聞が態度を180度変えた理由は何ですか?

日本が戦争に負けたからです。

>【2】なぜ、マスコミだけが戦争責任を回避することが可能だったのでしょうか?

マスコミだけに限りませんが、GHQから見て日本にアメリカ流の民主主義を植え付けるのに役立ちそうであれば、責任は問われず保護・育成されました。

>【3】戦争に荷担し、その責任を隠蔽し続けてきたマスコミがなぜ今なお存在しており、政府が決める再販制度や特殊指定などの制度的な保護を受け続けているのでしょうか?

マスコミというものが民主主義社会を構成するために不可欠な要素の一つと考えられたからでしょう。

戦争責任については、【2】のところでも書きましたが、態度を180度変えたことで不問に付されたのでしょう。制度的な保護については、戦後体制の一貫として他の要素(教育制度や労働組合や政治制度や新憲法など)とともにスタートを切ったので、永らく続いて来たわけです。しかし、そろそろ社会の変化にそぐわない面も見えて来ていますから、見直しの議論が始まっても良い時期に来ているのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

戦争初期に日本軍が連戦連勝していた時期には、新聞各社やニュース映画会社がイケイケで報道合戦を展開していたのは事実です。
それも軍部にムリヤリ報道させられたのでしょうか?
私はマスコミは自ら進んで報道したと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/28 01:11

 多勢のご回答の通りですが、戦争責任を明確にとった、権力指導者や言論の機関、人がどれだけおられるのか、お示し下さると仰せのこともなるほどと存じますでしょう。

確かに言論と言論機関が責任のことでは希薄な感じをあたえますね。私自身は、言論も国権の指導者も間違っていたとは存じますし、責任はありますが、太平洋戦争を日本の責任とすることには賛意を持っていません。寧ろ正義の戦争側の英米側こそが、ゲルマンの移動、十字軍、そして大航海時代の非欧米地域への侵略以来、今次の大戦には多くの責任があると、批判しております。そういう方も多いのではないですか。

 ≪戦後になると、~~た。≫
 そういう勢いにのるのが、マスコミの宿命的俗っぽさでしょう。
 朝日は決して左翼でも共産党よりでもなく、むしろ権力よりであることは、記事や社説を読んでご理解下さい。

【1】戦後の朝日新聞が態度を180℃変えた理由は何ですか?
 ○曲学阿世は、学者にいうことですが、阿り、と勢い。
 俗の原理です。

【2】なぜ、マスコミだけが戦争責任を回避すること~~か?
 ○戦争責任を取らなかった、しこも継続しているのはマスコミだけでなく、そして諸外国でも、今もそれを追及しているとおり、たくさんありますね。わが国でも、武士なら切腹していてもいいだろう人は無数でしょう。機関や組織でも。マスコミはいけしゃぁしゃぁと目だちますが。
 私が天皇なら、とてもいたたまれなかったでしょうし。
 でも天皇制というものの性格だし、私自身は天皇制は評価してます。
 そして昭和天皇のご人格も日本人としていいご教育の成果だと存じます。


【3】戦争に荷担し、~~?
 ○制度の継続は便宜でしょうし、国としては帝国憲法の改正できております。超法規の司令部は上にあっても、だから根本が変わったが国体という、人民支配の機構は温存されてきた。それを人民側は受容しかで着てこなかった。体制の継続でしょう。


【4】一般に、政府の言論弾圧~~~
  ○歴史をひも解けば、明らかです。下村湖人の朝倉先生の例にもあるように、ちょいとの危険思想は憲兵の対象でしょう。彼らは強権もあり、成績の上からも、知識や識見もなくても、決め付けてきており、判断やいいわけ等望めなかったようです。

 自らが進んで戦争に荷担していったことは、一度もなかったのでしょうか?
 ○軍に加担しない言論は非国民でしょう。状況は憲兵の行動、特高、そして、新聞人の言動をみれば明らかではないですか
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この回答へのお礼

