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映画、特に洋画が大好きで、ジャンル・新旧問わずよく鑑賞するのですが、その中でも気に入る作品はインディペンデント出身の監督による映画(所謂ミニシアター・単館系)が多いです。
勿論壮大なSFや大作にも素晴らしい作品は多々あるのですが、今回はインディーズ映画(もしくはインディーズ出身監督の映画)に的を絞って、お勧めがあればお教え下さい。

ちなみに、お気に入り監督としては、
ウディ・アレン、ジャームッシュ、アルトマン、ウェイン・ワン、スパイク・ジョーンズ、タランティーノ、リンクレイターetc...
(↑いまや独立系とは言えない人もいますが。)まだまだ挙げるとキリが無い~。

その他もある程度知名度があったり話題になった作品は観ていますが、詳しい方に「隠れた名作」をお勧めいただけたら、と思っています。作品名の他に、簡単な設定(ストーリー)もしくは監督・出演者等も教えて頂けると、探す時に助かります!
※勿論作品名だけでも結構です。

欲張りで面倒な質問かもしれませんが、回答お待ちしております。

A 回答 (5件)

 私は昔のアメリカ映画の方が好きなので、いっぱい入れたいところですが、独立系映画ということなので、比較的新しい作品を中心にしました。



ロジャー・コーマン
1.「恐怖の振子」61監督.ロジャー・コーマン原作.エドガー・アラン・ポオ「早すぎた埋葬」「穴と振子」出演.ビンセント・プライス/ジョン・カー/バーバラ・スティール
 出ました。これぞ、B級映画の楽しみ。栄光のマイナー・プロAIPのポオ・シリーズ第2弾。しかし、侮ってはいけません。コーマンは次のような人材をアメリカ映画界に送り込んでいるのです。ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、俳優ブルース・ダーン、ジャック・ニコルスン、監督フランシス・コッポラ、監督ピーター・ボグダノヴィッチ…。

2.「早過ぎた埋葬」62監督.ロジャー・コーマン原作.エドガー・アラン・ポオ出演.レイ・ミランド/ヘイゼル・コート
 完全犯罪をたくらむ妻と、復讐に燃える男との陰惨な戦いを描く。ポオ・シリーズ3作目。

3.「忍者と悪女[大鴉]」63監督.ロジャー・コーマン原作.エドガー・アラン・ポオ出演.ビンセント・プライス〔クレーブン〕/ピーター・ローレ〔スカラバス〕/ボリス・カーロフ/ジャック・ニコルスン
 クレーブン博士とスカラバスの壮絶な魔術合戦を痛快に描く。とても楽しいホラー映画です。カーロフの出番が予定より早く終わってしまったので、コーマンはもう一本シナリオを書き上げて、カーロフ主演で「古城の亡霊」を作ったという伝説があります。この間たったの二日半だったといいます。

ウディ・アレン
4.「泥棒野郎」69監督.ウディ・アレン出演.ウディ・アレン/ジャネット・マーゴリン/マーセル・ヒラエル/ルイーズ・レッサー
 悪の道で名をなすことを夢見る落ちこぼれが、ついには前科53犯の有名人となるまでを描く。アレンの本格的な監督デビュー作品。セミ・ドキュメンタリー・スタイルは、後の「カメレオンマン」によって完成されることになります。

5.「ボギー!俺も男だ」72監督.ハーバート・ロス出演.ウディ・アレン/ダイアン・キートン/トニー・ロバーツ/ジェリー・レーシー
 ボギーとは、「カサブランカ」などでおなじみのハンフリー・ボガートのことである。映画館をやりながら映画評を書いているアランは、映画に熱中するあまり、実生活に身が入らず妻が家出してしまう。この作品はもとはアレンが書いて主演した舞台劇で、何故これを自分で演出しなかったかを次のように語っている。「舞台劇の映画化には興味がない。映画独自の題材にこだわりたいんだ。…昔の戯曲の映画化のために丸1年もかけるなんていやだから、別の人間に監督してほしかった。…ハーバート・ロスにとって、あの芝居は新しい世界に思える。だから、やりがいのある仕事になるんだ。」

6.「スリーパー」73監督.ウディ・アレン出演.ウディ・アレン/ダイアン・キートン
 200年前に胃潰瘍で入院し、そのまま凍結された男が目を覚まし、ロボットと間違えられます。アレン監督初期の傑作です。

7.「ブロードウェイのダニー・ローズ」84監督.ウディ・アレン出演.ウディ・アレン/ミア・ファーロー/ニック・アポロ・フォルテ〔ルー・カノーヴァ〕/ハーブ・レイノルズ〔世界最低の腹話術師バーニー・ダン〕/サンディ・バロン〔レストランで語る男〕
 アレンは売れない芸人のマネージャーに扮し、自分の抱えている歌手の恋を実らせようと奔走する。売れない芸人たちの群像がほのぼのと描かれ、さらには、そういう芸人たちの面倒を見るアレンの姿にペーソスと芸人賛歌がにじみ出ている。

