
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
Aの零空間までは下の説明で良いのですが、行空間の部分を訂正させていただきます。
Aの行空間を作る横ベクトルをd,e,fとし内積を(,)とすると Au の成分は (d,u), (e,u), (f,u) となります。すなわちuのd,e,f方向への射影となります。d,e,fのうち一次独立なものが二つしかないときuの成分x,y,zをいろいろ変化させるとAuは一つの平面になります。この平面に垂直なベクトルの集合がAの転置行列の零空間です。これはAの余核(Cokernel)と呼ばれています。No.2
- 回答日時:
3×3行列Aが3次元ベクトル空間の間の線形写像を表し、Aの列空間を作る3つのベクトルをa,b,c とします。
縦ベクトルuの成分をx,y,z とするとAu = xa + yb + zc
これを見るとx,y,zとしてどんな数をとってもAu はベクトルa,b,c の線形結合以外のものになりようがないではありませんか。すなわちa,b,c はAの値域空間を張る基底ベクトルです。次にAの行空間をなす3つのベクトルをd,e,f とし、しかもこのうち1次独立なものが2つしかないとします。するとd,e,f は平面を張り、この平面に垂直な0でないベクトルが存在します。ベクトルu をd,e,fが張る平面に平行な成分v と垂直な成分w に分解します。
u = v + w
するとAはwを消去しvはd,e,f平面内での1次変換を受けます。wの作る空間がAの零空間(核)でAはuをd,e,f平面内に落とし込んでしまいます。したがってd,e,f もまたAの値域空間を張る基底ベクトルです。a,b,cの中の1次独立なベクトルの数とd,e,fの中の1次独立なベクトルの数は一致し、行列Aのrankと呼ばれます。
No.1
- 回答日時:
以前にも同様の質問に回答した記憶があります。
↓
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3172845.html
参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3172845.html
この回答への補足
ご返答ありがとうございます。
実はあらかじめ、そのリンク先も目を通したんです。
しかし、十分な理解が出来なかったので、改めて質問させて頂きました。
自分自身が勉強不足な面もあると思うのですが、もし上手くご説明して頂けたら、お願いいたします。
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