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前スレ(QNo.3535192)で、住宅基礎の施工において、底盤打設後どのくらいの期間養生してから立ち上がり部の型枠設置作業に入るべきかという質問をさせていただいたところ、打ち継ぎ部の接着力の問題などまで話題が広がり、大変良い勉強になりました。

そのスレで底盤と立ち上がり部の一体打設について議論が及びましたので、スレを変えてあらためて広く質問させていただこうと思います。

一般住宅の基礎施工における、底盤と立ち上がり部の一体打設(底盤と立ち上がり部の両方の型枠をあらかじめ設置してから、底盤と立ち上がり部のコンクリートを一度に打設してしまうこと)について質問いたします。

・一体打設は一般の基礎屋さんにも可能な方法でしょうか。
・一体打設は現在の日本でどの程度普及しているでしょうか。
・一体打設の施工で難しいのはどんなところでしょうか。うまく施工できない場合、どんな問題点が生じる可能性があるでしょうか。
・一体打設で基礎を一体化した場合、二段階打設(底盤打設後に立ち上がり部の型枠を組み立てて立ち上がり部を打設すること)と比較して、構造上問題となるようなクラックが生じる可能性は高まるでしょうか。
・二段階打設と比較して、一体打設では、手間やコストはどの程度増え、工期はどの程度延長するでしょうか。

以上、ご意見をお願いいたします。

A 回答 (4件)

あまりこだわりすぎではないかと・・・


地震や地盤の状況なんかで、いずれ亀裂が走ることでしょう。コンクリートはもろいので、ひびが入るもんです。多かれ少なかれ。お城の石垣なんて、ブロックになっていて究極の打継ぎですが、何百年ともってるじゃないですか。石もコンクリートも圧縮には強いから、それでいいわけですよ。それより立ち上がり部で2段階で施工した方が確認しながら施工できる分、安全なんじゃないかと思いますけどね。

この回答への補足

さっそくのご回答ありがとうございます。

前スレでは、二段階打設よりも耐久性の高い一体打設が良いのではとのご意見があり、それに対して、一体打設ではクラックが生じやすいのでは、とか職人さんの腕前によって強度が左右されるなどといったご指摘がありました。

引き続きのご意見、ご回答をお待ちしております。

補足日時:2007/11/25 21:57
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>一体打設は一般の基礎屋さんにも可能な方法でしょうか。


可能でしょうがあまりやらないと思います。
ビル物ですと立ち上がりと一体で打つ状況は
止水上の理由で
外壁の勾配の立ち上がりとか
屋上のパラペットとか、
地下の施設など。
また、工程上の理由で
手すりの立ち上がりとか
エレベーターの機械室のスラブを上下一回で打設するとかで
浮かす型枠は片側だけです。
内外両方浮かし型枠というのは中々ありません。
あまり強度上の理由では無いと思います。
住宅の基礎で立ち上がりを同時に打設しようとすると
まず下地が砕石の為、十分な墨だしもできません。
立ち上がりの型枠を内外両方浮かす必要がありますが
浮かし型枠の為の金具が下地が砕石の為、十分固定できませんし
鉄筋を挿んでの施工の為、精度も良くありません。
(捨てコンを十分な厚さで打設し型枠保持の金物や
控金物を捨てコン上に取り付けるならば不可能ではありませんが)
また打設中まだ固まらないコンクリートが
立ち上がりの型枠の下から吹き出すのでバイブレーターや木槌での
締め固めが十分にできずじゃんか等の不具合がでる可能性があります。
さらに打設中のポンプ車の振動の為、型枠の精度保持が難しいです。
コンクリートの打設は一回勝負なので
打設中に型枠の浮かし金物に何かあったらと思うと背筋が凍ります。
そんな危険を冒してまでやる価値があるかどうか。
一般のRC造の建物でも柱、壁と上階の梁、床を一緒に打設するのが
普通ですのでそれほど基礎の一体打ちにこだわることもないと思います。
きっちりと底版を打設して墨だしを正確に行い
立ち上がりの型枠を精度良く設置し、
控を十分に取ってコンクリート打設中の型枠の精度保持をした方が
管理された品物になるのではないでしょうか。

この回答への補足

現場で実際に一体打ちを行う際に難しい点が具体的に良く分かりました。
打設を二段階に分けた方が安定した品質を得やすいというというご意見ですね。

補足日時:2007/11/26 06:57
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#2です。


書き忘れました。
強度に関しては一体打ちするより
立ち上がりの厚さを増して
立ち上がりの配筋をダブルにした方が
精度、強度ともはるかに有効だと思います。
金額的にも一体打ちするのと大差ないと思います。

この回答への補足

一体打ちで強度をさらに増すための具体的な方法ですね。ありがとうございます。

実際に一体打設を行っているビルダーさん、メーカーさん、職人さんのご意見はいかがでしょうか。特に、良い施工のための現場での工夫やご苦労などをお聞かせくださると嬉しいです。

補足日時:2007/11/26 07:01
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#3です。


>一体打ちで強度をさらに増すための具体的な方法ですね。
違います。
強度のために一体で施工するぐらいなら立ち上がりの厚さを増して
ダブル配筋にした方がずっといいという意味で書きました。
前の質問も見ましたけど
打ち継ぎによろ不具合を回避する為に一体打ちにする主旨のようですが
一体打ちすることによる品質面の不具合の発生の方が大きいと考えられますので
一体打ちにする意味が無いように思います。

この回答への補足

おっとっと、大変失礼いたしました。二段階打設における強度アップの方法ですよね。ご指摘ありがとうございました。

補足日時:2007/11/29 13:14
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この回答へのお礼

http://t-ohshita.com/2007/12/20071227-1130.htmlによると、基礎の1回打ちは、工期短縮やコスト削減といったメリットがあるが、技術力が必要ということです。ちなみに強度アップを目的としているとは書かれていませんでした。

以上、補足というべき内容ですが、回答締め切り後ですので、失礼してお礼欄へ記載させていただきました。

お礼日時:2007/12/27 14:27

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