プロが教えるわが家の防犯対策術!

会社でメンタルヘルス対策について検討しています。
管理職は何名かセミナーを受講して、その必要性を実感しています。
管理職で話し合いを設けたのですが、実際どこから手を付けたらいいのか分からない状態で、とりあえず一般社員と管理職共にセミナーを受けようかと検討しているところです。

他社ではどのような対策をとっているのか、参考までに教えていただけないでしょうか?

A 回答 (3件)

はじめまして。

心理学を独学で学んでいるカウンセラー希望の者です。

>他社ではどのような対策をとっているのか、参考までに教えていただけないでしょうか?

自己紹介でお伝えしたとおりのものなので、一番回答しなければいけない部分についてはお答えできないのですが、前職での例をお話します。

社員がパニック障害で就労不能の状態になったときのことですが、まず人事にて部署での問題点などのヒアリングを行いました。その結果、深夜残業が多いこと、上司がそういった時間のコントロールをしないことなどがあげられ、部署異動という形の措置をとりました。
且つ、病になった社員の通っているクリニックにどのように就労に向け復活させればよいか?などの話を聞いたそうです。

と、いうのは実は病になったのは私の話なのですが、、、

なので、心理学を学ぶもの、並びに病になったことのあるものの意見となってしまうのですが、もう少し学校も企業も、スクールカウンセラー、オフィスカウンセラーの導入を積極的にすべきだと思います。

何故上司や、教師ではいけないのかというと、その方が問題となっている場合もあるので、第三者が望ましいこと。また部署に介入しないニュートラルな人間(且つ、専門知識のある者)が面談を行うことで、素直な意見が聞けるかと思います。

定期的な面談の実施、またいつでもカウンセリングを行うこと、それによっての企業内、部署内の問題定義など、カウンセラーがいることで職場環境の改善にも繋がると思います。(私だったら是非やりたい仕事です)一見生産性はありませんが、離職率の低下や、モチベーションの向上など間接的な良い効果が期待できるかと思います。

欧米では一般的になりつつある職業ですが、日本はこういったことに関して非常に遅れを感じます。

回答ではないコメントとなってしまいまして、申し訳ございませんでした。
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この回答へのお礼

はじめまして。とても貴重なご意見ありがとうございます。
そうですか…。ご自身でも病を経験されたんですね。大変でしたね。

私の会社では何人か「(恐らく)うつ症状」の結果、退職した社員がいました。その当時はまさか「うつ」とは全く考えも及ばず、今となれば「そういえばそんな症状あったな…」と気が付いてあげられなくて本当に悔やんでばかりです。
これ以上、このような社員を出さないためにも、管理職(一般社員もですが)として予防策を講じていきたいと思います。

やはり、仕事に関してのみでなく上司との人間関係でも少なからず問題はあるでしょうね。産業医のような方が近くにいれば社員にとっては本当にいいと思うのですが、現状なかなかそうはいかないんですよね。
カウンセラーをご希望されているということですが、是非、叶えてくださいね!今、必要とされていることは確かだと思います。応援しています。

お礼日時:2007/11/20 16:04

産業カウンセラー有資格者です。


カウンセラーを呼んだり、社員一人一人が「聴く」姿勢を持つといった
パーソナルな視点のケアも当然大事ですが、そういったものも含めて
企業組織としてのメンタルケア体制を築くにあたっては
「4つのケア」というポリシーが非常に重要になります。
これは、厚生労働省が提唱している
「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」によるものです。
http://www2.mhlw.go.jp/kisya/kijun/20000809_02_k …
http://www2.mhlw.go.jp/kisya/kijun/20000809_02_k …

上記のサイトに書かれていることを要約すると、従業員個人の
ストレスへの気づきから、管理者も含めた企業全体でのメンタルケア教育、
メンタル不全者が発生したときのケア体制から企業外の専門家の
活用など、予防・早期発見・不全者への対応と多面的にケアを行う
必要があるので、そのために4つの視点を基本にしてケアを
行いましょう、というものです。具体的な方策は、企業の規模や状況、
考え方によってさまざまだと思います。大企業では産業医を置き
(従業員数の多い職場は法的義務です)、社内セミナーの実施、
相談室設立など自主的に行っているケースもありますし、そういった
ケア体制をEAP会社に丸々アウトソーシングしている実例もあります。

中小企業の場合、コストや社内のニーズなどの問題で、大企業のやり方は
難しいのではないかと思います。そこで、「衛生委員」的立場が担える方を
最初に何人かたてて、経営者や管理職とともに自社の規模や事情に
見合ったケアのあり方を、独自に探っていかれるのが望ましいのでは
ないかと思います。中小企業向けの方策については行政機関だと
自治体の産業保険推進センター、地域産業保健センターで研修が
よく開かれており、個別相談や紹介にも応じていただけるかもしれません。
特殊法人では中災防が講師派遣・研修など充実したプログラムを
持っており、そちらに相談されるといいでしょうね。