わざわざ長文の回答ありがとうございます。
参考にします。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/09/28 01:09

すいません、#7です。


誤字・誤記を見つけたので、訂正を。

>当時は、小学五年生という事で話題になったようですが、戦後に父親の大作であったようです。→誤

>当時は、小学五年生という事で話題になったようですが、戦後に父親の代作であったことが判明しているようです。→正

あと、参考までにWikiだけだと心許ない気もするので、参考URLも挙げておきます。(PDFファイルです)
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/~maesaka/030603_ …

相変わらず、昔っからマスコミに対する不信感はあったみたいですね。
標語に対しても、パロディーなんかが生まれて口コミで広がってたみたいです。
ただ、こうした口コミなんてのは、なかなか「史料」として残らないので、ややもすると、歴史の闇に消える運命にあるのかもしれません。
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この回答へのお礼

わざわざありがとうございます。
昔からマスコミに対する不信感はあったんですか。
私は昔からマスコミの情報を鵜呑みにする日本人が多いのだと思ってました。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/09/28 01:07

【1】反省したからなんじゃないんですか。



【2】えっと、ほかには誰か責任とったんですか?

【3】戦争と再販指定にどういう関連があるのか分かりませんが、法律・命令で決められている以上は、あなた以外の国民がそう望んだからに他なりません。

【4】古くは日清・日露戦争なんかがあります。
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この回答へのお礼

しかし、そうは言っても、
にほんにだけ、再販指定があります。
なんて言っても、これを変えるのは難しいでしょうね。
さらに、あなた以外の国民がそう望んだ事実はありません。
いいのでしょうか?

お礼日時:2007/09/28 01:04

回答ではありませんが、参考までに。



>朝日新聞などは喜んで「大本営発表」「挙国一致」「尽忠報国」などを報道したという説もあります

これらの標語を広めるのは政府の方針でした。
所謂「国民精神総動員運動」と呼ばれるモノです。
参考(国民精神総動員実施要綱 国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/horei_jp/kakugi/txt/txt0014 …

まぁ、最近では「クールビズ」なんてのが各紙を賑わしましたが、アレと似たようなモンです。
政府が発表したのを、マスコミが報じただけ。

>「鬼畜米英」や「欲しがりません勝つまでは」などの有名な標語を作ったのは“朝日新聞”だという事実は存在します。

別にこれらの言葉を報じたのは、朝日新聞だけはありません。
また、これらの標語を作ったのも朝日新聞ではありません。

「欲しがりません勝つまでは」という標語は、太平洋戦争が始まった後に「大政翼賛会」による標語の募集の一貫として、「大政翼賛会・朝日・東京日日(現毎日)・読売の3紙」が中心になって選考したモノに過ぎません。
つまり、この標語を作ったのは一般国民です。
当時は、小学五年生という事で話題になったようですが、戦後に父親の大作であったようです。

※花森安治が作ったと言う説もありますが、現在では否定されており、花森が中心となって採用したようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E6%A3%AE% …

他に、「たつた今!笑って散った友もある」「頑張れ!適も必死だ」「すべてを戦場へ」「その手ゆるめば戦力にぶる」等がありました。

また「鬼畜米英」は、敗戦が濃厚になり厭戦気分が蔓延してきたときに、政府が士気を鼓舞し戦争を続ける為にに作った標語です。
他にも「一億総玉砕」「神州不滅」なども有名ですね。


参考

大政翼賛会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%94%BF% …

情報局
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1% …
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この回答へのお礼

当時のマスコミ全員が「本当は嫌だったんだけど報道したんだよ。」ということは信じられないです。
自ら進んで戦争に荷担していったジャーナリストもいたそうです。
資料は参考にします。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/28 01:00

4)一般に、政府の言論弾圧ぬよって、マスコミは戦争に荷担


  せざるを得なくなった。

これは事実です。軍部統制により政府の情報機関の言論統制施行
マスコミならず一般会社、市民勿論学校迄も統制され、「特高」の
目が厳しく迂闊な事は、(施政等に対する批判)胸つかええても、
喋れなかった時代ですよ。私も旧制中学4年生当時苦い経験しました。

