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市販のテキストを使って簿記2級試験の勉強しているのですが、どうしても理解できない箇所があったので質問させていただきました。
以下、テキストの解らなかった部分の問題と解答の抜粋になります。

[問題](一部)
・決算整理前残高試算表
 繰延内部利益 (本店)50 (支店)-

・商品棚卸高
    期首商品 | 期末商品
 ------------------------------
 本店 2,500円 | 1,500円
 支店  500円 | 1,000円

・期末修正事項
 支店の期首商品のうち300円は本店から仕入れたものである。
 
[解答](一部)
・合併損益計算書
 期首商品棚卸高
 2,500円(本店繰越商品)+500円(支店繰越商品)
 -50円(繰越内部利益)=2,950円

理解できない内容と致しましては、合併損益計算書にて繰越内部利益を控除している部分は、
2,500円(本店繰越商品)+500円(支店繰越商品)
-50円(繰越内部利益・本店)-50円(繰越内部利益・支店)=2,900円
となるのでは?と考えてしまうことです。その理屈は、決算整理前残高試算表における繰延内部利益高は本店のもので、別途支店の期首繰越商品の内部利益を控除する必要があるのではないか、と考えたからです。

以上、お判りになられる方がいらっしゃいましたら、ご解答宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

ああ、なるほど、これは問題の記述が間違っているんじゃないですか?



支店の期首商品に本店仕入分の商品があるにもかかわらず決算整理前残高試算表に繰延内部利益がないのはおかしいです。
決算整理前残高試算表の間違いでなければ、支店の期首商品のうち300円は本店から仕入れたものであるという記述の支店と本店が逆なのでは?
本店は支店に商品を送付する際、原価に20%の利益を加算しているという記述のほかに支店は本店に(以下略)という記述がないなら、間違いなく問題の間違いです。

余談ですが僕は一級を受けるとき、初めて市販の問題集を買ったんですが、間違いが多すぎて破り捨てました。市販の問題集は質が悪いものがあるので気をつけたほうがいいですよ。
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この回答へのお礼

こんにちは。御回答いただきありがとう御座いました。
テキストの間違いというのは全く考慮していませんでした。

>決算整理前残高試算表の間違いでなければ、支店の期首商品のうち300円は本店から仕入れたものであるという記述の支店と本店が逆なのでは?

いただいた説明のように考えれば成るほど、合点がいきます。
一度出版社に問い合わせてみようかなと思います。

大変参考になる御意見(余談も非常に参考になりました!)ありがとう御座いました。

お礼日時:2007/11/14 17:21

試算表とは、まだ会社の中での計算書、合併損益計算書〔合併P/L〕とは外部利害関係者に見せるちゃーんとした報告書なので会社の中で生じた内部利益っつーやつを載せてはダメなのです。


(1)試算表には 繰越商品 繰延内部利益 という2つの勘定科目。
(2)合併P/Lには 期首商品棚卸高 という表示科目のみ。
これが前提。

本店の前T/Bにの内部利益50って書いてあるのは利益をつけて送ったのは本店ダヨ。という解釈ぐらいでいいと思います。(一部、支店のつけた利益も本店に表示される場合もあるけど。)
そのかわり、支店の期首商品をひっくるめて500でなく、
支店  200←独自で仕入
    300(50)←本店より仕入(うち内部利益)
この(うち内部利益)を、合併P/Lでマイナスしていくんだな。フムフム。
と分けて考える方が、これからの総合問題や推定問題で、早く、正確に解けていけると思います。どうでしょ。
がんばってください!
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この回答へのお礼

こんにちは。御回答いただきありがとう御座います。
とても解りやすく、まとまった説明のおかげで、全体の流れが大分はっきりしてきました。
>本店の前T/Bにの内部利益50って書いてあるのは利益をつけて送ったのは本店ダヨ。という解釈ぐらいでいいと思います。
、という説明が特に参考になりました。本当にありがとう御座いました!

お礼日時:2007/11/14 17:06

こんにちは。



繰延内部利益はどうしても一度は引っかかる壁ですよね。
合併での売上原価算定という解釈でよろしいでしょうか?

まずポイントは、内部利益というものは本支店個別の項目ではなく、合併時の項目だということです。
合併では本店側で集計して決算しますので、内部利益は総合損益を出す本店側に表示されます。
本店に表示されるため、本店側だけの仕訳と勘違いしやすいですが、あくまでも本支店合わせた中から抽出されたものです。
(前期分の合併決算書を作るとよく分かります。)
ですから、期首商品合計3,000円(本店:2,500円、支店:500円)から支店側に含まれる内部利益50円(本店より仕入:300円×0.2÷(1+0.2)=50円)を差し引いて、本支店合計した正味の商品2,950円になります。

あくまでも本支店別個ではなく、合併決算書の作成では本支店合わせてひとつの会社として処理しますので、取り違えないようにして下さい。
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この回答へのお礼

こんにちは。御回答いただきありがとう御座います。
blindcrowさんの御指摘通り、本店と支店を別個の単位として考えていました。成るほど、本支店を一つとして考えるのですね!
まだ完全には腑に落ちていない状態ですが、いただいた回答を参考に考えてさせていただきます。ありがとう御座いました!

お礼日時:2007/11/14 16:59

・決算整理前残高試算表


 繰延内部利益 (本店)50 (支店)-
なんですよね・・・?
支店に繰延内部利益がないなら引く理由はないのでは?

ようするに本店にある商品の簿価に本支店間取引の利益が加算されているんだから、本店の繰延内部利益を引くだけじゃないですか?
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとう御座いました。

支店の繰延内部利益を控除すると書いたのは、問題文の
”支店の期首商品のうち300円は本店から仕入れたものである。”
に従って、支店の期首繰越商品の内部利益控除額は300円×0.2÷(1+0.2)=50円ではないかと考えたからです。
(※問題文には、本店は支店に商品を送付する際、原価に20%の利益を加算している。と記載されています。質問に記載するべきでした。申し訳ありませんでした。)
また、決算整理前残高試算表に記載されている本店の繰延内部利益は、前期において本店が支店より仕入れた商品の内部利益を繰延べたものではないかと考えたからです。
御説明いただいた、”本店にある商品の簿価に本支店間取引の利益が加算されているんだから、本店の繰延内部利益を引くだけ”という部分が関係してくる気がしますが、テキストには詳細な説明はなされておらず、申し訳ないのですが、浅学な私には理解できませんでした。
お手数をお掛けしますが、上記の私の考えの間違っている箇所を御指摘・御説明いただけないでしょうか?宜しくお願い致します。

お礼日時:2007/11/14 01:57

こんにちは。


問題の全体が少しつかめていないのですがわかる範囲で
お答えをさせて頂きたいと思います。

本支店会計で最も重要な点は商品を(1)何処から仕入れたか
(2)外部から仕入れるといくらかかるか(いくら自社の利益が
加算されているか)の2点です。

この問題では本店にある2,500円の商品は全て外部からしいれた
ものと考えられますのでそのまま2,500円で評価してok。
一方支店の500円の商品の内200円は外部から仕入れたものですがので
そのまま評価してok。
残りの300円は本店が250円で外部から仕入れて、50円の利益をプラス
して支店げ送っているので300円-50円の250円となります。
式としては
2,500円+200円+(300円-50円)=2950円という結果になります。
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この回答へのお礼

迅速に御回答いただきありがとう御座いました。

お礼日時:2007/11/14 01:22

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