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現在ミャンマーで大きな政治事件が起きていますが、皆さんは政府が転覆するといった状況(日本では先ずあり得ないでしょうが)を想像した事がありますか?
私はかつで全共闘と対決した経験がありまして、
彼等がおろかにも本当に「反体制」であった事実を忘れられません。命も狙われました。
宜しかったら、お考えをお聞かせください。

A 回答 (9件)

>かつて歴史的になかった様な形で国が壊れていくのではないかという危惧もあります。



国が壊れるというのはどういうことをさすのですか?
植民地化されるとか?

豊かになりすぎて
その豊かさを失いたくないから
その豊かさを守るためには
植民地でもいいと思う人は中にはいるかも知れませんね。
もっと積極的に植民地化を進める人もいるかもしれないし
今の政治自体そういう風に観えるところありませんか?

極まれば変ずというから
まずもっていきたい体制とは反対のことを強力に押し進め
その揺り返しの反動でもって
国体を一気に整える
という見方もできなくはないですが
どうなんでしょう。
そんなことできますかね。

流れとして元号が変わると共に気が付かないくらいに緩やかに
針路変更はされていたのかもしれないと思うところはあります

この大事な局面で
大連立で膝を突き合わせ円陣を組んで
とことん話し合うのもいいのではないですか?
江戸時代の頃の村の寄り合いの真の意味での談合のように

この回答への補足

国が崩れると言うのは、経済成長派の国民、政党、行政対環境重視派、無関心派の分裂です。
かつての日本のパワーのみなもとだった町工場・商店街は完全に時代の幕を下ろしました。政治もそれを見殺しにした。仕方が無いと思います。
資本主義の基本的精神である「金儲けの意欲」は薄れ。清潔な政治・行政・社会が求められていますね。
見えない大きな変化を感じます。私は昭和2x年生まれの自営業者ですから。
イジメ、ニート、カフェ難民など理解できない事が沢山でてきました。

補足日時:2007/10/05 19:18
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ミャンマーは天然ガスが豊富でロシアの縄張りですから、ヤバイので何も言いません 

この回答への補足

そうでしたか。大東亜共栄圏も南方の資源が目的だったと言う見方もありますものね。

補足日時:2007/10/05 19:28
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現在の日本では政府転覆はまずありませんね。


民主主義においては、政府は失敗を犯しても退陣すればそれでOKです。
また新たに新内閣を作るか、選挙により別の党が政権をとればそれでおしまいなわけです。
しいていえば、国民の生活水準が大きく下がり、資本主義や民主主義より優れた新たなシステムが発見されれば、もしかしたらありえるかもしれません。

今回のミャンマーのデモを見る限りでは、軍事政権の転覆はほとんどありえないでしょう。
第一に、恐怖政治がまだ完全に機能していることです。
ミャンマーでは、国民には言論の自由はなく、常に政府によって監視されています。その効果は絶大で、隣人であっても信用できないほど、徹底されています。
独裁政権においては、国民を徹底的に恐怖で押さえ込むことこそ、もっとも重要な政策となります。もし、少しでもその政策を緩めるようなことをすれば、政権が転覆する可能性が少しなりにでも出てくるでしょう。
これが機能しているうちは、まず無理でしょう。

第二に、政権内部からの裏切り者が現れる可能性がないことです。
ミャンマーは資源が豊かな国ですので、軍隊などの少数のエリートには十分ほどの報酬が支払われていることでしょう。ですので、裏切り者が出る可能性は、今回のデモを見る限りではありえません。

第三に、国連軍の派兵や米国の派兵が望めない。
国連軍は、中国、ロシアの常任理事会における拒否権の発動が考えられ、まず派兵は無理。米国もイラクで精一杯であり、中国との関係もありますので、まず派兵は考えられません。

