プロが教えるわが家の防犯対策術!

 高校生の母です。
いまどきの高校生は、そこそこ暮らしていければよいと
考える子が多いようで、ウチの子もご他聞にもれず
そこそこの大学に行きそこそこ暮らしていければよいと
考えているようです。

 何とかなると考えるのか(甘いというか親の立場からすると
怖いです)、勉強の大切さをいくら説いて聞かせても効果なしです。

 このトピックに興味を持ってくださった社会人の方々に
お伺いしたいのですが、学生時代にもっと勉強しておくんだった
と後悔することはありますか?

 またこのような困った子を持つ親は、どうすべきだと思われますか?
 困るのは本人だからほっとこうとも思うのですが。

 

A 回答 (4件)

これまでの日本のように一億総中流社会だったら、なんとかなるでしょう。


でも今の日本はどんどんアメリカ化しています。そのアメリカ社会というのは2極化している社会です。
つまり中流がなくて、上流か下流のどちらかです。

個人的な意見ですが、「そこそこの生活」というのがこれからなくなっていくような気がします。
「そこそこ」ということは上流にいくか下流にいくか常に気をつけていないといけない。
そういう意識を持たないといつの間にかワーキングプア、ということになりかねないと思います。
逆に向上心をいつも持っているならば、上流にも行きやすい社会にこれからはなっていくと感じています。

高校生くらいの子供に勉強の重要性を説いても反発されるだけです。
実感として勉強することに有利性を体験させないとムリでしょうね。
ただただ「勉強しろ」というのではなくて、
「勉強するとこんなに有利」ということを"具体例"を挙げて説得する必要があると思います。
「勉強をする」という"労力"に対して、あなた方は対価として何をくれるのか、と最近の子供は考えてるようなので。
(勉強においても消費者意識が浸透しています)

親側が問題意識を持つということはいいことだと思います。
ちょっと興味深かった本を挙げておきます。もし興味が湧いたら読んでみてください。
今の社会がちょっと見えてくると思います。

(以下amazonより引用)
下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち (内田樹)
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%8B%E6%B5%81%E5%BF …
我が国の格差問題の原因について、1つの衝撃的な解答を示す書。若年層が会から逸脱し下流に落ちるのは環境ややる気の問題ではなく、まともな生活営むうえで決定的な能力が欠落していることによると説く。著者の専門は文学・思想史であり、統計的な分析や実地調査に基づく分析は用いていない。しかし、人間のあり方そのものを深く洞察する手法で「学び」と「労働」を放棄する若者の思考のメカニズムを、説得力をもって解明していく。

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (門倉貴史)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82 …
労働人口の4人に1人は生活保護水準で暮らしている! 実際に「ワーキングプア」に陥って生活苦にあえいでいる人たちへのインタビューやさまざまな統計データとともに、「ワーキングプア」の平均像を浮き彫りにする。

特に、下流志向の第1章「学びからの逃走」は今の中高生が何を考えているかを知る上で、興味深かったです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません。
丁寧なご回答ありがとうございます。

私も「そこそこの生活」というのが
なくなっていくような気がします。
下流というのは嫌な言葉ですが、
そこに一度落ちてしまうとなかなか
上がれないというのは怖いですね。

そういうことも伝えてはいますが、どこまで
本気で考えていることやら。
ただ子供を守りたいだけなんですけど、
嫌なことを言うくらいにしか伝わらないようで。

勉強の有利性・・・鋭いご指摘でヒントになります。
進めていただいた本、是非読んでみます。

お世話になりました。

お礼日時:2007/11/22 11:15

本人が気づくか、必要に駆られれば、そこから勉強したって間に合います。

周囲が言っても、まず無理です。そもそも、学校の授業で直接社会に出て役立つのって、読み書きと計算ぐらいではないですか?

で、そういうことを気にするのは、子離れができてない証拠です。温かく見守ってください。何が足りないと不足に思うより、信じるのが肝要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに温かく見守る余裕というのが
私にはありませんね。
温かく見守ったらどうなってしまうんだろう?
という思いの方が大きくて。

本人が気付いてくれることが一番だと思います。

お礼日時:2007/11/22 11:32

思ってるねぇ。

”真面目に”勉強しておけば良かったと本気で思うよ。あの頃は別に勉強しなくても大学入れちゃったからねぇ(←試験前日にノート見直したりすれば受かった。あと、鉛筆転がして大学入りましたw)

