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「じ」と「ぢ」、「い」と「ゐ」、「え」と「ゑ」の発音の違いについて教えてください。本で四国の土佐の方では比較的昔の発音が残っていたと書いてありましたが、ご存知の方、文字では表現しにくいと思いますがお願いいたします。

A 回答 (9件)

またkimosabeです。


少し補足いたします。

前にも申しましたとおり、
(1)平安初期は、
ア行の「え」
ヤ行の「江」
ワ行の「ゑ」
はそれぞれ別の音でした。

(2)10世紀なかばごろには、
「え」と「江」の音の区別がなくなり、
ともに[je](イェ)と発音されるようになります。
「江」の仮名も使われなくなっていきます。

(3)鎌倉時代ごろには、
「え」と「ゑ」との音の区別がなくなり、
ともに[je](イェ)と発音されるようになります。
そしてこの状態が18世紀中ごろまで続きます。

No.6のbewitchedさんが紹介してくださった、
「絵本」の発音は、上記(3)の状態を残しているわけです。

No.8のhajime40さんのご回答は貴重ですね。どちらの地方でしょうか。

No.7の方が使っていらっしゃる、
「閉擦音」とはなんでしょう。「破擦音」のことでしょうか。
「閉摩音(破裂音)」というのもわかりません。

いずれにしても現代共通語の「じ」「ぢ」の子音は、
語頭では破擦音の[dろ]、
語頭以外では、摩擦音の[z]、
「ず」「ぢ」の子音は、
語頭では破擦音の[dz]、
語頭以外では、摩擦音の[z]、
と言う傾向があります。ただし個人差もあります。

なお、「じ」「ぢ」「ず」「づ」を国語学(日本語学)では[四つ仮名」と呼んでいます。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。今までの皆様からのご指摘で少しずつ答えが見えてきた気がします。

お礼日時:2002/09/12 23:32

ちょっと自信がないので間違っているかもしれませんが、お話ししたいと思います。



まずは、「じ」と「ぢ」についての発音です。
「ざ」「じ」「ず」「ぜ」「ぞ」は、鼻にかからないように濁らせます。
「ぢ」「づ」は、鼻にかかるように発音します。
普通、鼻濁音は「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」に限られているはずなのですが、「ぢ」「づ」にも、鼻濁音が発生するようです。(間違っていたらごめんなさい。)

この鼻濁音についてですが、西日本の方々はできない(発音することが難しい?)そうですね。
「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」の例で言うと、
中学校(ちゅうがっこう)と高等学校(こうとうがっこう)の「が」の発音が違います。(極端に言えばちゅぅがっこうと発音します。)

ただ、「ぢ」「づ」は、「ぅぢ」「ぅづ」とは言いませんが、鼻をつまむとうまく発音ができないと思いますよ。(本当からすれば、鼻濁音ではなく、鼻にかかった発音とだけ言った方が正しいのかもしれませんが・・・。)

「ゐ」「ゑ」「を」の発音は、下唇を軽くかむようして発音します。
まぁ、そのようにして、「wa」「wi」「wu」「we」「wo」と発音するとよく分かると思いますよ。

では、参考にしてみてくださいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。私も西日本の人間ですので鼻濁音は極めて難しく、意識しないと出来ません。他人の鼻濁音も意識しないと気づきません。

お礼日時:2002/09/12 23:41

 


「じ」と「ぢ」は、元々別の音で、平安時代には、違う音だったでしょう。しかし、現代では、ある例外を除いて、「音」は、区別がないと考えられます。

英語で、she に当たる、「シー」の「シ」の音の有声音が「じ」であり「ぢ」です。

しかし、本来、「ぢ」は、「ち」の有声音としてあったもので、「ち」とは、英語だと、cheak などの「チー」の「チ」が大体その音です。

「し」は、舌の先中ほどを平たくして口蓋と摩擦させて出る音で、「摩擦音」です。それに対し、「ち」は、chi で表現できるように、舌の位置や調音の口蓋部分は同じですが、実は、「閉擦音」です。

