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一般の商取引と電子商取引の違いは、「情報の完全性」と「自由なアクセス」と学校で習ったのですが、これはなぜなのでしょうか?

また電子商取引と一般の商取引との違いを完全競争性の視点から述べた場合の相違点は何なのでしょうか?

回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

卑近な例ですが、一般の商取引がスーパーなどの店舗、電子商取引がオンライン


ショッピングだと考えてください。
情報の完全性について、遠く離れたスーパーに何がいくらで並んでいるかなどの
情報を持つことは困難です。
しかしオンラインショッピングであれば原理上地球上に並ぶすべての商品の
価格などの情報を手に入れることができます。これが情報の完全性の差です。
自由なアクセスに関しても遠く離れたスーパーに買い物に行くのは現実的では
ありませんし、そもそもいけない場所さえあります。
これに対してオンラインショッピングであればそうした制約はほとんどありません。

完全競争性についてですが、双方ともに完全競争ではありません。
一般の商取引は地理的制約などから情報が不完全状態になっている可能性が高く、
電子商取引ではベルトラン競争という状態になることが考えられます。
情報が不完全ならば価格は一物一価とならず均衡そのものがあいまいになります。
よって完全競争市場で期待される均衡価格よりも高い平均価格が推定できます。
ベルトラン競争とは生産者が価格を決定することで起こる競争で、長期的には
価格は限界費用と同じになりますからパレート最適です。
ただし参入する生産者の数が少ない状態ではカルテルや商品の差別化による
ブランドの発生、生産者側の生産能力の有限性などによってベルトラン競争自体が
阻害されるケースが多く、パレート最適は実現されません。
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