プロが教えるわが家の防犯対策術!

プロ野球ドラフトで入りたい球団に入れる人って少ないですよね。
意中の球団はあっても、あまり口外できないような環境ですよね。
でも普通の人が就職する時は、入社する側にもある程度の選択権がありますよね。
たとえば電機メーカーに就職したい人がいて、松○や○立は入りたいけどソ○ーは嫌だ。というようなものはあると思います。
それと同じような事は、ドラフトされる選手たちにもあると思います。
戦力分散の大義名分はわかりますが、選手が入りたいと思う球団作りという企業努力をしていない球団も多いように思われます。
この制度を作った人たちでさえ、多くの疑問・矛盾点があると思っているらしいので、コロコロ制度が変わりますよね。
皆さんはどう思いますか?
私ならこういう制度にする!!と言うアイデアなども聞かせてください。

A 回答 (10件)

体制も体質も全然違うのですから、プロ野球株式会社などという考え方は今どきナンセンスだと思います。

一般の企業だって転属希望を出す事は可能なわけですが、プロ野球では移籍希望を言うとすぐに「タンパリングだ」とわけの判らない事を言う連中がいて、普通の企業と同じとは到底言えません。
また、ルールは尊重するにしても、高校生は希望球団名を言えないというような制度に至っては時代錯誤で話にもなりません。

別に完全ウェーバー制でも構いませんが、その代わりに指名直後からトレードできるようにしてはどうでしょうか。
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希望する球団に入れる、入れないが問題にされるのは、ごく一部の有力選手だけであることに、まず目を向けなければなりません。

複数の球団が欲しがって競争になるのは、その年のアマ球界のなかでも、エリート中のエリートの一握りだけですよ。

多くのプロ入り志望のアマ選手は、プロから指名されることもなく、その野球人生を終えてしまいます。だから、ドラフトで指名された選手たちの大半は、どこの球団か、よりも、プロになれること自体を喜んでいます。

「職業選択の自由」云々の議論は、最近の日本酒のCMで思い出した人も多い例の「空白の一日」事件で、その主犯たる球団が言い出した屁理屈です。プロ野球選手という職業を選ぶ自由と、どこの球団に入るかは、全く別問題です。職業選択の自由=球団選択の自由と言い募るなら、その球団は、入団希望のアマ選手を全員入団させたでしょうか、百歩譲って希望者全員に対して入団テストを実施したでしょうか。

彼らが言っているのは、ごく一部の超エリートアマだけが特別扱いを受けられるようにする格差待遇をずぅーっと制度化していこうというだけの話です。
それに、ドラフトをやめて自由競争にした場合、結局モノを言うのはカネ、ということになり、親、親戚、野球部関係者等周辺からカネ(ないし経済的条件)でがんじがらめになって、本人の意向はないがしろにされます。

逆指名にも関わらず実は本人自身の意中の球団には入れてなかったという話もよく聞きますね。
大学野球のスターだった強打の某外野手は、大学野球のメッカと呼ばれる球場を本拠にする球団に入りたかったけど、親御さんが事業に失敗して巨額の負債を抱えていたので、泣く泣くそれを肩代わりしてくれる球団に入ったなんて話とか、人気者の好打の某内野手がポスティングとかFAとかについて全く騒がないのは、入団時にカネでがんじがらめにされてるからだという話とか、要は自由競争なら自分の意思で意中の球団を選択できるという世界ではなく、結局は金、カネ、金の世界になってしまうのです。

新卒で、松下電器に入るか、ソニーに入るか、で巨額の金が動くなんて有り得ませんね。そこが、プロ野球と普通の社会人の就職の大きな違いです。

だから、ドラフトもこれがベストの手段なのかどうか分かりませんが、裏金等が問題になった自由競争の仕組みよりは、はるかにましなのです。

プロ野球選手会が以前から主張しているように、完全ウェーバー制ドラフトとFA年数短縮を組み合わせた仕組みにすれば、選手にとっても有利になります。

プロなんだから、出場機会に恵まれそうな下位球団に入って活躍し、実力を認められて、FAで他球団なりメジャーなりに羽ばたいていけばいいのです。

今はFA権取得までの年限が長すぎて、権利を取ったときには選手としては下り坂というのが大きな問題になっています。高卒でプロ入りしてすぐに一軍で活躍できれば別ですが、大学・社会人を経てプロ入りした選手にとって、現状のFAでは選手としての峠を越してからやっと権利をとれることになってしまい、一部スター選手の金稼ぎの手段としてしか機能していないのが現状です。
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個人的に逆指名制度には大反対なので、球団側からの指名のみで何ら問題は無いと思います。