「し」は、発音するのに、舌の中先と硬口蓋のあいだの隙間を摩擦させながら空気を振動させて出すと出てきますが、「ち」の場合は、一旦、舌先と硬口蓋を接触させ、それを離すとき、空気を破裂させて出します。

「し」と「ち」の有声音は現代では、ほとんど同じ音になりましたが、無理に発音すれば、閉擦音としての「ぢ」の発音も可能です。

また、意図しなくとも、発音の自然な流れとして、「しじん(詩人)」という場合の「じ」は、「し」の有声音ですが、「ちぢむ(縮む)」という時の「ぢ」は、「し」の有声音ではなく、「ち」の有声音です。

実際に発音してみると分かります。「ちぢむ」の場合は、「ち」で一度破裂させ、「ぢ」でもう一度破裂させます。

「じ」と「ぢ」の音の違いが上の例で出てくるのは、現代人にとって、意図しなくとも、舌の位置や音の調整で、自然にこういう音になるからです。逆に、「しぢん」だとか「ちじむ」と発音しようとすると、特に「ちじむ」の場合、難しいです。

音素の区別ではなく、実際の発音される「音」からすると、「ちぢむ」の「ぢ」は、「しじん」の「じ」とは違う音なのです。

しかし、「ぢしん(地震)だ」と「じしん(自信)がある」では、「ぢしん」の「ぢ」と、「じしん」の「じ」は事実上同じ音です。

「い」と「ゐ」は現代では区別されません。eat などの「イー]の音に近いです。「ゐ」は、we のような「ウィー」だったのですが、「ゐる(居る)」「をる(居る)」も。「いる」「おる」と発音して区別がありません。

「え」と「ゑ」も同じような感じです。「ゑ」は way などの「ウェイ」の「ウェ」だったのですが、現在では、「え」も「ゑ」も「A」の「エイ」で使う「エ」になっています。

現代でも、短歌・和歌だと、「乙女(をとめ)」とか「香る(かをる)」「亥(ゐ)」などと発音することがありますが、これは意識してのことです。

自然に発音した場合、「い・ゐ」「え・ゑ」の区別はないと思います。

ただ、先に上げた、「ぢ」と「じ」の音の区別は、「自然に発音」すると出てきます。「ちぢむ」を「ちじむ」と発音するのは、難しいです。滑らかに発音すると、自然に、「chijimu」になっています。(英語の「J」の子音は、「ヂャ・ヂ・ヂュ・ヂェ・ヂョ」の音に近く、「ジャ・ジ・ジュ・ジェ・ジョ」の音ではありません。それは、子音が閉摩音(破裂音)だからです。
 
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。ご指摘を読みながら「こんな音かナ」と試しておりますが本当の音を平安時代にタイムスリップして聞いてみたいものです。

お礼日時:2002/09/12 23:37

私は子供の頃、五十音表の中に「ゑ」というのを見つけて以来「実際に昔はその発音で話してたわよ」


と言う母によく同じ質問をしたものです。
私自身、未だに子供の時の教育がしっかり身についちゃってて「を」と「お」を区別して発音してます。
いつの間にか、世の中が同じで済ませる様になっちゃたんですけど。(……そう言えば「やいゆえよ」の行があって、それも微妙に発音が違っていた記憶が出てきましたよ???)
でも母には、私は「ぎ」と「に」の区別が出来てないと言われて練習中です(笑)。
「それじゃ『鍵』と『蟹』が同じになっちゃうじゃない」だそうです。;;
因みに私の年齢は30+αです。

さて、その母から直接聞いてきた発音と照らし合わせると、前述のkimosabeさんのご説明通りだったので、私はそこから一部、発音の例えを出来る限り実際の発音に近づけるつもりで書いてみようと思います。
(う~ん音を字に書くのは難しいですよねー)

「絵本 (ゑほん)」・・・ぃえほん
「井戸 (ゐど)」・・・・ぅいど

「じ」と「ぢ」の例えは、浮かび次第、またお邪魔しますね。



ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
そういえばニッカウヰスキーは「ぅい」と発音すると、それらしいですね。
ぜひお母様からいろいろ伺ってください。