8.「ラジオ・デイズ」87監督.ウディ・アレン出演.セス・グリーン/ミア・ファーロー/ジュリー・カブナー/ダイアン・ウィースト/マイケル・タッカー/トニー・ロバーツ/ダイアン・キートン
 第二次大戦が始まったばかりの頃、ラジオが家族団欒の中心だった時代を背景に、古き良きアメリカへの郷愁を、軽妙なタッチで描く。今回はアレンはナレーターで、出演していないが、自伝的色彩の濃い作品です。

9.「私の中のもうひとりの私」88監督.ウディ・アレン出演.ジーナ・ローランズ/ミア・ファーロー/イアン・ホルム/ジーン・ハックマン/ジョン・ハウスマン/ブライス・ダナー/サンディ・デニス
 初老にさしかかった女性を主人公に、些細なことがきっかけで、「本当の自分」に気がつく姿をサスペンス風に描く。イングマール・ベルイマン作品の撮影を担当してきたスヴェン・ニクヴィストと初めて組んだ作品です。

10.「ウディ・アレンの重罪と軽罪」89監督.ウディ・アレン出演.マーティン・ランドー/ウディ・アレン/アラン・アルダ/ミア・ファーロー/アンジェリカ・ヒューストン/サム・ウォーターストン/カーライン・アーノルド/クレア・ブルーム/ジェリー・オーバック
 眼科医のジュダは社会的な名声を獲得しているが、つき合っていた女性の存在が次第に重荷になり、弟に相談して、殺害を依頼することになったが…。様々な物語が進行する中で、或る時は哲学的に、或る時はユーモラスに作品世界が展開されて行く。ランドーは、テレビ映画「スパイ大作戦」で、変装の名人を演じていました。ずっと昔にはヒッチコックの「北北西に進路を取れ」の悪役が印象的でした。また、この作品を観ると、アレンが「雨に唄えば」を大好きなことも判ります。

コーエン兄弟
11.「赤ちゃん泥棒」87監督.ジョエル・コーエン出演.ニコラス・ケイジ/ホリー・ハンター/トレイ・ウィルソン/ジョン・グッドマン
 ケチなコンビニエンス・スーパー強盗の夫と、婦人警官の妻が、子供ほしさに「五つ子」の中からひとりの赤ん坊を盗んでしまうが…。「スピード」にも影響を与えたと、私は解釈しています。

12.「ビッグ・リボウスキ」98監督.ジョエル・コーエン出演.ジェフ・ブリッジズ〔デュード/ジェフ・リボウスキ〕/ジョン・グッドマン〔ウォルター・ソブチャク〕/ジュリアン・ムーア〔リボウスキの娘、モード〕/スティーヴ・ブシェーミ〔ドニー〕/デイヴィッド・ハドルストン〔ビッグ・リボウスキ〕/フィリップ・シーモア・ホフマン〔秘書、ブラント〕/ピーター・ストーメア〔ニヒリスト1〕/フリー〔ニヒリスト2〕/リオン・ラッサム〔マリブ署署長〕/サム・エリオット〔ザ・ストレンジャー〕/タラ・リード〔リボウスキの妻、バニー〕/ジョン・タートゥーロ〔デュードたちのライバル、ジーザス・クィンタナ〕/デイヴィッド・シュウリス〔モードの親友、ノックス・ハリントン〕/ベン・ギャザラ〔映画製作者、ジャッキー・トリホーン〕
 この映画のストーリーを順を追って語ることほど無意味なことはないかもしれない。様々な映画的記憶を詰め込んだ破天荒で渾沌としたハードボイルド・コメディだからである。男たちは興奮して怒鳴りまくり、ボウリングに慰めを求め、一方ではむきになる。冒頭はウエスタンかと思わせる風景で、そこにドスの利いたナレーションが入る。時は1991年湾岸戦争でブッシュがむきになっていた頃だ。「アマデウス」〔84.監督.ミロス・フォアマン〕・前作の「ファーゴ」・黒澤監督の「天国と地獄」・ヒチコックの映画・94年「未来は今」・昔のミュージカル映画などを彷佛とさせつつ、金持ちの家族がらみの事件に巻き込まれて行くというレイモンド・チャンドラー原作の探偵フィリップ・マーロウものの体裁を借りながら、権威とか正義とか地道な暮らしとか努力とか暴力とか感傷とかの化けの皮が完璧にはがされてしまった現代のわびしさとやりきれなさがにじみ出てくる話である。役者たちもとても魅力的だ。軟弱なぐうたらを演じたジェフ・ブリッジズ。破壊的なぐうたらを演じたジョン・グッドマン。存在感の無いぐうたらを演じたスティーヴ・ブシェーミ。この三人のボウリングのライバルで挑発的にして攻撃的なゲイを演じたジョン・タートゥーロ〔ボウリング場で繰り広げられる彼の奇ッ怪なアクションはこの映画の予告編でかなりの部分採用されている。「バートン・フィンク」での丸眼鏡をかけた気弱そうな主人公と同一人物と判った後でも、私はその事実をなかなか受け入れることができなかった〕。ぐうたらを心底軽蔑し、不自由な足をバネにビッグになった風を装いながら、実は無能でしかなかった億万長者を演じたデイヴィッド・ハドルストン。彼に仕える忠実な秘書を演じたフィリップ・シーモア・ホフマン。リボウスキの娘で、フェミニストにして前衛芸術家を演じて、硬質な妖艶さを表現したジュリアン・ムーア。その友だちで、スキンヘッドの謎のビデオ・アーティストを演じたデイヴィッド・シュウリス。リボウスキの屋敷のプールで死体のようにぐうたらに浮かんでいたかと思うと、最後には100万ドルをよこせとデュードたちの前に立ちはだかり、結局はウォルターに耳を噛みちぎられてしまうニヒリストを演じたピーター・ストーメア。