朝日、その他の新聞社にしても、見る限りは、当時の命令により
終戦迄唯一の報道機関としての、責務遂行した事は事実です。
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この回答へのお礼

貴重な体験談ありがとうございます。
参考にします。
しかし、自ら進んで戦争に荷担していったジャーナリストもいるんじゃないですか?
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/28 00:56

>【4】一般に、政府の言論弾圧によって、マスコミは戦争に荷担せざるを得なくなったと言われています。


>これは事実でしょうか?
>マスコミ自らが進んで戦争に荷担していったことは、一度もなかったのでしょうか?

マスコミに対する政府の圧力があったのは事実ですが戦前は勿論、戦時中でも政府批判そのものは別に珍しくありません。
もし政府の言論弾圧の結果であれば、政府批判そのものが無くなる筈です。
例えばドイツには「ドイツ国民もナチスの被害者であり、ドイツ国民は戦争で解放された」という「ナチスからの解放神話」というものがあります。
実際には大多数のドイツ国民が喜んでナチスを支持していたにも関わらずです。
それと同様に日本でも好きこのんで支持していた人間が、戦後になって「我々は無理矢理やらされていたのだ」と言っているわけです。
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この回答へのお礼

日本のマスコミでも自ら進んで支持していたジャーナリストはいます。
そんな人間が、戦後になって「我々は無理矢理やらされていたのだ」と言っているのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/09/28 00:55

回答というわけではありませんが、


> マスコミ自らが進んで戦争に荷担していった
というよりは、売り上げ部数を確保するために、
景気の良い戦争に傾く紙面を作って読者に迎合した、
のだと理解しています。
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この回答へのお礼

売り上げ部数を確保するために、ジャーナリズム精神を捨てたのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/09/28 00:52

(1)方向転換したのは朝日だけではありません。

大新聞はみんなです。

(2)マスコミだけでなく、日本には戦争責任を取ったものはほとんどいません。戦争犯罪で連合軍に裁かれた人、GHQにパージされた人、自決した少数の軍人くらいなものです(パージされた人はすぐに復活しました)。

(3)質問者さんと私以外の日本国民がアホだからです。

(4)新聞社の人がウマイ飯を食べて行くために加担しました。軍部の向いている方向へ提灯を持って駆け出した人が、戦後は逆の方向へいち早く駆け出しました。言論人とはそういうものです。

 正義の味方のような顔をしていながら、一番汚いのが言論人です(チョッと言い過ぎたかな?)
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この回答へのお礼

>(3)質問者さんと私以外の日本国民がアホだからです。

ちょっと面白かったです。(笑)
ウケました。
私も十分にアホですよ。(笑)

朝日のように、正義の味方のような顔をしていながら、他人を批判するやつが一番危ないです。
朝日は自分が絶対的な正義だと思っているのでしょうか?
ありとうございました。

お礼日時:2007/09/28 00:52

>「大本営発表」を臆することなく大々的に報じ




質問者さんは朝日だけに絞っていますが、
これは朝日に限らず全紙です。
戦後は全紙とも態度を変えましたがこれは当然です。
マスコミは軍部、政府に反抗できず強制されていたので仕方ないです。逆らったら牢獄で、ペンで戦える環境にはありません、

マスコミが進んで加担したとすれば、戦争初期に戦果を報じ煽ったことではないでしょうか。
なお再販制度はご指摘通りおかしな制度です。
さっさと廃止しなければなりません。
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この回答へのお礼

マスコミは軍部に強制されていたという説もありますが、
朝日新聞などは喜んで「大本営発表」「挙国一致」「尽忠報国」などを報道したという説もあります。
事実はどうなんでしょうね?
しかし、「鬼畜米英」や「欲しがりません勝つまでは」などの有名な標語を作ったのは“朝日新聞”だという事実は存在します。
様々な人の意見を聞いてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/22 16:48

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