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ショパンについて調べています。そこで、ピアノを弾く方にアンケートです。
運指のしやすい調(長短12)と譜読のしやすい調(長短30)をランキングで教えてください。

A 回答 (10件)

たまに気まぐれで触る程度で理論的なことは分かりませんが,


弾きにくく感じるのは,1の指と,4や5の指が黒鍵で,
その間の2や3の指が白鍵になる形です。
上手な人には問題のないことだろうと思いますが,
黒鍵と黒鍵の狭い間(白鍵)に指を入れないといけないような
音形のときは私には弾きづらいです。
それが何調になるかというのは単なる音階ではないので難しいです。

指の長さの違いという点で,1の指と5の指が同時に白鍵にあるとき,
それが1オクターブ開いているようなときは,間の2や3や4の指は,
白鍵よりも黒鍵の方が楽です。
2,3,4の指の長さから,黒鍵の位置に自然にくるからです。
その点ではハ長調よりは黒鍵がある調の方が楽です。
バイエルのように,1の指はド,5の指は5度上のソというような
手が大きく開かない曲であれば,全部,白鍵でも楽です。

何調と答えるのは難しいですが,手を大きく開く曲の場合や,
音の跳躍が大きい曲の場合は,黒鍵も適当にある調の方が楽です。
黒鍵数は白鍵数よりも少ないこともあって,小さな子どもでもすぐに
弾けるようになる「ねこふんじゃった」のような曲もあります。
黒鍵が多くなると難しくなるということも言えません。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
>>黒鍵と黒鍵の狭い間(白鍵)に指を入れないといけないような音形
とても興味深い事柄です。18世紀までの鍵盤曲には殆ど見当たらない(そもそもこの時代の鍵盤は黒鍵と黒鍵の間が狭すぎて白鍵を押せないに近い)ですが合理的な運指法を編み出したとされるショパンの曲はどうなのか調べてみる価値あります。

結果的にロ長調、変ニ長調、変ト長調、変イ長調は弾き易そうですね。
ちなみに「ねこふんじゃった」は変ニ長調ですね!

お礼日時:2007/10/27 12:39

♯8です



>長調よりも短調のほうが弾きにくいというのも事実ですよね。
そうですね・・・和声短音階だと増2度音程ができるので、イ短調だとf→gisを隣の指で弾かなければならなかったりする。これはやらしいですね

初めの質問に戻りますが、「弾きやすい調」を考える場合はショパンの曲を研究してみるのがやはり一番だと思います。
・ショパンにはハ長調の曲がほとんどありません。逆に変イ長調や嬰ハ短調といった曲が山ほどあります。このことからショパンはハ長調がピアノという楽器を鳴らすために向かず、ピアノ的な響きを表現する為に黒鍵を多用する調を選択していたことが分かります。

・ショパンが弟子の為に書いたメソードはロ長調のスケールの練習から始まります。ショパンは「ピアノで最も弾きやすいのはロ長調だ」と語ったことが伝えられています
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この回答へのお礼

>>逆に変イ長調や嬰ハ短調といった曲が山ほど
まさに19世紀音楽の特徴ですね。
ヴァイオリン&ナチュラル金管楽器中心の18世紀までの音楽でしたら奇異な調選択としか言いようがないですね。余談ですがヴァイオリンでの変イ長調と嬰ハ短調は開放弦が一つもなく響きが悪すぎなので技巧をてらった曲以外は殆どありませんね。ナチュラルタイプの金管楽器でもこれらの調の替え管はなかったようですし。
>>ピアノで最も弾きやすいのはロ長調だ
うすうす気づいてはいましたがさすが天才ショパンですね。弾きやすい調を中心に作曲したということは純粋にピアノのための曲を作曲したということですね。ですからピアノ=ショパンの図式が現代でも成り立つのですね。異論はあるでしょうが私はそう思っています。(ドビュッシーと言う人もいるかもしれませんね。)

機能和声と現代的記譜法が発達した18世紀後半にハイドンやモーツァルト(少年時代のロンドンの楽譜帳)は実験的に変イ長調や嬰ハ短調の曲を作曲してますね。

お礼日時:2007/10/27 22:17

No.3の者です。

ロ短調と嬰ヘ短調について経験を・・なんて
おっしゃっていただいたので、また書き込みさせていただいてます。

ロ短調でよく弾くのは「ワルツ10番69-2」なんですが、
試しに今ちょっと弾いてみました。調とか運指とか
意識して弾くとキンチョーしますねぇ。
(ちなみにこの曲です、以下に試聴を貼りました。)

♯2個ですので、頭の中では、それほど難しくないかという
先入観もあり、ひととおり弾いてみるのですが、
黒鍵(ド♯)を1の指で弾かなければならないところが
多く出てきて、これはたしかにやりにくいですね。
親指がズルッと落ちそうになります。

手が小さいので、黒鍵と黒鍵のあいだの白鍵を弾くのは
苦になりません。

嬰ヘ短調の曲は、弾いたことがないので、よくわかりません。
調号3つ、というのは苦手なタイプかなと思います。
(どこか必ず忘れて、音をはずす、というパターンでしょう)

たいした経験話じゃなくて、スミマセン。でも、この質問、
みなさまの回答が面白いです。私も役立たせてもらっています。

参考URL:http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=TOC …
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この回答へのお礼