コメディ
13.「我輩はカモである」33監督.レオ・マッケリー出演.グルーチョ・マルクス/チコ・マルクス/ハーポ・マルクス/ゼッポ・マルクス/マーガレット・デュモン
 何故か日本では人気のないマルクス兄弟喜劇の代表的な傑作。感傷とロマンスを徹底的に排除し、完璧に非妥協的な野党的観点を持った作品。これぞナンセンスの極致です。ヒットラーの独裁と戦争を予見し戯画化した作品としても有名です。ウディ・アレンの「ハンナとその姉妹」では、アレン扮する男が落ち込んだときに、この映画を観て、余りの馬鹿馬鹿しさに、悩んでいるのがあほらしくなった、というエピソードが紹介されています。

14.「底抜け大学教授」63監督.ジェリー・ルイス出演.ジェリー・ルイス〔ジュリアス・ケルプ教授/バディ・ラブ〕/ステラ・スティーブンス〔ステラ〕/デル・ムーア〔ウォーフィールド博士〕/キャスリーン・フリーマン〔ミス・レモン〕/ハワード・モリス〔ジュリアスの父〕/エルヴィア・オールマン〔ジュリアスの母〕/レス・ブラウン
 「ジキル博士とハイド氏」のパロディである。世にパロディと呼ばれる作品は多いが、単なる悪ふざけではパロディは成功しない。テキストを徹底的に研究し、その精神を深く読み取ることが成功への道につながる。その点、この作品は、実にうまく、大成功の部類に入ると思う。ジェリー・ルイスの底抜けシリーズというと、少年時代の私は、ドタバタの代名詞として軽蔑していたものだが、大いに反省しなければならない。無論ドタバタ自体を論じ始めると、決して否定さるべきものではなく、それだけで一大論文ができてしまうだろうが、この最後の底抜けシリーズについては、ドタバタとは言えない。ケルプという天才ではあるが、失敗も多いさえない中年男が、スマートでダンディだが少々自己中心的なバディ・ラブというプレイボーイに変身するのは何故なのか。そこが重要なのである。その秘密は、バディ・ラブという命名にも現れている。「ジキルとハイド」が善と悪との分離を目指しながら〔建前と本音と言ってもいい〕、最終的には善は悪によって滅びていったのに対して、こっちは善と悪というほどの先鋭な対立ではないものの、平凡な人生が肉欲を前面に打ち出して行く現代的な人生に憧れはしたものの、結局は平凡な日々の中に微妙な差異とささやかな輝きを見いだして行くというハッピーな物語に巧みに変換されているのであった。とはいえ、単純なハッピーエンドではなく、終わりに「終わり」ではなく、「始まり」と出るのも、着実に地面に足をつけているルイスの世界が見えてくる。このあたりは、「パームビーチ・ストーリー」〔42.〕のプレストン・スタージェスのシニカルな冷静さを思い出させる。また、コメディアンは自分自身に陶酔してしまってはダメで、徹底的に自分自身を客観化し笑いのめすという精神が必要なことは、最後の舞台挨拶に似た出演者紹介の場面で、最後に出てきたルイスがカメラに向かって蹴つまずき、「ジェリー・ルイス」という名前も出ず、フェイド・アウトして終わりになる所に痛切に示されていると言ってよかろう。その後のコメディへの影響としては、ケルプの幼少時代の両親を含めた描き方に「新サイコ」〔78米.監督.主演.メル・ブルックス〕を感じさせ、テーマに深く関わる部分と終盤のしんみりさせる雰囲気がウディ・アレン諸作品を思い出させてくれる。

