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「おきれい」や「お美しい」は敬語の誤用でしょうか?形容詞には「ご」は付けられない?

A 回答 (3件)

こんにちは。

6/27の英語のご質問以来ですね。

ご質問1:
<「おきれい」や「お美しい」は敬語の誤用でしょうか?>

いいえ、誤用ではありません。正しい用法です。

1.この「お」は形容詞につく尊敬の接頭語です。

2.普通は、相手の「状態・性質・特徴」を形容する場合に、使います。

3.自分の形容に使う「自己敬語」もありますが、子供か尊大な権力者ぐらいが使う用法で、一般ではありません。


ご質問2:
<形容詞には「ご」は付けられない?>

つけることはできません。

1.尊敬・謙譲・丁寧・美化語としての「ご」は、漢語につく接頭語です。

2.形容詞とは、本来古語の「~し」で終る語の「し」がイ音便化して現代の形容詞となったものです。
例:
「いとし」→「いとしい」
「うつくし」→「うつくしい」

3.従って、全ての形容詞は本来「和語」ですので、漢語につく接頭語「ご」は使われません。

4.ちなみに、「ご立派な」「ご謙遜な」「ご寛大な」などで使われる「ご」は、名詞(漢語)+断定の助動詞「だ」の連体形という接続をしているので、形容詞には分類されません。従って、ご+形容詞ではないのです。

以上ご参考までに。
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#1さんが提示された質問の#3さんが回答しておられるのは、


“「お」か「ご」か”という問題ですね。
「美しい」は和語ですから、漢語につく「ご」はなじみません。
つまり「ご美しい」は不可です(実際あまり聞きませんね)

しかし、和語につく「お」を、和語である形容詞「美しい」につけて、
「お美しい」とするのであれば正しい用法です。

一方「きれい(綺麗)」は漢語ですから、
原則から言えば「ご綺麗」とするべき、ということになります。
しかし、これは標準的な言い方とは言えないように思います。

下記の答申では、美化語であれば漢語にも「お」が好まれるとありますが、
同時に、形容詞・形容動詞に「お」「ご」をつける用法は
美化語ではなく尊敬語であるとされています。

「おきれい」という用法が「誤用」か「変則的な用法」か、
微妙なところだとおもいますが、私の個人的な語感としては
「変則的な(正しい)用法」だと感じます。

「敬語の指針」 文化審議会答申(平成19年2月2日)
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi …
以下引用

>(3)形容詞などの尊敬語
>形容詞や形容動詞の場合は,語によっては「お忙しい」「御立派」のように,
>「お」「御」を付けて尊敬語にすることができる。
p.26(PDFカウントでp.29)

>ただし,美化語の場合は,「お料理」「お化粧」など,
>漢語の前でも「お」が好まれる。
>また,美化語の場合以外にも,「お加減」「お元気」
>(いずれも尊敬語で,「お+漢語」の例)など,
>変則的な場合もあるので,注意を要する。
p.29(PDFカウントでp.32)
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下記に同じ質問がありましたよ。



良回答の方が分かりやすく書いていました。

参考URL:http://oshiete.homes.jp/qa3397676.html
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