お礼日時:2002/09/09 22:33

私は子供の頃、五十音表の中に「ゑ」というのを見つけて以来「実際に昔はその発音で話してたわよ」


と言う母によく同じ質問をしたものです。
私自身、未だに子供の時の教育がしっかり身についちゃってて「を」と「お」を区別して発音してます。
いつの間にか、世の中が同じで済ませる様になっちゃたんですけど。(……そう言えば「やいゆえよ」の行があって、それも微妙に発音が違っていた記憶が出てきましたよ???)
でも母には、私は「ぎ」と「に」の区別が出来てないと言われて練習中です(笑)。
「それじゃ『鍵』と『蟹』が同じになっちゃうじゃない」だそうです。;;
因みに私の年齢は30+αです。

さて、その母から直接聞いてきた発音と照らし合わせると、前述のkimosabeさんのご説明通りだったので、私はそこから一部、発音の例えを出来る限り実際の発音に近づけるつもりで書いてみようと思います。
(う~ん音を字に書くのは難しいですよねー)

「絵本 (ゑほん)」・・・ぃえほん
「井戸 (ゐど)」・・・・ぅいど

「じ」と「ぢ」の例えは、浮かび次第、またお邪魔しますね。



ご参考までに。
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No3のkimosabeです。

やはりなるだけ音声記号を使います。
わかりにくいと思いますが、英語の発音記号をイメージしてみてください。

平安初期の
「じ」は、[ひらがなの「ろ」に似た記号+i]。以下「ろ」を代用します。
「ず」は、[zu]

現代共通語の
「じ」「づ」はともに、語頭では[dろi]、語中では[ろi]
「ず」「づ」はともに、語頭では[dzu]、語中では[zu]
になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。先日、東京の新マルビルが完成しましたが古い言い方の
「丸の内ビルヂング」というのはモダンな言い方だったのですね。

お礼日時:2002/09/09 22:25

音声記号が使えないので、一部カタカナを使います。



「ひらがな」成立当時(平安時代初期)は、

ア行の「い」は[i]
ア行の「え」は[e]
ヤ行の「え」は[je](イェ)
ワ行の「ゐ」は[wi]
ワ行の「ゑ」は[we]

「じ」は[ジ]
「ぢ」は[di](ディ)
「ず」は[ズ]
「づ」は[du](ドゥ)

です。これがさまざまな音韻変化を経て、現在では、
  
「い」「ゐ」ともに[i]
「え」「ゑ」ともに[e]
  
「じ」「ぢ」ともに[ジ]
「ず」「づ」ともに[ズ]

という発音になりました。

高知県、九州南西部あたりでは、
「じ」と「ぢ」の区別、
「ず」と「づ」の区別
が比較的よく保たれているいると言われています。

なお、10世紀の中頃までは、
ヤ行の「え」を表す「ひらがな」として、
万葉仮名の「江」から生じものが使われていたようです。
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 この問題に関しては、単に発音の違いというよりは体系的に捉える必要があります。

現代人はすでに区別できなくなっていますし、土佐の人がどの程度保存しているのか分かりません。

 とりあえず、英語の judge の dg と vision の si くらいの違いかと?

 母音は

 i  wi

 e  we

 と理解されて一応よろしかろうと?詳しくは、

 参考文献:

 「古代国語の音韻について」 橋本進吉 岩波文庫
 「日本語の起源」 大野晋 岩波新書(旧版) その他
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。たいへん参考になりました。

お礼日時:2002/09/09 22:28

参考までに・・・・



「え」と「ゑ」の読み方の違いですが
「え」:え  :e
「ゑ」:イェ :ye
「ゑびすびーる」で使用しているので、ヱビスビールで検索してみてください(何かヒントがあるかも)ちなみに「ヱ」はかぎのある「エ」といいます。
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この回答へのお礼

早速ご返答いただきましてありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2002/09/09 22:27

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