15.「夕陽に立つ保安官」69監督.バート・ケネディ出演.ジェームズ・ガーナー〔ジェイソン・マッカラー〕/ジョーン・ハケット〔町長の娘、プルーディ〕/ウォルター・ブレナン〔ダンビーおやじ〕/ハリー・モーガン〔町長、オリー・パーキンス〕/ジャック・エラム〔保安官助手、ジェイク〕/ヘンリー・ジョーンズ〔ヘンリー・ジャクソン〕/ブルース・ダーン〔ジョー・ダンビー〕
 ゴールドラッシュでわきかえる西部の町に現れた滅法強いガンファイターを中心に、西部劇のパロディがふんだんに盛り込まれています。題名は何かかっこいいが、純然たる喜劇です。

サスペンス
16.「そして誰もいなくなった」45監督.ルネ・クレール原作.アガサ・クリスティ出演.バリー・フィッツジェラルド/ウォルター・ヒューストン
 1976年に、今はシネスイッチ銀座となっている「銀座文化」で観ました。フランスの巨匠クレールが滞米中に発表したとぼけた味の悠々たるサスペンス映画。ビデオにはなっておらず、劇場でも当分[永久に?]観ることはできないと、いつか聞きました。観ておいて、本当によかったと言える作品でした。

17.「現金に体を張れ」56監督.スタンリー・キューブリック出演.スターリング・ヘイドン/コリーン・グレイ/ヴィンス・エドワーズ/イライシャ・クック・ジュニア/コリー・ウィンザー/テッド・デ・コルシア/ティム・ケリー〔ライフルで撃つ男〕/ジョー・ソウヤー〔競馬場のバーテン〕/ジェイ・C・フリッペン〔帳簿係〕/コーラ・クォーリアン〔バーで大暴れする男〕
 5年の服役を終えたジョニーは、婚約者との生活のために、競馬場の売上金の強奪を計画するが…。キューブリック監督初期の迫力あるサスペンス・アクション。歯切れの良い切れ味鋭い描写力が光るが、2度目にNHK教育で観た時は、コリー・ウィンザーにすっかり愛想をつかされているのに、不毛な愛を捧げ続けるイライシャ・クック演ずる中年男の描き方に迫力を感じた。

18.「シーラ号の謎」73監督.ハーバート・ロス出演.リチャード・ベンジャミン/ダイアン・キャノン/ジェームズ・メイスン/ジェームズ・コバーン
 完璧な伏線、さりげない手がかり、迷路趣味、謎解きの楽しさにあふれた傑作であるが、あまり知られていないのが残念な作品。脚本に「サイコ」の俳優アンソニー・パーキンスが参加しています。

19.「ルル・オン・ザ・ブリッジ」98.監督.ポール・オースター出演.ハーヴェイ・カイテル〔イジー・モーラー〕/ミラ・ソルヴィーノ〔セリア・バーンズ〕/ウィレム・デフォー〔ヴァン・ホーン博士〕/ジーナ・ガーション〔イジーの先妻、ハナ〕/マンディ・パティンキン〔ハナの夫、フィリップ・クレインマン〕/ヴァネッサ・レッドグレイヴ〔映画監督、キャサリン・ムーア〕/ヴィクター・アーゴ〔ピエール〕/ペギー・ゴームリィ〔病院のセラピスト〕/ルー・リード〔ルー・リードではない男〕/デヴィット・バーン〔パイ投げの隣にいる男〕
 辛気くさい話で、後味も悪く、伏線の張り方も雑で、洗練度が低い「シックス・センス」と比べて、少し似たところがあるのですが、ポール・オースターの今作ははるかに素晴らしい。似ているといっても、こちらの方が制作は1年前です。それなのに、「シックス・センス」ばかりが脚光を浴びて私はおかしいと思います。サックス奏者のイジーがライブハウスのトイレで、前にべたべた貼ってある写真を見ているシーンから、この不可思議な映画は始まります。実はこの冒頭のシーンが既に伏線として生きてくることになろうとは。「スモーク」〔95.監督.ウェイン・ワン〕の原作者が初めて監督として自立した今回の作品は、カフカ的でも、安部公房的でもなく、村上春樹風であると言え、人間の心理の一瞬を描くことによって、そこに切なさと無常観を漂わせた傑作が誕生したと言えます。ハーヴェイ・カイテル、ミラ・ソルヴィーノ、ウィレム・デフォー、など各自の個性溢れる存在感を生かした好演です。

SF
20.「SF地球爆破作戦」70監督.ジョセフ・サージェント出演.エリック・ブリーデン/スーザン・クラーク/ゴードン・ピンセント
 題名はふざけていますが、コンピューターの反乱を扱ったスリル満点の作品で、私は大好きです。