逆指名制度があると、選手側の球団への愛着以上に、
結局はどれだけ金を積めるかの勝負になってしまうので(入りたくない球団でも、大金を積めば入るケース等)、
金のある球団(=強い球団)がより強大になって零細球団との戦力格差が強まりますし、
その金満球団にしても、いずれは契約金の高騰に歯止めが掛からなくなって破綻する危険性が高いです。

それにプロ野球機構が本当に戦力分散政策を進めているようなら、
とっくの昔にドラフト制度は最下位からのウェーバー制度に統一されているでしょうし、
サラリーキャップの導入や、放映権やその他の収入に関して
プロ野球機構が一元管理及び均等分配等のルールが整備されているはずです。

現行での最善の策は、現状のFA取得期間の短縮(9年→6年ぐらい)と、
厳格なサラリーキャップ制度の導入(違反球団には罰金のほかドラフト上位指名権の剥奪等のペナルティ)が必須、
さらにできれば上記の収入のプロ野球機構の一元管理も導入されることが望ましいです。
現状のFA制度では高卒でも20代後半、大卒や社会人では30代にならないと希望球団には行けないですが、
上記のように短縮すれば、高卒なら20代半ば、大卒でも20代後半のまだ選手として脂ののった時期に
努力と実力次第で希望球団に移籍することができます。
サラリーキャップ制度も併用すれば、特定の球団に戦力が偏る危険性も少ないです。
それに最短で6年我慢すれば希望球団に行ける可能性があるのですから、
現状よりもドラフトの指名拒否は減少するでしょうし、それが結果として球界全体の戦力均衡にもつながります。

ただこれらの案は、FAの案以外は某在京球団を中心とした人気球団が断固として拒否するでしょうから、
現状では実現の可能性は限りなく薄いでしょう。
個人的には、プレーオフなんてくだらないものを真似するぐらいなら、
こういう制度こそ先に米国スポーツ界に学べ、って気がしますけどね。

ドラフトに関しては、完全なウェーバー方式よりも、
現行の3位ぐらいまでは球団側の指名・クジ引き制度(4位以下はウェーバー方式)の方が、
ドラフト対象選手のモチベーションにも影響が少ないでしょうし、イベント的な面白みもありますから
この方法で良いと思います。

弱い球団が人気を得るためには、企業努力だけではやはり限界があります。
結局は実力あっての、人気選手がいてこその球団人気だと思いますよ。
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まあ、どこぞのオーナーが言った「プロ野球という企業に就職する」は的はずれにしても、ドラフトで選手を分配すること自体は、特に問題はないと思いますね。



完全な自由選択となった場合、やはり球団の人気・不人気は出てくるでしょう。
現在はどの球団も地域密着的な活動で足場の地域から人気を得ることでファンを拡大する企業努力を重ねています。
しかしそれにしたって、時代の潮流とか、スター選手が現れた球団とか、地道な努力では回避できない『何かの拍子で』10年ほどにわたってチームが選手を集められずに停滞すれば、ドラフト制度で客を呼べるプレイヤーを取れない以上、経営は傾くでしょう。
現状12球団のプロ野球で、そんなチームが2つも出てくれば、球界全体が傾きます。(現に、3年前には球界消滅とはいかないまでも、2リーグ制という昭和25年から続くプロ野球組織形態の大前提が吹っ飛びかけました)

12球団に、ある程度の運命共同体的な部分がある。
これが、スポーツビジネスと一般企業の「同業他社」との大きな違いでしょう。
業界全体が潰れては本末転倒です。
そして、球団選択の自由は、そこに至ってしまうだけのリスクを十分に伴う制度だと言えます。

ドラフト制度は、「雇う側の企業の共同体」が、『合意事項』として執り行っているものです。
これも、広い意味での「雇用する側の自由」だと考えることができます。
選手は選手で、希望する球団(≒企業)からの指名でなければ、それを拒否する権利を与えられています。

▲希望する球団(≒企業)は、業界内の取り決めによって「選手を採用しない」と決めた。
▲希望しない球団(≒企業)から指名があっても、断ることができる。
▲以上のシステムは、業界全体の安定・発展のために必要なものであると言える。

この辺を捉えれば、「職業選択の自由」を侵害しているとまでは言えないように思います。
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問題のとらえ方についてのみコメントです。


