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いつもお世話になっております。

現代の小学中学高校の教育について、いくつか質問させてください。
初歩的な質問もあり申し訳ありません。
ひとつにでも回答いただければ幸いです。

[1]教育再生会議について
  首相の諮問機関だったと記憶しています。
  ここでの決定は国の決め事に直通するんですか?

[2]中央教育審議会
  今日の新聞に中教審の新指導要領の記事が一面に載っていました。
  上記の質問と類似しますが、ここの決定は国としての決定ですか?  政治家の集まりではないのですよね?

[3]指導要領
  誰が決定するのですか?中教審ですか?
  法律ではないのですか?守らなくてはいけないものですか?
  10年ごとにかわるのですか?

[3]ゆとり教育からの転換について
私の意見を聞いてください。
私はゆとり教育の理念には賛成します。
しかしゆとり教育が今否定されているのは、政府のゆとり教育の導入の仕方がまずかったからでは。
まず、週休2日制、授業内容の削減は何のためなのかわかりません。
詰め込み授業よりも、集団で生活する学校でしかできない、理解を深め応用力を養えるようにさまざまなアプローチの仕方での教育をする。
もちろん必要な計算・読解力を養うこともしっかり。
週休2日制を止め、土曜日も授業をする。
文部省は週休2日で地域との時間を、とか書いていましたが、この時世に非現実的。地域との時間を求めるなら学校として機会をつくるべき。
受験の形態も理念にあわせる。
ゆとり導入後も受験勉強が変わらなかったのはおかしい。
大改革をするのは不可能なのですか?

・・書いているうちにわからなくなってきました。。
でも上記の内容を実現するにはいい先生がなによりも必要ですよね。
ゆとり教育の総合学習の時間を有効活用された先生もたくさんいらっしゃいます。
日本中そんな先生を増やすことは事実不可能でしょうか?

こんな頭がぐちゃぐちゃになってしまった小娘にどうかご意見をください。
乱文申し訳ございませんでした。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

[1]教育再生会議について


今、教育関係者、文教行政の関係者でここをまともに相手する人は一人もいません。まぁ、素人が集まって、居酒屋で教育談義をやっている、という程度にしか思っていません。内輪の会合に出ると、官僚自身が「あれは無視してくださって結構ですから」と言うくらいです。

[2]中央教育審議会
こちらは、モノが違います。もちろん専門の教育学者が入っておりますし、その下の作業部会には現職の先生もたくさんいます。まぁ、こちらが現役のジョージファアマンだとすれば、1は亀田兄弟かな? そのくらい実力には差があります。ただ、再生会議の方は言動が面白いのでマスコミにはもてます(それも亀田兄弟に似てるでしょう?)。
中教審の答申は、間違いなく政策に反映されます。

[3]指導要領
  誰が決定するのですか?中教審ですか?
大筋は中教審答申に基づき、文部科学省が出します。法律ではないので、国会での議決は不要です。

  法律ではないのですか?守らなくてはいけないものですか?
  10年ごとにかわるのですか?
法律ではありませんが、判例では法律に等しいという位置付けです。従って、基本的には全ての公立学校が守る必要があります。改訂はほぼ10年ごとです。

[3]ゆとり教育からの転換について
これについては、ご意見は大変よく分かります。ただ、私見を述べる場所ではありませんので、私の見解は省略します。
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この回答へのお礼

大変わかりやすい回答ありがとうございます。
すごく助かります。

教育再生会議の扱いについては驚きです!
毎度大々的に報道されるので、かなり重要なものなのかと思っていました。
たしかに親学批判などありましたよね。

本当にありがとうございます。

お礼日時:2007/11/01 07:37

中央教育審議会ですが、はじめから結論が決まっていて、あとはそれに沿って話す茶番だそうで…。

そんなもんですね、多分。

ゆとりに関しては、筋は通っていると思います。受験の詰め込みを否定しすぎたのがまずかったのでは。あの詰め込みこそが、日本の躍進力でもあったわけで…。その上の応用実践であれば、効果は絶大だと思いますが。基礎教育を怠ったせいで、なにもかもが意味を失ってしまったんでしょう。現状で受験教育まであわせたら、それこそ日本の教育は地に落ちてしまうような…。チャイナやインドのパワーに圧倒されて、ただのアジアの小国になりさがる日がどんどんせまってくる…。まあ、官僚や政治家はそこらへんよくわかっている(そういう受験等々の中で育ってきたという意味で)んで、受験とかは合わせていかないんだと思いますよ。
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1.教育再生会議について



教育再生会議は、安倍前首相の肝いりで始めたものです。
やっていることは居酒屋談義であっても(苦笑)、安倍さんが首相の間はいわゆる政治決断で、いつでも実行される可能性がありました。

しかし安倍さんが首相を退任して福田政権となった今、影響力は必然的に低下しています。
保守派の政治家(可能性として一番高いのは麻生さん)が首相の座に就くまでは、影響力はかなり低下するでしょうし、下手をすれば無くなる可能性も十分にあります。


3.ゆとり教育の転換について

私も理念については賛同していますが、現場で運用できなかったことが最大の問題でした。
質問者の方が述べるように、能力のある一部の教師はこの制度をよく活用できたかと思いますが、大多数の普通の教師はメリットを生かせないまま、授業時間だけが減ったため学力低下につながったのではないでしょうか。
理念が現実とあってないという、非常によい例だと思います。

また個人的な意見ですが、いわゆる「生きる力」という根本的な内容は、私は家庭教育でつけさせるものだと考えています。
多くの家庭では、親が家庭教育を放棄しているため、やむなく学校でそれをしようという試みなのでしょうが、やはり教師が親の代わりを務めるのには限界があったのでしょう。

詰め込み教育の再開という指摘もあるかもしれませんが、やはり小中のうちは基礎学力を重視するやり方が、今の日本の教師のレベルでは適しているのかもしれません。
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