21.「スローターハウス5」72監督.ジョージ・ロイ・ヒル原作.カート・ボネガット・ジュニア出演.マイケル・サックス/ロン・リーブマン/バレリー・ペリン
 自由に現在・過去・未来を行き来できる男。人生の不条理、戦争の残酷さが時にはスラップスティック調に、ファンタスティックに描かれています。ロイ・ヒル監督のマイルドなタッチがとても好きです。

戦争
22.「最前線物語」80監督.サミュエル・フラー出演.リー・マービン〔ボッサム軍曹〕/マーク・ハミル〔グリフ〕/ロバート・キャラダイン〔ザブ〕/ボビー・ディ・チコ〔ビンチ〕/ケリー・ワード〔ジョンスン〕/ステファーヌ・オードラン〔ワルーン〕/ジークフリード・ローチ〔ドイツ軍、シュローダー〕
 従来の戦争映画にないリアルな描写の作品として著名だったが、「プライベート・ライアン」が出た今となっては、その地位は譲らざるを得ない。しかし、総体的に言うなら、私はこちらの方に軍配をあげる。なぜなら、本作は戦争という次元を超えて、人生というものを考えさせる稀有な戦争映画だと思うからだ。と言っても、決して映画自体が深刻に沈んでいるわけではない。むしろ、からっとした突き抜けたような明るさがあり、時間は1時間50分だが、映画を4、5本分観たような重量感のある傑作だ。

アクション
23.「ゴースト・ハンターズ」86監督.ジョン・カーペンター出演.カート・ラッセル〔ジャック・バートン〕/キム・キャトラル〔ウォン・チー〕
 嵐の三人組やおばけのロー・パンなどサンフランシスコのチャイナ・タウンの地下で繰り広げられる痛快なファンタジーの世界。ここまでやるかという感じのラッセルの三枚目ぶりが楽しい。カーペンターの最高傑作だ。

24.「ダークマン」90監督.サム・ライミ出演.リーアム・ニーソン〔ペイトン・ウェストレイク〕/フランシス・マクドーマンド〔ジュリー〕/コリン・フリールズ〔ルイス〕/ラリー・ドレイク〔デュラン〕
 B級怪奇アクション映画の体裁をとりながら、愛と感動にあふれ、生きる意味を感じさせさえする傑作である。最初のうちは、「ブレードランナー」〔82.〕の雰囲気に、ロジャー・コーマン監督のエドガー・アラン・ポオ・シリーズ〔例えば61年「恐怖の振子」〕や「フランケンシュタイン」〔31.〕の怪奇色を加えたような、何とも重苦しく沈んだムードがある。それが復讐に取りかかるあたりから、そことなくユーモアが漂い始め〔例えば、復讐の仕方などに〕、終盤に至っては「トゥルー・ライズ」〔94.〕を思わせる大アクション映画になっていく。さらには、真実の顔と仮面の顔という二つの自分をもってしまったペイトンの哀しみも押し付けがましくなく描かれていくのだから、大変な手際と言わないわけにいかない〔ジュリーと遊園地に行った時、彼女の為に景品のピンクの象の縫ぐるみを取ろうと、こだわってむきになるペイトンの描写が私には、切なく感じられる〕。いささか気持ち悪い描写はあるが、こんなに面白くて、感銘を受ける映画が、さほど注目されていないという事実に私は驚いている。

人間ドラマ
25.「偶然の旅行者」88監督.ローレンス・カスダン出演.ウィリアム・ハート〔ガイドブック・ライター、メーコン・ラリー〕/キャスリーン・ターナー〔妻、サラ〕/ジーナ・デイビス〔犬の調教師、ミュリエル・プリチェット〕/エイミー・ライト〔メーコンの妹、ローズ〕/ビル・プルマン〔編集者、ジュリアン〕/ロバート・ゴーマン〔ミュリエルの息子、アレクサンダー〕
 メーコンの兄弟たちのものぐさぶりが絶妙だ。メーコンの活気のなさももともとの資質から来るのか、息子を亡くしたことによってさらに増幅されたのか、判らないが、細かいニュアンスが出せるウィリアム・ハートはとてもいいと思った。アカデミー助演女優賞のジーナ・デイビスは派手で目立つが、その彼女の演技を引き立たせたのが、ウィリアム・ハート演じる地味だが、活力のない人間嫌いの人物像あってこそのものだったと思う。

26.「わが心のボルチモア」90監督.バリー・レヴィンソン出演.アーミン・ミューラー=スタール/エリザベス・パーキンス
 東欧系移民の家族の歴史をしみじみと描く。描写に無駄がなく、語りすぎない表現によって、行間を読むことができる映画。父が子に語るセールスマンの精神「セールスとは物を売るのではなく、自分を売るのだ」という台詞も印象的です。