ちなみに私自身は、関西にある、おそらく12球団でも屈指の不人気球団(苦笑)のファンです。

>プロ野球ドラフトで入りたい球団に入れる人って少ないですよね。

普通は自分がなりたい仕事につけない人すら少なくないのですから、
それに比べれば自分がやりたい仕事をできるのだから幸せだと思います。

>でも普通の人が就職する時は、入社する側にもある程度の選択権がありますよね。

それは選べる人が選べる環境にある場合だけの話だと思います。
選べない人、選べない環境だって多いでしょう。

プロ野球選手になる人はプロ野球に入る決意をして初めてドラフトがあることを聞かされるわけありませんから、
プロ野球選手という仕事を選んだ時点でそういう環境であることの覚悟はできているべきだと思います。

>選手が入りたいと思う球団作りという企業努力をしていない球団も多いように思われます。

これは分かります(し、個人的には賛成です)が、上記の話とは関連性はないと思います。

ちなみに「職業選択の自由」って話が出てきていますが、
もし憲法22条の話だとすれば、今回の問題には無関係と言っていいです。
憲法22条の職業選択の自由とはつきたい職業につく(ための努力をする)ことを
法律や国家権力が妨害してはいけないという意味に過ぎず、
つきたい職業や就職先を保障するという意味ではありません。
こと私企業である限り、雇い入れるほうにも雇い入れ方を決める自由があります。
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一般企業でも、コネがないと入社できないなんてザラです。

例えば航空会社の客室乗務員とか、テレビ局のアナウンサーとかね。だってね、一般社会ではスポーツ選手みたいに全てが目に見える成績が出るわけでもないですからね。

やっぱりウェーバー制のドラフトにして、FAが今より緩和した制度にするのが一番いいんじゃないですかね。コロコロ制度が変わるのは、あの在京球団のオーナーが自分の球団を優勝させたいがために都合のいい制度ばかりを考えるからじゃないですか。
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理想はそうですが、結局現実論で考えると仕方ないことです。


球団が努力してないというとそれまでですが、12球団あれば順位を決める以上、強い弱い(人気不人気)が出てきてしまいます。広島や横浜も今はスタンドはガラガラですが、強かった時期は巨人戦でなくてもスタンドは満員でした。選手にも寿命はあるので、長年同様な成績を維持するのも難しいです。それが出来るのは親会社が儲かっていて他球団からお金で選手を獲得できる一部の球団ぐらいです。自由競争にしたら、特定の球団に人が集まって、さらに貧富の差が多きなって身売り球団が続出するかもしれません。
だからドラフトが出来たわけで、それだけではまずいからFAが設けられたわけです。

むしろ逆指名があってFAも共存してるのがおかしいぐらいでしたから、逆指名がなくなるのは良いことでしょう。強いていえばあとはFAを短縮するぐらいでしょうか。

希望の球団に入っても、希望するポジションを取れるとも限りませんし、野手へ転向させられたり、ダメならクビです。それを決めるのは球団です。プロ野球を1つの組織と考えれば、ドラフトは企業でいえば人事部でしょうか。そう考えてもよいかもしれません。
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くじ引きで人生を決める自体おかしいですよね。

松下・日立・東芝・三洋など試験なくして入社など有り得ません。野球も同じだと思います。プロを志望するなら全球団でトライアウトを行い選択権を選手に与えるべきでしょう。独立リーグもあれば戦力外通告された選手もいます。職業選択の自由が成り立ちませんよね。12球団は同一企業ではないのです。
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普通の人だっておっしゃるとおり「ある程度」しか選択権ありません。


松○に入ったとして人事部とか営業部とか製造部とかの選択は会社側の意向で決まるのであって、入社者側の思惑が入る余地はほぼありません。

つまり「日本プロ野球機構」という会社を選択する権限はあっても「巨人部」や「中日部」や「阪神部」を選択する権利はないといってしまえば、野球選手も一般人も同じことなのではないのでしょうか?
プロ野球がいやなら社会人野球や独立リーグを選択する権利も残されているわけですし。
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「プロ野球」という業種を自ら選択しているのだから、良いのでは?


プロ野球に入って、自分の希望する球団に入れるかどうかは、
会社に入って、自分の希望する部署に配属されるかどうかと一緒でしょう。
これまでに、自分の入りたい球団に固執した選手で、一流になった人はほとんどいないと言って良いのではないでしょうか。
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