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こんばんは、よろしくお願いします。

教科書を読んでいたら、あちこちが、飛び飛びで、分らなくなってしまいました。

七年戦争とフレンチ=インディアン戦争は同じものですか?

それとも、七年戦争という枠の中にフレンチ=インディアン戦争が有るのでしょうか?

よろしくおねがいします。

A 回答 (5件)

密接な関係にある個々の戦争と考えるべきです。


そのころ、イギリスとフランスは、世界各地で植民地の争奪戦をおこなっていました。
フレンチ=インディアン戦争は、その一環です。
一方ドイツにおいても、プロイセンとオーストリアが覇権を争っていました。
プロイセンとオーストリアは、7年戦争の前のオーストリア継承戦争を行い、オーストリアはプロイセンにシレジアンを奪われています。
その時は、オーストリアとイギリスが同盟し、プロイセンとフランスが同盟関係にありました。
オーストリア継承戦争において、フランス軍の主力はヨーロッパにあったため、植民地争奪においてフランスはイギリスに遅れをとってしまいます。
オーストリアは、イギリスが植民地獲得にしか興味が無くほとんど支援してくれなかったため、イギリスを見限ります。
戦争には勝ったのに植民地を失ったフランスとイギリスに不信を持つオーストリアに、プロイセン嫌いのロシアが組んで行われたのが、7年戦争です。
一方イギリスは、プロイセンと同盟しますが、プロイセンへの支援はほとんど行わず、植民地の拡大に勢力を注ぎ込みます。
その一環が、フレンチ=インディアン戦争です。
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この回答へのお礼

こんばんは、ご回答ありがとうございました。

深い、歴史背景も教えてくださってありがとうございました!!

勉強になりました!! ありがとうございました!!

お礼日時:2007/11/26 23:01

考え方が問題になりますね。


この時代のヨーロッパ諸国は、断続的に戦争状態や同盟関係を繰り返していたのです。
本国が戦争状態になると、世界中に散らばる艦船や植民地でも戦争が始まるわけで
七年戦争や、フレンチ・アンド・インディアン戦争などは、
地域的に限定してそう名前をつけただけであって、
単独の戦争ではないし、かといって
どちらかがどちらかに付随する関係であるわけでもありません。
世界各地で対立関係や各勢力をとりこんでいくために、内容も複雑です。

この二つの戦争を英仏間の戦争としてみる観点からは同じ戦争といえますが、
七年戦争をプロシアの戦争であると考えれば、フレンチ・アンド・インディアン戦争とは別の戦争です。

パリ条約によって終戦したのでもわかるようにヨーロッパの情勢によって
植民地での戦いは影響をうけたので、七年戦争によって後者が引きこされたと
考え勝ちですが、現実には、特に英仏は恒常的に世界各地で小競り合い・紛争を
起こしていたのですから、注意が必要です。
ヨーロッパは近代になると平和の時代のほうが実は短くて、数年で終わるような
戦争を何度も何度も繰り返していたのです。

それをふまえて考えるならば、別の戦争であるが、影響しあっていたというのが
普通の見解でしょう。
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この回答へのお礼

こんばんは、ご回答ありがとうございました。

勉強になりました!! ありがとうございました!!

奥が深いですね・・・。

自分はまだまだ勉強不足です。。。

お礼日時:2007/11/26 23:00

一応別物とお考えください。



七年戦争(1756~1763)
舞台:欧州
参戦国:英・普VS仏・墺・スウェーデン・西・露・ドイツ諸侯
講和条約:英・仏…パリ条約(1763)
     普・墺・ザクセン…フベルトゥスブルク条約(1763)
(講和条約に含まれていない国は途中で脱落、個別に講和)

フレンチ=インディアン戦争(1755~1763)
舞台:北米
参戦国:英VS仏+インディアン
講和条約:パリ条約(1763)

第三次カーナティック戦争(1756~1763)
舞台:インド
参戦国:英VS仏
講和条約:パリ条約(1763)
1757年のプラッシーの戦いはこの戦争中に起きたもの。

一応まとめてみました。ご覧の通り時期はほぼ同時であるものの、参戦国・舞台がそれぞれ違います。ただ注意するのは、すべて英VS仏の構図があること、講和条約がパリ条約であることです。このため、英仏の対立を中心とした文脈の場合(英国史や仏国史などや#1さんがあげてくださった“第二次英仏百年線戦争(1689~1815)"の場合)、「七年戦争」と言えば、フレンチ=インディアンやカーナティック(プラッシーの戦い)も含めて考えることがあります(講和条約がすべて同じもののため)。
ただし、世界史などの通史的な場合、「七年戦争」と言えば、欧州内での戦争を指し、北米やインドは含みません。なので分けて考えるのがよいでしょう。
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この回答へのお礼

こんばんは、ご回答ありがとうございました。

全て、英仏ということは、テストにも出そうですね。

勉強になりました! ありがとうございました!!!

お礼日時:2007/11/26 22:59

最近まで高校世界史やってたものです。

同じじゃないけどすごく近い戦争ですね。
イギリスとフランスが戦争して、ヨーロッパでの戦争が七年戦争で植民地(北アメリカ)での戦争がフレンチ=インディアン戦争である、と考えてまず大丈夫でしょう。ちなみにこの両戦争の結果、イギリスは財政的に苦しくなり、アメリカはフランス植民地の脅威がなくなったためにアメリカ独立戦争が勃発するのです。
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この回答へのお礼

こんばんは、ご回答ありがとうございました。

勉強になりました!! ありがとうございました!!

お礼日時:2007/11/26 22:59

七年戦争とフレンチ=インディアン戦争は別のものです。


(ウィキペディアには七年戦争の中にフレンチ=インディアン戦争も含まれることもある、とありますが、高校の世界史レベルなら別と覚えたほうがいいです)

フレンチ~の方が先に始まっています。が、この時代の欧州の政治では植民地(アメリカ大陸)経営が大変重要な課題だったので、植民地での戦争と欧州での戦争はほぼ同時並行でおこります。詳しくはウィキなり、教科書なりで。

いわゆる第二次英仏百年戦争の締めくくりとなった戦争ですが、整理する際には、欧州での戦争と植民地での戦争、それぞれセットで覚えておくのがいいと思います。
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この回答へのお礼

こんばんは、ご回答ありがとうございました。

高校の世界史なので、おっしゃるとおりに別物と考えます。

ありがとうございました!!!

お礼日時:2007/11/26 22:58

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