27.「ラリー・フリント」96監督.ミロシュ・フォアマン出演.ウッディ・ハレルソン〔ラリー・フリント〕/コートニー・ラヴ〔アルシア〕/エドワード・ノートン〔弁護士、アラン・アイザックマン〕/ブレット・ハレルソン〔弟、ジミー・フリント〕/ドナ・ハノーヴァー〔カーター大統領の妹、ルース・カーター・ステイプルトン〕/ジェームズ・クロムウェル〔投資家、チャールズ・キーティング〕/リチャード・ポール〔伝道師、ジェリー・フォルウェル〕/ヴィンセント・スキャヴェリ〔チェスター〕/ジェームズ・カーヴィル〔検事サイモン・リーズ〕/ラリー・フリント〔判事モリッシー〕
 アメリカ映画でしか描けないスケールの大きさとはこのことを言うのだと思う。スケールの大きさと言っても、それは物理的な点ではなく、精神的な大きさを言う。しかも実話に基づくというのだから、いよいよ驚く。ラリーはとんでもなく滅茶苦茶な男である。日本であれば決して認められることはないスケールの大きさを持っている。勿論、アメリカでも彼は色々な「良識派」から反発を受けた。しかし、この映画は徹底してラリーの気持ちに寄り添って作られている。そこがスケールの大きさなのだ。自らの儲け主義を隠すために、「表現の自由」のために闘うなどと白々らしいことは決して言わない。既に自由を束縛されている14歳の中学生を食い物にするのと違い、ラリーは常に自分より強い者、国家的な権力とか宗教的な権威とかを相手にするのである。伝道師で保守的政治団体「モラル・マジョリティ」の創設者フォルウェルを諷刺した「ハスラー」誌上の広告が、最高裁で「憲法修正第一条」によって認められる判決が出されるラストは、実に感動的だ。しかし、狙撃犯がいまだに捕まっていないというのも、アメリカの現実である。
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この回答へのお礼

うわわわ~~、感動ですっ!
こんなにお勧めいただいて、恐縮してしまいました!ありがとうございます。

アレン作品は、私も全作観てるいるんです。卒論の題材にした位ウディには心酔してまして・・・どれもこれも良いですよね(勿論出来不出来はありますが)。評価が両極端に分かれるだけに、ojiqさんもお好きなようで嬉しいです。

R・コーマン、名前は聞いた事があって気になっていたのですが、どうもレンタルで発見出来ずにいまして…早速探してみますネ。
コメディ
マルクス兄弟モノも、ウディ・アレン繋がりで知ったのですが好きです!あの絶妙な動作の滑稽さとか、才能を感じます。ジェリー・ルイス作品は、何となく今まで見ずにおいたのでしたが(根拠無く喰わず嫌いで、ドタバタ物という認識でした。)、ojiqさんのコメントで認識を改めました。

その他、もう書ききれないのですが、知らない作品も数多く本当に参考になりました。70年代前後については、あまり知識がなくて・・・「ダークマン」や「ラリー・フリント」と同時に「ルル・~」を推す辺り、ジャンルを超えて本当に沢山鑑賞なさっているのですね。私もいい映画を求めてこれからも精進(?)しなくちゃ。
HPも楽しかったです。ありがとうございます!!

お礼日時:2002/09/02 22:36

うわっ、#1の方すごいですね。


私はそんなにくわしくないんですが・・

でも隠れた名作・・って意外に難しいですね。
私にとっては「隠れ」ててもkyube711さんにとってはそうでもないかも・・

たとえばビンセント・ギャロ「バッファロー’66」なんかは
メジャー、って考えればいいのかなあ・・
ブライアン・シンガーだって独立系でしょうけど
「ユージュアル・サスペクツ」なんかよく知られているもんね・・
(でもすっごいおもしろかったす!)
クリストファー・ノーランの「メメント」も話題になってたから隠れてないか・・

とためらっちゃうんですが、とりあえず私の好きな監督でわりと新しめなのを・・
まずはアトム・エゴヤン。
「スイート・ヒア・アフター」(97加)で有名になりましたが
「エキゾチカ」(94加)なんかもいいなあ・・

ウェス・アンダーソン。
近々「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」が大々的に公開になるらしいけど
「天才マックスの世界」(98米)はおもいっきりヘンで好きかも・・
自称天才高校生のおバカな青春モノです。

トッド・ソロンズ。
「ウェルカム・ドールハウス」(96米)
これ一本しか見たことないんですが、ぶっさいくな女の子のすねた青春・・
ってカンジがイケてました。

今やすっかりメジャーなウォシャウスキー=マトリックス=兄弟の
「バウンド」(96米)
は意表をつくセックス&バイオレンスで、かっこよかったっす。

あとコーエン兄弟も大好きなんですけど。ご存じだとは思いますが・・
「ミラーズ・クロッシング」(90米)から「ファーゴ」(96米)
に至る、犯罪系の映画はどれもいいですう。

あー止まんないねーでも
リー・デヴィッド・ズロートフの
「この森で、天使はバスを降りた」(96米)
を思い出したところで、このへんで失礼します。

参考URL:http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/9328 …
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あのー(おずおず)


