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会社法の問題文中に
「剰余金配当優先株よりもいわゆる普通株のほうが配当額が多くなることが予想されるため~(以下略)」
とあるのですが、どういった状況でしょうか?よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

優先株の中には


参加型優先株・非参加型優先株という分類があります。

参加型優先株は優先株に優先的に配当されると共に
まだ、会社に剰余金があれば普通株と同じ配当ももらえるものです。

非参加型優先株はそのような取扱いがないものです。

以下、具体的な数字で説明します。
前提1.普通株140株、優先株60株の計200株
前提2.優先配当額は1株当たり3000円
前提3.配当する総額が74万円

仮定1 参加型優先株であった場合
1)まず、優先株分の配当が引かれます
 740,000円 - (3,000円 - 60株) = 560,000円
2)残額56万円を更に優先株主と普通株主で分けます
 560,000円 ÷ 200株 = 2,800円
3)よって優先株、普通株の配当は
 優先株 3,000円 + 2,800円 = 5,800円
 普通株 2,800円

仮定2 非参加型優先株であった場合
1)まず、優先株分の配当が引かれます
 740,000円 - (3,000円 - 60株) = 560,000円
2)残額56万円を「普通株主のみ」で分けます
 560,000円 ÷ 140株 = 4,000円
3)よって優先株、普通株の配当は
 優先株 3,000円 
 普通株 4,000円

よって仮定2の場合では普通株のほうが
優先株よりも配当が多くなると言う状況になります。
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この回答へのお礼

配当優先株には一定の配当額が条件として付されている場合もあるということですね。
そのあたりがわかっておらず単に普通株のn倍(n>1)の配当がもらえるものだと思い込んでおりました。
それなら普通株のほうが多くの配当をもらえる状況もありえますね。
ご丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/25 01:04

優先株には色々種類があります(優先株とは普通株には無い優先がある株です)



配当優先株は・・
普通株に配当が出ない時でも、優先的に配当を受け取る権利です
配当が出いる時は、議決権がありません
配当は無いときは議決権が発生する特殊な株です

普通株のほうが配当額が多くなることが予想されるのは、普通株に配当金がでなくても優先株にはでますので結果として優先株の方が配当が多くなります

通常優先株は、会社を立て直す時に発行します
配当をだせば議決は無いので会社の経営に口出しできませんが、必要な資金を調達できます
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
質問の趣旨は、本来配当優先株は普通株より配当が多くもらえるはずなのに
普通株のほうが配当が多くなる状況なんてあるのだろうか?
ということでした・・言葉足らずで申し訳ないです。

お礼日時:2007/09/25 00:59

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