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素朴な質問なんですが、
洋画の制作費って日本円で何百億とかザラですよね。
スパイダーマン3は最高額の350億?ぐらいだったと思います。
スパイダーマンシリーズは好きで全作品見てるんですが、
確かにCGやら凄くて臨場感が伝わってきます。
しかし、どうしてこんな300億なんて額がかかるのでしょう?
桁違いのような気がします。
出演者のギャラやあれだけの映画を作るのに数え切れない程の
人間が関わってるんでしょうけど、それにしたって・・・。
殆どCGでしたら人件費もかからないと思うのは私だけ?
そんな単純なものじゃないんでしょうけどね。

以前、何かの番組でCGを作るソフトからの開発を
何年も前からやってると聞きました。
それにしたってそんなにかかるものなの?と思ってしまいます。
その辺りに詳しい方、いらっしゃいますか?

A 回答 (2件)

最近のハリウッド大作の映像は、実際に撮影されたものとも、コンピュータで作り出されたものとも、わからないくらいになって目を見張るばかりですよね。


実際の撮影となると、それこそ大がかりな仕掛けをして、目玉が飛び出るほどに膨大なお金が注ぎ込まれるんだろう、と想像できるところです。

それとは逆にコンピュータで作り出される映像となると、すべて室内で出来るわけですし、専門のスタッフたちをそんなに大勢雇わなくても、作れないこともないような気もします。

実のところ、お金だけに換算すれば、実写の映像よりも、コンピュータの中で作り出される実写とは区別できないくらいのリアルな映像の方が、より費用が掛かる場合が多いようです。

ある映画の制作過程で実写とCGとを合成する高性能マシンを使ったことがあるのですが、このマシンが設置してある某スタジオを1時間使うのに30万円掛かりました(もっとも定価でこの値段なので支払い金額は要交渉なんですけど…)。
で、1時間ではものの数秒の映像しか作ることが出来ませんで、まるまる1日を使用して数分のものを作ったのですが、単純に計算して高級車1台分の値段になってしまいました。
どうしてこんなに時間が掛かるのかというと、フィルムのクオリティでCGを扱うと、その容量が膨大なんです。
うろ覚えなんですけど、その時の合成のワンカット、ものの10秒くらいで4ギガ以上だったと思います。4ギガだとテレビ映像のクオリティに換算すればDVD1枚分=映画一本、ですから、フィルムのクオリティでの容量の大きさがわかるかと思います。

てなわけで、全編高性能マシンが必要になるであろうハリウッド大作となると、それだけで膨大な予算が必要になってしまうんです。

さらにハリウッド映画だと、メインの俳優一人一人に豪華なトレーラーが割り当てられたり、製作完成保険といって、役者のケガや天候不順などで製作期間が伸びたりした場合、超過した予算をまかなってもらうための保険への加入とか(これが全製作費の数割とバカ高い!)、スタッフの組合の規定で一日の労働時間が決められているとか、お金ばかりが掛かる仕組みがたくさんありまして、想像できないような金額の製作費が必要になっちゃうんです。

あとエンドクレジットを見るとめちゃくちゃ多くのスタッフの名前が出てきますよね。「ハリポタ」の新作で数えてみようと思ってカウントしていたら800人くらいでわからなくなっちゃったんですけど(^_^;)、「スパイダーマン3」もきっと同じくらいの数のスタッフがかかわっていると思われます。となると人件費も膨大。

こういったことから、SFXを駆使したハリウッド大作は想像以上にお金が掛かるようです。
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制作費についてCGの点から答えます。





CGを使用するれば人件費がかからないというのは大きな間違いです。CGを作る工程で多くのCGクリエイターの人々の途方もない努力があることを忘れてはいけません。

モデリング
質感設定
アニメーション
ライティング
エフェクト
レンダリング
コンポジット

おおまかにざっと並べただけでも一つのカットを作るのにこれだけの作業工程が必要で、その作業工程ごとに何人ものスタッフが存在します。
CGを使用すれば現実で撮影することが難しい映像を作り出せるという利点がもっとも大きく、経費の削減という意味合いもありますが、それでもCGで製作することが「安い」ということではありません。特にハリウッド等で使用されるCGは最新の技術を開発したり購入したりするため大変な費用がかかります。


CGはPCまかせで作ることはできないし、スイッチをポチっと押せば作れるものではありません。
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