たびたびすみません。
さっき回答してから、今お茶してて突然、大事な人を忘れていたことに
気づきました。

ジョン・ウォーターズ!
「ピンク・フラミンゴ」(72米)でこの人あり、と認められ
以来カルト&インディーズの道をひた走る彼。

私の大好きなのは・・
「クライ・ベイビー」(90米)
ジョニー・デップ主演のなぞの青春ミュージカル。
「シリアル・ママ」(94米)
キャサリーン・ターナー主演の殺人狂主婦コメディ。
「I LOVE ベッカー」(98米)
エドワード・ファーロング主演の地元ムービー。

最新作(?)の「セシルB ザ・シネマ・ウォーズ」(00米)は
私は見てないんですが
友達の話ではむっちゃおもしろそうです。

もしもう見てたらごめんなさい。
失礼しましたー。
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この回答へのお礼

#2・#3のご回答、ありがとうございます!
そうですよね、独立系とは言っても、この頃はハリウッドとの垣根が無くなりつつあるので、私自身も何処で線引きをするのかよく判りません(ダメやん!)
ですが、とても参考になりました。

「スイート・ヒア・アフター」、正直どうもイマイチだったのですが(好きだったら御免なさい!あくまで主観です)、「エキゾチカ」は知りませんした。要チェックですね。あと「ウェルカム・ドールハウス」!実は見たことあるのですが、アレを勧めて頂いて個人的にとても嬉しいっ。あの捻くれまくった感性が大好きで傑作だと内心思っていたので(笑)。同士がいてホッとしました。私の性格がねじれてるのかと(・・・それも否定出来ませんが)
ウェス・アンダーソン監督は全く未知なので、早速探してみようと思います。

J・ウォーターズも、気にはなりつつ「ピンク・フラミンゴ」「シリアル・ママ」以外観ておらず、回答をお読みして「死角発見!」でした(笑)。作品数も多いのでこれからドップリはまってみようかと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/09/02 23:02

kyube711様、こんにちは。


う~ん、お好きな監督のラインナップ、ほとんど私とかぶっていらっしゃる・・・。こんな方滅多にいません。他人とは思えません。(←意味不明)

他の方もまだ挙げていらっしゃらないので、お勧めはケヴィン・スミスです。コメディですが、フットワークの軽さというか感性の若さというか、とにかく素晴らしい。ちなみに、マット・デイモンとベン・アフレックは常連の役者で、メジャーになってからもきちんと彼の作品に出演。スミス作品でのこの二人、とっても楽しそうに見えます。
あと、スミス自身が「サイレント・ボブ」という役名で、自作に登場します。その名の通り、黙りこくっている。

「チェイシング・エイミー」ベン・アフレック
人気コミック作家が恋をした女の子、なんとバイセクシャルで発言は過激・セックスの経験も豊富過ぎる。大恋愛だったのに、二人の間がぎくしゃくし始めて・・・。
男性の作った恋愛映画とは思えないほど、男女の描き方が公平です。
ラストシーン近くで、滅多に喋らない「サイレント・ボブ」の告白が胸を打つ。現代の恋愛映画。女優さんの名前ど忘れしたけど、凄くキュート!マット・デイモンがチョイ出演。
*問題はビデオ・DVD化されていないこと。WOWOWとスカパーでは放送しました。再放送を待つしかないのか?私はDVD待ちです。

「ドグマ」ベン・アフレック、マット・デイモン、サルマ・ハエック
1000年前に天国から追放された二人の天使が、再び天国に戻ろうとする。それを阻止するべくキリストの末裔・その他の天使、天国を破壊したい悪魔・・・が入り乱れる。キリスト教をおちょくったジョーク連発で、アメリカでは上映禁止運動まで起きた。
実はかなりキャストが凄い映画だったりします。天国の神様が・・・。
ラストシーンがやや物足りないけれど、それでも90点!

あと「クラークス」と「モールラッツ」とありますが、実はこれ見逃してしまったのです(涙)

最後にあえてヨーロッパ映画なのですが、アキ・カウリスマキを推薦致します。DVDBOX出ています。アマゾンで検索したらヒットしますので、お暇な時にご覧になってみて下さい。
現在の私のNo.1監督(ヨーロッパ地域)です。北米地域のNo.1は、ウディ・アレン。「アニー・ホール」「ハンナとその姉妹」「インテリア」が甲乙付けがたく好きです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
この質問を書き込んでみて、同じような感性の方がいらっしゃるのが分かって何より楽しいです。趣味かぶってましたか!?インディペンデント系監督も最近は知名度・興行共に上がってきましたが、私は周囲の人とことごとく映画話がかみ合わず歯痒い思いをしているので嬉しい!
konkon0421さんが身近にいてくれたらコアな会話が出来るのに~~(笑)

「チェイシング・エイミー」は私もとても好きです。Hだけど微妙に繊細だったりバランスが良くて、適度にお洒落感も有。この作品のコミック作家アフレックが一番好きかも。監督本人の出演だったんですね~知りませんでした。>でも、確か私はレンタルで観たのですが…未発売という事は気のせいでしょうか?
「ドグマ」は公開時のCMでどうもヒいてしまったんですが(←こうやって食わず嫌いするのがあかんのや…)、チェイシング~と同じ監督だったとは!是非チェックしてみます!