以上の3つの理由により、転覆はまずありえません。

政権(主に独裁政権)が転覆する理由はいろいろありますが、主なものでは、政府の経済政策や外交における失敗、政府の存続価値が消滅したとき(テロを撲滅したとき、貧困層を激減させたとき)、政府の政策に不満を持つ軍によるクーデターなどです。

ミャンマー軍事政権は、明らかに経済政策において失敗しています。ですので、国民の不満はかなり高まっていることでしょう。しかしそれ以上に政府に対する恐怖心が先行しており、かわいそうですが、軍事政権が倒れることはまずないでしょう。

この回答への補足

私は2年前にオランダを訪ねました。かつての経済大国とはこの様になるのかという程、フヌケのような国になっていました。しかし、環境対策には真剣に取り組んでいます。百年後の日本を見た気がします。
仰るとおり、日本もエコノミーからエコロジーに国民の発想が少しづつ変わっていく気がします。もう経済成長の頂点は過ぎた気がしますね。

補足日時:2007/10/05 19:11
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No.4です。


No.5さんの「■民主化のファクター」とほぼ同意見です。

それと最近の民主化には欠かせないグッズがあります。

携帯電話です。

とくにメール機能(ショートメッセージ機能)。

90年代以降、豊かさを増して民主化に目覚めたミドルクラスが借金をしてまで買いたかったものは携帯です(海外のGSM携帯は結構高い!)。

かっこいいから彼らは買うのですがこれが民主化を推し進めました。

政府の独裁や腐敗ぶりを友人にばら撒きます。そしてもらったほうもチェーンメール式にばら撒きます。そこで「いつどこどこでデモをしよう!」なんてことに発展します。

携帯のメール機能は本当にバカにできません!(もちろんネットの掲示板も重要ですが機動力の点で劣ります。)

タイやインドネシア、フィリピンなんか良い例です。政権が本当にメールで崩れます。

独裁者の皆さん。携帯を持っている連中(階級)には気をつけてください!早急に何らかの対応を!

この回答への補足

なるほど携帯ですか、思いつかなかったですね。
ところで、メールには郵便の「信書の秘密」は守られていないと聞きました。中華人民共和国ではYahoo,Googleが共産党に協力して政治犯をチクッテいるようです。現にGーMailはロボット検索でメールの内容を覗いているそうですね(米国だけかな)これは早めに手を打っておかないと、きけんですね。

補足日時:2007/10/05 19:03
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途上国では軍事クーデター・左翼革命・民主化などの


政府転覆は頻繁に起こる事態です。

1980年代後半には、ポーランドの連帯から始まった東欧革命が連鎖して
世界中につながり、世界で民主化ブームとなりました。
もっとも、1989年のベルリンの壁崩壊と同じ年に
中国の天安門六四事件やミャンマーのスーチー軟禁が起きたように、
国によって起こった現象には違いがありました。
戦後、アフリカ、南米などで民主主義が破壊されて
独裁型政権になることもよくある現象です。
左翼ゲリラや民兵組織も中南米では現在でも健在です。

■民主化のファクター
民主化が進行する可能性は、所得水準が増大すること、
識字率・教育・都市化・医療水準・自律的な社会・メディアの多様化等の
生活水準が高まることで要求が増大すること、
他方で、そういった環境の中で、
学生の就職難・失業・所得格差・ナショナリズム・社会保障の欠如、
成長が鈍化することによって期待が裏切られることで
高まる傾向があります。
経済制裁等は、南アフリカのように効果がある場合もありますが、
経済成長を抑え民衆の要求を低めることで逆効果となる可能性もあります。

革命は目的よりも現政権への不満から起こります。
同じような社会現象なのに、民主化と、左翼革命・軍事クーデターのように、
異なる行き先にたどり着くことがあります。
一度政権転覆の起こった国では、
短期間に正反対の路線となる政権転覆が起こる可能性も小さくありません。