今、仕事してるんですけど、学生時代に「こんな数学とか物理が将来なんの役に立つんだよ?なんかの研究所とかで役に立つのかw」って思ってた事が今モロに大切になっちゃってるしw(ごく普通の工場ですw別に研究職じゃないですw)今更勉強し直す時間なんかないしw「これぐらいは分かるだろ」って期待されてる事がさっぱり分からんかったりして焦るしw


ただねぇ・・・それってさ「今教えられてる事をちゃんと聞いてちゃんと学ぶ」事の大切さについて言っているんだよね。
良い大学に入る為、とかそういう事じゃない。むしろ、なまじ一夜漬けで間違ってそこそこの大学入っちゃうと(←僕のようにねw)社会に出てから辛い。そういう目(理系学部卒っていう期待。)をされちゃうから。
いや、大学で学んだ事がしっかり身になってれば良いんだよ?問題なのは無理して大学行ったのにそれ相応の学を積んでこなかった場合の話。
別にそんな無理して勉強する事ないんだ。別に勉強しなくてもなんとかなるよ。変な期待さえ持たれなければね。

知ってる?下手に大学院出るより高卒の方が需要あるんだぜ?下手にポストドクターしちゃうと後で痛い目見るんだぜ?親は鼻高々だろうけどな。それで苦労するのは子供自身。


そこそこで良い、って彼が思ってるならそれで良いと思う。
結局はさ、人間は”分”ってものを守るのが一番簡単に幸せになれるのかもしれない。無理したって良い事ないんだって。その彼だって勉強が嫌いなだけで、他の事に興味持つかもしれないだろ?大人になってから勉強に興味持つかもしれない。それで良いんだって。
僕みたいに下手に大学入っちゃうと周囲の期待が痛くて痛くてw(だってその大学卒のカタログ通りの能力を僕が持っていないからw)

「この問題分かるだろ?」→「(いや~、習ったとは思うんだけどさっぱり分からんや~。でも流石に今更分からないとは言えない。あとで復習しておくか。)ハイ、解けます」→「じゃあ、お前に任すわ」→「は!?」→「一番最近に現役だったのお前だからさ。お前の方が上手くやれると思う」→「ハハハハ(乾いた笑い)。アリガトウゴザイマス(思考フリーズw)」→隠れて大学時代の参考書見る僕w
これ実際にあるからね。で、当然期待されてた通りの事は出来なかった。
僕からするとさ、高卒でもずっと社会人やってた先輩の方が断然能力あると思うよ。”大学で遊んでた僕と違って”ずっと現役だったんだもん。仕事だからちゃんと学んで経験を積んできた。その人に対して自分はどんだけ遅れているんだろう?って不安になるよ。


不相応な無理すると後でしっぺ返しくるからね。あんまり無理させない方が良いと思う。後で痛い目見るのはその子自身だから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私も仕事を持つ身ですが、
高卒でも仕事できる人、頭の切れる人って
確かにいますね。
実際社会に出ると高卒だろうが大卒だろうが
そう能力に違いはないとは思うのですが、
給料は後から入った大卒のほうが高かったりするので
不条理だなと思います。

本当のところ本人に人並み以上の精神力や馬力があれば
高卒で全く問題ないとは思います。
する気になれば勉強なんていつでもできますし。
わが子もそうなってほしい!
けど生み直さない限り(*_*;
無理っぽいです(笑)

人生、修行ですね。

お礼日時:2007/11/22 11:28

いいんじゃないの? 平凡で。


そこそこの大学に行けてそこそこの暮らしができれば幸せじゃないですか。わたしは団塊のおやじですが、若い頃は夢ばかりでかくて空回りしていました。会社を作りましたが、いまもって貧乏しています。先日用があってある会社を訪問しました。汐留のビルなんですが、すごい立派な社員食堂がありました。こんな社員食堂で毎日食べる社員は幸せだなあと思いました。ですから平凡なサラリーマンでいいんですよ。平凡の中にこそ幸せがあるんです。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

 私も普通に暮らしていってくれればそれでいいんですけど。

 ただ今は普通の暮らしができるかどうかの心配をしなくてはいけない
世の中なんじゃないかと。 
 若い人の中には結婚もできないくらいの給料しかもらえない人が
たくさんいるのを見ていますし、こんな考え方は自分でも嫌ですが
もし会社に入るなら大企業だなぁと思います。

 努力なくしては会社も選べないけど、その時に後悔しても
遅いわけでして。

 

 

お礼日時:2007/11/18 16:12

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