欧州映画のアキ・カウリスマキ(舌噛みそう)、早速検索してみました。私好みの匂いがプンプンしたので(笑)、早速探してみようと思います。
大変参考になりました、どうもありがとうございます!!

お礼日時:2002/09/03 22:15

こんにちは♪ 隠れた名作…ですか!自分の中で「これは隠れているかな?」と思った作品を挙げさせていただきます。

でも有名っぽいケド(汗)

『200本のたばこ』
アルトマンがお好きなら群像劇はどうでしょう?何人もの男女のそれぞれの大晦日の夜の顛末を描いた作品です。新年を前にみんなそれぞれがどうにか恋人をゲットしよう!と奮闘する話なのですが、キャラが多彩で、必ず誰か一人には感情移入できるようになってます!最後、誰と誰がくっついたかは必見ですよ♪クリスティーナ・リッチ ベン・アフレック コートニー・ラブなどが出ています

『I want you』
マイケル・ウィンターボトム監督作品。映像のきれいさにまず引き込まれます!主人公の女性と交際していた男が、彼女の父親を殺した罪で服役し、何年か後にまた彼女の前に姿を現す…といったちょっとミステリータッチの内容です。ラストは衝撃的。なのに不思議に心地良い余韻の残る作品です。レイチェル・ワイズが出ています

『ひかりのまち』
同じくウィンターボトム作品。それまでの彼の作風とうってかわったやさしいラブストーリーもの。ぬくもりを求めて彷徨する人々と彼らの抱える口。ラストにぱっと昇華されるわけではないのですが、観終わってとっても幸せな気分になれます。マイケル・ナイマンの音楽も良!

『素肌の涙』
ティム・ロス監督作品。父親と娘の近親相姦を描いた作品。冷たい色で統一された映像がけっこう痛いです。長男の視点で描かれているので、近親相姦のシーンも決して扇情的でなく、ラストはやりきれなさが残ります。が、新鋭の娘役(名前忘れた…・汗)の演技だけでも見る価値ありです!

『クイルズ』
フィリップ・カウフマン監督作品。かのマルキ・ド・サドの精神病院での生活を描いています。とにかくサドの「書く」ことに妄執する姿が圧巻です!人間の恥部を抉って晒して そして破滅してゆく彼をジェフリー・ラッシュが熱演。彼の小説の虜になる女中にケイト・ウィンスレット 彼女に恋しながらも禁欲を守る神父にホアキン・フェニックスが扮しています

あと既出の『エキゾチカ』はほんとうにおすすめです!癒しと喪失の混在するエゴイヤン作品の最高峰ですよ♪

この回答への補足

【これは、ご回答いただいた方全員に対してのお礼です】
(※bluebettyさん、スペースを割いてすいません。)

ご回答いただいた方皆さん、重ね重ねですが本当にありがとうございました。身近に映画の趣味が合う知人がおらず、なかなか自分でも新しい映画作品を開拓できずにいたのですが、とても参考になるアドバイスをいただき、感激です。
何度かこのサイトも利用していますが、本当に質問してよかったなぁ・・・

そろそろリストもたまって来たので回答を締め切らせていただこうと思ったのですが、「評価」が・・・出来ませんっ!!本当に4人の方々皆さん共甲乙付け難くて、失礼なのかもしれないのですが、該当ナシにさせて下さい。
優柔不断で申し訳無いです、ですが、本当にありがとうございました。
お勧めいただいた作品、探してじっくり鑑賞してみます。

補足日時:2002/09/03 22:51
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この回答へのお礼

お答えいただき、ありがとうございます。
見事に私的に「隠れて」ます(笑)!挙げていただいた作品、とても気になるなぁ~。bluebettyさんのコメントを拝見していて、今すぐにでも探しにへ行きたい!心境です。
「200本のたばこ」だけは既に観ているのですが、そう!アルトマンやアレン好きの私は群像物に弱いので、これは結構お気に入りの一本なのです。元々、エルビス・コステロ(※本人役でちょっと出演していますが、もう大々ファンなんです!)がお目当てで何気なく観たのですが、各エピソードの演出や、80年代独特雰囲気が素敵でしたよね。

「気になる作品リスト」項目が一気に増えてホクホクです(笑)お礼のはずがすっかり自分の感想を書いてしまって申し訳ありません。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/09/03 22:40

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