意外に多くの人は民主主義の価値を優先しようとはしません。
政治学者プシェヴォルスキは、所得水準の低い国の
民主主義が短期間で崩壊することを指摘しています。

民族・宗教の亀裂は民主主義の成立を阻害する可能性があります。
ユーゴスラヴィアでは東欧民主化の潮流の中で国家が分裂して、
民族浄化といった極右思想の悪夢が再現されることになりました。
アフリカ諸国の場合は民族・部族的分断が特に大きいため、
統治には大きい困難を抱えています。

■ロシア・中国・インドの不安定
ロシアの場合、民主主義の浸透は一進一退の状況にあります。
エリツィンがあまりにも経済政策に失敗した事が、民主主義への不信感に繋がっています。
今後、資源価格高騰が収まって価格が下降することが、景況を悪化させ、
政治を不安定化するかもしれません。

中国の場合、民主化の期待とは裏腹に定着がなかなか進んでいません。
地方末端で首長の直接選挙が取られるようになったこと位で、
まだまだ地域の暴動も散発的で、体制ではなく各論的な要求を掲げるのみです。
近年の政治的リスクは社会保障・教育・戸籍制度の欠陥による部分が大きく、
政府が民工(出稼ぎ労働者)の待遇を改善できるか次第で変わります。
また近年の愛国ナショナリズムの暴騰は、一方では民衆の政府への要求の現われですが、
他方では政治的リスクとして懸念される問題でもあります。
近年の路線としては軍部に対する文民統制は強化されていますが、
政治要求の高まりが大衆迎合的な対外強硬を唱える
軍幹部の支持に回るリスクは若干あるかもしれません。
またナショナリズムの中でも、漢族ナショナリズムの高まりが、
少数民族のナショナリズムの高まりを連鎖してリスクを高める可能性もあります。

インドの場合、これだけ貧しくて、大国・多言語・多民族・多宗教で
民主主義を保ってきたことにおいて最も見事な事例です。
ただ、ヒンドゥーナショナリズムなどの政治問題は軽視できるものではなく、
カースト別に分けられた社会保障は所得格差の拡大といった弊害が出てきています。
経済が離陸して民衆の要求・世俗派エリートとの関係が変化する事が
どういう影響を与えるのか、100%楽観視はできないかもしれません。

この回答への補足

博学でらっしゃいますね!昔「革命の研究」という面白い本があったのを思い出しました。私の質問の趣旨は、現代のお若い方が体制という物をを不動不滅のように考えておられないかという余計な心配(笑)からきております。omegerさんが挙げられた例の中で申し上げると、日本は選挙の投票率が低いですね。民主主義が機能しているといえるか?所得水準はけして低いとはいえない。かつて歴史的になかった様な形で国が壊れていくのではないかという危惧もあります。林健太郎は「歴史は繰り返されない」と言いました。もう少し考えさせてください。
ご意見ありがとうございました。

補足日時:2007/10/02 14:06
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独裁体制が崩壊するときに重要なのは反体制派の人間よりも体制内部の人間です。



体制内で冷飯を食わされているような人や、政権幹部の子供などです。
彼らは独裁体制から直接的に甘い汁を吸わせてもらっていませんので不満があります。不満がないにしても体制が崩れても自分は大して損しないと考えています。

彼らなら反体制派が体制を崩そうとするのよりも少ない労力でスムーズに崩すことができます。
反体制派が事を起こして成功させるのは本当に大変です。資金はないし、体制を変えるメリットを体制側の偉い人に提案しても、もちろん聞く耳を持ってもらえないからです。

ミャンマーのお隣のタイの独裁体制(権威主義体制)も体制内部の人々によって倒されました。
明治維新も勝海舟のような幕府内で冷飯を食らっていた人によってなされました。

重要なのは体制内部のちょっと浮いた人達です。

この回答への補足

こんにちは!これは意外な事を教えていただきました。なるほど、内部崩壊に近い形での転覆ですね。
勝海舟に関しては私も大変評価しています。先の大戦に関しては、山本五十六が
海軍大臣であったならなと考えています。

