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永久プレパラートを作製する際に封入するものとして、カナダバルサムやワラップ等があるのはわかったのですが、試薬(?)をどのように調整してよいかよくわかりません。どなたか教えてもらえないでしょうか。宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

>使用用途は染色体標本で、中が乾燥しないようにカバーガラスの周りを封入したいんです。



それだと封入剤(mountant)というよりシール剤(sealant)ですね。
お手軽にはマニキュアが使えます。100円ショップで売っているようなやつでいいです。周りを封じるだけなので色がついているやつでもよいです。

なにでシールするにせよ、水や生理食塩水でマウントしたものだと長期間はもちません。私たちは、グリセリンマウントしたものを保存するときにマニキュアでシールしています。
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どんな標本をどんなコンディションで保存したいかを詳しく書いて


欲しいですね。それによって推奨される封入方法が全然違います。
ワラップって名前が出てくるあたり、空気封入でカバーガラスの周
囲を固める話なのかなと思いますが。

ちなみにgeneticist12さんが紹介しているのは、有機溶媒で透徹し
た組織切片を樹脂封入する話ですね。このジャンルでワラップはな
いな。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
保存したい標本は染色体標本で、おっしゃるとおりカバーガラスの周りを固めたいんです。

補足日時:2007/12/07 07:04
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古くは、カナダバルサムなどよく使われましたが、現在は専用に開発された封入剤を使うのが一般的で、手軽だし保存も良いです。


代表的なものではMerck社のDPX、Biomeda社のPermount、国産だと応研商事のビオライトなどなど。100 mL 3000円くらいで、バルサムより著しく高いということはないと思います。

カナダバルサムは、封入用に溶剤に溶かしたものも売っていると思いますが、自前で調製するなら固形の塊で買って、砕いてキシレンに溶かして使います。ワラップは使ったことがないですが、ワセリンやらパラフィンなどを加熱して溶かして混ぜて使うらしいです。
いづれも、手間がかかり、個々の材料を買いそろえるほうが高くつくし、保存性も良くない(バルサムはもともと薄黄色い色がついていている上、長期保存すると着色したり、ひび割れたりする)と思います。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
使用用途は染色体標本で、中が乾燥しないようにカバーガラスの周りを封入したいんです。バルサムの保存性が低かったとはしりませんでした。教えていただいた「ビオライト」など、検索してみたいと思います。

お礼日時:2007/12/07 07:08

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