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素朴な疑問です。
貸借対照表で、資産を借方、負債+資本を貸方と言いますが、文字だけを見ると、「借」は人から借りることを意味し、「貸」は他人に貸すことを意味するので、貸借対照表では逆の概念として使われているような気がするのですが。。負債は他人から借りたものなのに、どうして「貸方」になるのですか? 素人的な素朴な疑問ですが、よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

ちょっとうろ覚えです。


貸し方は資金の源泉で、借り方は資金の運用である。すなわち資金は右から入って左がその運用形態である、ということ。貸し方が借り方に金を貸す、借り方は貸し方から金を借りる、と学生時代の講義で聞いたような気がします。
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私の記憶ですと、貸方・借方という言葉は大航海時代にできたもので、その時代の経理というのは、1航海単位で完結していたといいます。


つまり、航海を始めるにあたって、必要な資材などを仕入れるための出資者を募り、その出資者を貸した人すなわち貸方と呼んだといいます。
したがって、出資を受けた航海者の方は借方となります。
航海が終わると貿易などで得た利益を貸方に分配して、今でいう決算されることになります。

貸し方から出資された資金で借り方が仕入れた資材などは、今でいえば、棚卸資産や機械・装置などであったはずですから、そういう呼び方と合わせて考えると、現在の貸借の意味と符合するような気がします。
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私はつねづね、このような基本的な問いを大切にして、正しく伝えることが


重要だと思っていました。学校などでも「自明のこと」として見過ごされているようですね。

もともと財務諸表も財産目録から発展したものですね。財産目録では昔、人名勘定を使っていました。
たとえば(売掛金)山野益男 ○○円 というように。
この「山野益男」というのは、借りている人=借主(debtor)で、当方は貸主です。
(当方は自明ですから表記する必要はありません。)
で、借主名簿の金額欄の左側に貸した金額を書き、返却されたとき右側に書きます。
負債・資本の方も貸主(creditor)の名を書きました。複式簿記の成立に伴い、
その発生は右側に、返却は左側に書くようになりました。
こうしたわけで、左を借主=借方(Dr)、右を貸主=貸方(Cr)と表記するようになったのです。

「借主」「貸主」が日本で訳されたときに「借方」「貸方」となったのは、
人名でない他の科目もあるからとはいえ、わかりにくいものになったと思います。
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こんにちは。


どうして逆になるのか?
実は、私も不思議でしたが、専門学校の先生の答えを受け売りさせていただきますと、

「貸」「借」には、全く意味がありません。インターネットで言えば、「http://」と同じです。単なる昔の名残です。
ただ、昔はどういう風に使われていたかは、知りません。
「貸方」「借方」は、単なる記号と思って下さい。

でした。
その後いろいろ調べてみましたが、#1の方のおっしゃるとおり「謎」となってしまっているようです。
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簡単に書くと「お金に対する観点」が逆転するからです。


経理などで自社自身だけを見た場合、借りたお金でも「正のお金」になります。
反対に自社が保有する資産でも貸し出すと「負のお金」になってしまいます。

「貸借表」は世間で言う貸し借りではなく、会社自身の現状の資本力(すぐに
出せるお金量)を評価する手法なので、このように逆転すると考えて下さい...
っっと以前、経理システムを開発していたときに聞きました。
(それでも悩んでいたので、「左と右」って言われたのも覚えています)

正しい表現ではないかも知れませんし、理解し易いように歪めて説明してくれた
かも知れませんが参考として書きましたので、他の方の正確なレスも参照して下さい。
別畑の仕事をしていますんで...自信なくて済みません(^-^;

参考URL:http://plaza.rakuten.co.jp/inskamisama/002029#04
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古代ローマの時代に決められたという説(参考urlをご覧ください)などいろいろ有りますが、決定的なことは不明なのです。



私は、習い始めの頃に、現金が入ったら、相手から「借りた」と考えれて「借方」に記入する。現金が出ていったら、相手に「貸した」と考えて「貸方」に記入するといえ考え方もあると教わりました。

又、理由はともかく、右が借方で左が貸方と覚えると、教える先生もいます。

http://www.b.kobe-u.ac.jp/aha/aha18th/resume.html
ワークショップ (報告要旨をダウンロード)
 片岡泰彦(大東文化大学) 「複式簿記起源論」 (resume_kataoka.pdf)
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