早速弾いて下さってありがとうございます。
>>親指がズルッと落ちそうに
なるほど、ここが弾きにくさのポイントなのですね。
替え指のしにくさもポイントでしょうね。

そういう視点で見ると変ロ長調・変ホ長調も弾きにくそう・・・。
でもト短調は弾きやすいです。(バッハのメヌエットAnh115)
おそらく、変ロ鍵が中指にくるためでしょう。

>>どこか必ず忘れて、音をはずす
長調よりも短調のほうが弾きにくいというのも事実ですよね。
そういう意味では嬰へ短調あたりはとても微妙ですね。

お礼日時:2007/10/27 17:40

変ニ長調、ロ長調が最も弾きやすく


ハ長調が最も弾きにくい

一見シンプルで簡単そうなハ長調ですが、人間の手の形を考えると、変ニ長調やロ長調の黒鍵の配置が人間工学的に理にかなっていると思います。全部白鍵だと難しい…

読譜ですが、嬰ヘ長調とか嬰ハ長調とか変ハ長調とか普段使われることのない長がたまに出てくるとやらしいですね
他は訓練でなんとでもなります

この回答への補足

回答ありがとうございます。
人間の手の形がキーポイントなのですね。
譜読みではやはり調号が極端に多い調は読みづらいのですね。

補足質問ですがロ短調と嬰へ短調は弾きづらいと感じますか?

補足日時:2007/10/27 13:08
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これってアンケートなんですか。

。普通の質問カテなんですけど(笑)

人によって違うと思いますが、個人的には黒鍵が多い調が弾き易いです。これはスケールを速く弾いた時に弾き易いなと感じるからです。

逆に一番弾き辛いと感じるのはハ長調です。親指は短くて、指の関節が他の指に比べて低い位置にあるので、平面的な白鍵ばかりは弾き辛いです。ピアノを弾き始めた頃はハ長調が一番弾き易いに決まってる!と思っていましたが(笑)

譜読み場合は、調号が少ない方が楽だと思います。よってハ調が一番楽だと感じます。
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この回答へのお礼

>>ハ長調が一番弾き易いに決まってる
最近までそう思っていましたが親指と小指は白鍵でそれ以外の長い指は黒鍵というのが弾き易そうですね。

お礼日時:2007/10/27 17:44

#5です。


失礼しました
d moll→ g moll
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長調で弾きやすい順に


1 ハ 
2 ト
3 ニ
4 へ
5 イ
6 ホ
7 変ホ
8 変ロ
9 嬰ヘ
あとは大体いっしょ・・・

BDurが苦手です。

不思議にDmollはそれほどでもないんです。
変なの~
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この回答へのお礼

>>不思議にGmollはそれほどでもないんです。
言われてみればその通りです。バロック音楽にはGmollの曲が多いですがそれとの関連性、興味深いです。

お礼日時:2007/10/27 13:06

譜読みがしやすいのは、♯や♭がひとつも付いていない


ハ長調、イ短調でしょうね。楽譜を見るだけでだいたいの
曲の感じを掴むことができます。

弾きやすいのは?といえば、とりあえず黒鍵のことは
考えずに済むのでやはり上記の調です。

しかし、NO.2の方がおっしゃっているように、私の場合
♯や♭が5つ以上ガッツリ付いているもののほうが、
3つ4つなど中途半端な数ついているものより
弾きやすいです。(ハンパな数だと、つい忘れる・・)

最初は「どひゃ~、こんなに♭たくさん付いてるヨ~」と
ビビッていたのですが、いざ弾いてみると、5つ以上、つまり
1オクターブ中にある黒鍵盤を全部使うという調のほうが、
「もう黒鍵のことだけ考えてりゃいいのネ~」という
開き直り(?)が出来て、弾きやすいです。

ロ長調、嬰ヘ長調とか、変ニ長調、変ト長調、
変ロ短調、変ホ短調などです。

「子犬のワルツ」は♭5つ(変ニ長調)ですが、
おもに黒鍵で弾けるので、慣れるとラクです。

ショパンって、♭5つ、6つとか、た~くさん付いている曲が
多いですけど、「ぎゃあ~、たくさん付いてる~」と
思わずに挑戦してみるとイイと思います。

(な~んて言ってますが、弾きやすいのと、上手く弾ける
のとは、私の場合、ずいぶん違うような気がします。
練習、ガンバローと思っとります。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ショパンの曲には調号が5つ以上付く曲が極めて多くめんどくさそうですが慣れると意外と易しいのですね。運指って奥が深いのですね。
私が聞いた話ではロ短調と嬰へ短調の曲は運指が難しいとのことですが経験をお聞かせくだされば幸いです。

お礼日時:2007/10/27 12:24

#1です。


補足から推測して、あなたご自身が弾かれるわけではないのですね。
調記号(#♭)がないのが「ハ長調」と「イ短調」で、これが一番簡単です。バイエルの前半は、みんなそうです。
以下、#や♭が増えるごとに、読譜や運指が難しくなります。しかし4個ぐらいがピークで、それ以上はかえって易しいという人もいます。
さきに挙げた楽譜集は、初心者がショパンの「匂いを嗅ぐjためのものです。いつまでも調記号を嫌って「こればっかり」というのは、お勧めしません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たしかに調号が中途ハンパに多い調の演奏が一番難しそうですね。

お礼日時:2007/10/27 12:18

お勧めの楽譜:


ハ調で弾くショパン・ピアノ名曲集
ドレミ楽譜出版社
¥1,050
ISBN4-8108-7715-9

この回答への補足

回答ありがとうございます。
紹介いただいた楽譜が出回っているということから推測して
ハ長調は最も弾きやすいということでしょうか?

補足日時:2007/10/26 11:10
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