また、管理職や従業員一人一人の「聴く」姿勢だと、手前味噌のようで
恐縮ですが、人事労務部門の方や希望者が産業カウンセラーの資格を取得して
役立てているケースもあります。ただし、人によっては7ヶ月ほど
通学または1~2年の通信の養成講座(20万円ほどかかります)を
受講しないと受験資格が得られないこともありますので、
日本産業カウンセラー協会による一般向けのセミナーで入門として、
産業領域のケアのあり方を「お試し」的に学ぶこともできますし、
協会からカウンセラーや講師の派遣もあります。
一般社員と管理職でセミナー受講は第一歩としてとても良いことですね。
まずはご事情に合わせて、専門家や専門機関を活用してみてください。
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この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございます。
実際、最初からしっかりやろうとすると難しそうですね。
管理者側としても、まだまだ勉強不足な部分もあり、また、そういったことを一般社員共に勉強することによって、少なからず反発も出てくることが予想されます。
例えばセミナーを受けた後、管理職としてやるべきことがしっかり出来てないと「上司が環境を作ってくれない」「話を聴いてくれない」「上司のせいでストレスだ」…など。
しっかり受け入れ態勢を作ってからでないと、多少不安でもありますが、まずは、一般社員は自己でメンタルチェックできるように、又、管理職はどのように予防していけばよいか、セミナーを受講しつつ産業医の方に相談していこうと思います。

お礼が遅くなってしまい、すみませんでした。

お礼日時:2007/11/26 10:46

こんばんは。



人事総務関係で労務や教育研修、採用など担当してきた者に過ぎません。

いわゆる「大手」の銀行や企業などは産業医が常駐されているケースがありますが、昨今ではストレスや職場のあらゆるハラスメントや人間関係などメンタルいわゆる心の問題や悩みなでが急増しているかと、このサイトのご質問内容でも頻繁にあるかと思います。

私は医師ではありませんが、新入社員の研修後の仮配属先を訪問し、別に調べるという意味合いではなく、あくまで「その後どう?」「随分仕事に慣れてきたな」など雑談でもいいので、それとなく最近の出来事や人間関係に加え、携帯メール等、情報機器の発達により、様々な心に関する悩みなどや病気等も急増していると思います。

そもそもメンタル的な症状や病気などになる前に何とか方策をと思い、社員寮や別のところで、5月の連休前後など典型的で、2~3ヶ月に、一度の割合で困ったことや悩みなどを「ただひたすら聴くに徹することをしてきました」

何故かと言うと、内定の時期から五月病と言われる時期の前後など、間隔をあけた方が顔つきなど、イキイキした人もいれば、辞めたいという社員は必ずいます。ただ話を聴き役に徹することだけで、簡単な質問や様子など全体の5%くらいに抑えていると、ふと本音が出ることもありますし、話をするだけで本人が楽になるケースが以外と多いかと思いました。また、頑張り屋で優秀な社員と言われる人の方がうつ状態になりやすい要素など完璧主義で、ストレス発散の機会がなく心に溜め込む場合の方が危険なこともあります。

あくまで面談などの参考として、SPIでの項目で「社会的内向性」を中心に確認した上で面談など、表面には出ない悩みなどを垣間見る機会もあり、やはりといったこともありました。

精神的に病んでいると体調なども気をつけないことや、うつ状態な様子で覇気がない場合などはあまり励ましは逆にプレッシャーになることもあるので、注意してきました。

どこかで聞いた事例ですが、新入社員ですでに1年以内にもう転職サイトなどに登録していると聞きました。

私など初歩的で拙い経験なのですが、参考程度にでもなれば幸いです。
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この回答へのお礼

はじめまして。ご回答ありがとうございます。
やはり「聴く」ことが重要な部分なんですね。
弊社は20名足らずの社員なので、一見、社員同士や上司と部下間のコミュニケーションはとりやすいように思えるのですが、そこがなかなか出来ていないのが現状です。
会社があまり思わしくない状況であったりすると、上司は社員のお尻をたたくことの方が多くなってきて、メンタル的なところまでフォローしてあげることが出来ていないような気がします。
「聴く」って意外と難しいですよね。自分自身も余裕を持たないと、本当に「聴く」というのは出来ないですし。
まずは、社員と上司との壁を取り払わなければいけないと、痛感しております。

貴重なご意見ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/11/20 16:17

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