貴重なご意見ありがとうございました。

補足日時:2007/10/02 08:10
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 政府が転覆するときは、近年では韓国であったように軍事クーデターが


多いです。ミャンマーは元から軍事政権ですが、軍隊も一枚岩ではないこ
とが多いので、政府分裂から結果的に現政権が倒れる可能性はありえます。

 なお、欧米や日本などの民主主義国では軍事クーデターの可能性はまず
ありえないので、政府転覆の可能性はほぼゼロでしょう。社会主義政党が
第一党になる可能性は( ほぼゼロとは言え )ありますが、その場合は選挙
による政権交代なので、政府転覆とは言いがたいです。

 いっぽうで、ソ連が瓦解してしまったように、中国でも政府が転覆する
可能性を指摘する学者はそれなりにいます。

 ただその場合は、むしろ国家分裂の方向に進む可能性が高いですね。人民
解放軍は巨大な組織なので、分裂してもそれぞれがまだ巨大な軍隊ですから。
かつては唯一のフラッグキャリアであった中国民航が分割され、再度合掌して
現在は3大エアラインとなっていますが、これに近い形が予想されます。

この回答への補足

こんにちは!日中戦争でも若い将校達が2.26を始めテロを始めた。これを恐れた老兵達が彼らを大陸に送ったというのが失敗の一つですね。そして昭和16年に陸軍大臣が総理となった。これは一時的に軍事政権になってしまった。ということですね。
確かに御指摘の通り、中国の今後が大問題ですね。
国共内戦の様なことになるのでしょうかね?

補足日時:2007/10/02 08:21
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政府転覆(というか国家崩壊)のシミュレーションは机上で行なわれています。


現にアメリカの某機関では、各国に対して、仮に政府転覆を企てるとしたら、どういう方法で何日で転覆するか、の報告書があります。
日本のケースに対する報告書もあります。

この回答への補足

その通りですね。アメリカの情報収集力は脅威的です。金大中事件もアメリカは察知していましたし、ゴルバチョフ暗殺未遂を前日、警告しています。逆に政府転覆をやったと言われている事件もありますね。
そのくせ9.11が起きた。良く分からない国です。

ありがとうございました。

補足日時:2007/10/02 14:07
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あなたは政府がいかなる体制であっても「反体制」であること自体を批判しているのでしょうか。


政府が転覆するという状況は現代民主主義国家のほとんどが通ってきた道であって、日本においても軍事政権であった江戸幕府から明治政府が誕生する過程で経験していますよね。その後現在の体制になるにはアメリカの手助けなどがあっての事ですが、少なくとも国家の体制として民主主義は現在のところ最善ではないでしょうか。
ミャンマーの人々は今その民主主義を求めて行動を起こしているのです。しかもあくまでもデモをやっているのであって暴力によって政府を転覆しようとはしていません。

古代から人間は共同体としてどのような体制が最も人々が幸せに生活できるかを求め、様々な局面でその当時の政権を倒し進化してきたのです。
あなたが何故「反体制」であること自体を批判するのか私には分かりません。例えば北朝鮮なども今のままがいいというのでしょうか。
あなたが対決したと言う全共闘も、当時としては反体制である大義があっての事でしょう(ソビエト、中国、北朝鮮などの壮大な犠牲を伴う実験によって、今でこそそれは間違いであったと言えますが)

少なくとも今ミャンマーの人々が求めている民主主義は間違いではないと思います。

この回答への補足

こんにちは!誤解しないで頂きたいのは私は「反体制」なるもを批判しては居ないんです。全共闘が火炎瓶でバックに自衛隊を抱えている日本政府を倒すふりをしたという事を申し上げただけです。仰るように明治維新は立派な「転覆」だったと思います。
私はミャンマーの事については無知ですので、げんきゅうしませんが、
お若い方々が体制というものは死火山の様な物と考えているのでは危惧していただけです。
ご意見大変参考になりました。
ありがとうございました。

補足日時:2007/10/02 08:04
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