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1000Kgの水を10℃上げるための熱量は10000Kcal=42000KJ
0.2MpaGの飽和蒸気を使うとしてその比エンタルピーが2725KJ/Kg
ということは42000KJ/2725KJ/Kg≒15.4Kg 
15.4Kgの水を全て飽和蒸気にした熱量が必要という事でしょうか?
考え方は間違ってますか?ご指摘宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

概ね合っています。

しかし・・・。
>0.2MpaGの飽和蒸気を使うとしてその比エンタルピーが2725KJ/Kg
ということは42000KJ/2725KJ/Kg≒15.4Kg 

この計算だと、0.2MPagの飽和蒸気が凝縮して0.2MPagの飽和水になり、更に0.2MPagの飽和水が0℃の水になる場合の必要蒸気量です。即ち
飽和蒸気の凝縮潜熱+飽和水の顕熱低下で1000Kgの水を10℃上昇させる場合です。なぜならば蒸気表の比エンタルピーは0℃の水をほぼ0とした基準で作成されているからです。
もちろん元々の水の温度が0℃未満ならありえます。
通常は飽和水の顕熱低下分は考えない場合が多いです。

必要蒸気量X = 42000/(2725-h')
でh'は飽和水の比エンタルピー
0.2MPag飽和ならh'=557kJ/kg
X = 42000/(2725-557) = 19.4kg

>15.4Kgの水を全て飽和蒸気にした熱量
飽和蒸気がすべて飽和水に変化する際の凝縮潜熱、というべきかと思います。
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この回答へのお礼

分かりやすい回答ありがとうございます。
飽和蒸気のエンタルピーを見ていたつもりが合計のほうを見ていました。
19.4Kgの水を全て飽和蒸気にした時、飽和水に変化する際の凝縮潜熱。

蒸気になる水を19.4Kg必要とするということですよね?

お礼日時:2007/10/10 18:40

>19.4Kgの水を全て飽和蒸気にした時、飽和水に変化する際の凝縮潜熱。


表現としては「19.4Kgの飽和蒸気が、飽和水に変化する際の凝縮潜熱で
1000kgの水を10℃上昇させる。」と思います。

加熱に必要な熱量のみの話なら
(19.4Kgの飽和蒸気が、飽和水に変化する際の凝縮潜熱)
=(19.4Kgの飽和水が、飽和蒸気に変化する際の蒸発潜熱)
です。熱量としてはどちらも同じです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
大変勉強になりました。

お礼日時:2007/10/11 08:13

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