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論理素子の入力と出力の間の遅延時間の存在で、動作しなくなる回路があると習ったのですが、それは7セグメントLED表示回路でもありえるのでしょうか?
また、それはどのような場合なのでしょうか?

A 回答 (2件)

質問の意図が違っていたらごめんなさい。


前の回答者とは別な観点で考えてみました。

まず、入力信号がHighからLowに変化する場合、瞬時に切り替わる
訳ではなく、一定の時間を要します。
High→Lowに遷移している最中に、再びHighの信号が入力されると
Lowに下がりきらずにHighになる、つまりH、L、Hを期待しても
H、H、Hになってしまいます。その結果、不適切な7セグメントの
論理組み合わせが出来てしまうことがあるかもしれません。

また、論理素子というか、ICそのものに最大動作速度が決められて
おり、それを超える速度の信号を入力したり、ICの入力回路の
時定数が不適切でLPFを構成してしまっていたりする場合にも
正しい動作にならないとでしょう。

更に出力側も同じように、ICの出力に7セグメントLEDを点灯させる
ための回路をつなげる際に、不適切な回路を構成してしまうと、
H/Lの遷移がLEDにうまく伝わらないという可能性もあると思います。
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>論理素子の入力と出力の間の遅延時間の存在で、動作しなくなる回路があると習ったのですが、それは7セグメントLED表示回路でもありえるのでしょうか?



7セグメントLED表示回路でも起こるかどうかは、回路の設計に拠ります。

遅延の問題は、例えば「入力(N)が1つあり、それを2つ(P、Q)に分け、片方(仮にQを)ノット回路で反転しただけ」の単純な回路ででも発生します。

この回路の真理値表は以下のようになります。
N|P|Q
-----
0|0|1
1|1|0

で、この回路を「上記2つの組み合わせしか想定してない回路」に接続すると、入力Nが0→1、1→0に変化するタイミングで誤動作します。

なぜなら、Pの変化よりQの変化の方が、ノット回路1個分遅いので、

→時間→(横軸は「ノット回路1個分」の遅延時間)
N:0000000011111111
P:0000000011111111
Q:1111111110000000
           ↑注目

のように、Nの変化点で「想定外のP、Qの組み合わせ」が出ます。

真理値表には

N|P|Q
-----
1|1|1

と言うのがありませんね。
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