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ミニシアターの意味がよく分からないのですが、音楽でいうインディーズみたいなものですか?
つまり
「配給会社の規模が小さいので、大手(フォックスやWBなど)みたいに積極的な広報活動によって認知度を高める事ができない。しかし利益を意識しなくて良いので、監督が自由に作品を作れる。」
ということで合っていますか?

例えば「アメリ」がミニシアターだとすると、東宝、東映、シネコンなどの大きい所ではなく、小さい映画館でのみ上映されたということですか?

あと、ツタヤでミニシアターコーナーがあるのですが、なぜかヨーロッパ系が多い気がしました(それもアクション映画は皆無)。アメリカや日本でもインディーズの作品(配給会社の規模が小さい)がたくさんあると思うのですが、これらはミニシアターとは言わないのですか?

A 回答 (4件)

全国の映画館は系列化されています。

大きくは、東宝洋画系、松竹洋画系、東宝邦画系、松竹邦画系、東映系の5つです。それぞれが、さらに有楽町の映画館を中心に系列化されています。東宝洋画系の中でも、日劇系、日比谷映画系などという具合にです。日劇で、例えばスターウォーズがかかると決定すると、全国でどの映画館でスターウォーズが掛かるかが「自動的に」決定します。東京で日劇なら、大阪は北野劇場、広島は広島宝塚、といったようにです。言い換えると、北野劇場では常に日劇と同じ映画が上映されている。この自動的にあらかじめ決まっているのが「系列」たる所以です。
(余談ですが、WB配給作品は東宝洋画系では掛からないという特徴があります。昨今、WB作品に大ヒット作品が多いので、松竹洋画系は潤っています。)

シネコンはこの系列には組み込まれていないのですが、実際には系列の上位(集客力のある系列)から順に上映映画がプログラムされています。よって事実上系列の影響下にあるといえます。
ミニシアターというのはその系列に影響されない上映の仕組みと言えます。

監督が自由に作れる、というのは結果的にそうなっていますが、まあ、実際には作る段階で映画館が決定しているわけではないので(例外として決定している例もあると聞いた事がありますが)、「自由に作った映画を(たまたま)ミニシアターが発掘(?)し、上映する」という形態ではないかと思います。

それから、これは配給会社の大小ではなくて、作品の大小によると言った方が正しいと思います。大手のWB配給でミニシアターという場合もありますので。大手配給でも作品が小さければその作品の宣伝費が小さいという意味では同じです。結果的に小さい配給会社の作品が多くなってます。ミニシアターで掛かる映画として、米の非メジャースタジオ製作ものやその他の国のものが日本の非メジャー配給によって供給される場合、米のメジャー製作で日本の非メジャー配給による場合、米のメジャー製作で日本のメジャー配給による場合の3種類のケースがあるという事です。

それから、もう一つ欠かせない特徴として、各ミニシアターは一定期間の独占上映権を取得しています。これがミニシアターが成立する重要な要素で、「首都圏で1箇所だけ」という事で、横浜の人も千葉の人もその映画館に来る事になります。

ヨーロッパ映画が多いのは最初に記した洋画系というのが実際には=ハリウッド系となっているからであり(大手配給が全てハリウッドメジャー)、それ以外はおのずとミニシアターとなっているからで、それ以外ではヨーロッパの映画が多いのでほとんどヨーロッパ映画が多くなるのではないかと思います。まあ、アメリカでもバッファロー66とか日本では下記で出てましたがピンポンとかは系列に入ってないのでミニシアター系という事になります。

映画の集客は乱暴に言えば、宣伝と口コミ。口コミ(雑誌などの映画評、TVの映画紹介コーナーなど含む)の比率の高いミニシアター映画は本当にいい映画じゃないと集客できないので、いい映画が多い(無論、系列にもいい映画はあります。が、良くない映画もごまんとある)という理屈は成り立つと思います。それで、「ミニシアターは外れが少ない」と考える「ミニシアターファン」が生まれ、例えば「シネマライズははずれがない!」と考える人が出てくれば、これはもう、作品ではなくその映画館の「映画選定眼」にファンがつくという現象で、これぞ、ミニシアターの真骨頂と言えるのではないでしょうか。

しかし、ミニシアター映画で成功した監督はすぐメジャーに上がりますから(「メメント」の監督が「インソムニア」など)ミニシアターは常に「発掘の日々」という事になっちゃうんじゃないでしょうか。ペルージャが発掘した中田英が翌年メジャーのローマとかに似てますね。
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 あくまで私の主観ですが。



 映画の製作会社や配給会社ではなく、ある映画館を指してミニシアターと呼ぶような気がします。つまり、「そこでしか観れない映画」を観れるのがミニシアターかと。

 音楽でいうならば、言わば「新宿ロフト」みたいなもんかと。

 とはいえ、最近のミニシアターはチェーンを組んでいるので、結構同じ映画がかかっていたりします。例えば、「ピンポン」とか。

 ミニシアターでかかる映画はヨーロッパ系が多いように思いますが、最近はアジア映画も結構かかっています。発掘される映画が広がったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございました\( ^o^ )/

お礼日時:2002/09/15 10:54

gooの国語事典では小規模の映画館(300席以下)となっていますが。

これとは別の事かな。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございました\( ^o^ )/

お礼日時:2002/09/15 10:54

ミニシアター(単館系の映画館)とは、日本全国で一斉に上映される


ロードショー作品を扱う大手映画会社の映画館に対して、
ある作品をその映画館単独で上映する映画館のことです。
劇場の大きさや収容力は関係ありません。新作旧作を問わず、
映画館が独自に選んだ良質の映画を提供してくれます。また、
監督や俳優、特定の国を取り上げてその代表作を多数一気に公開したり、
過去の名作をリバイバル上映したりするなど、企画上映も頻繁に
行われます。さらに一週間から二週間で上映作品が入れ替わるうえ、
昼間の上映とは別にレイトショーやモーニングショーも行われて
いることが多いので、ミニシアター一館で多くの映画を楽しむことが
できるのです。

ミニシアターについて、下記HPより抜粋です。

参考URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~m-chop/intro.html
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございました\( ^o^ )/

お礼日時:2002/09/15 10:54

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