プロが教えるわが家の防犯対策術!

日産・ピノとスズキ・アルトの車体形状が似通っていることに気づきまして、ちょこっと調べてみた所、

「PINO(ピノ)は、日産自動車が販売している軽自動車。スズキからのOEM車種で、ベース車はアルト。」

といった記述を見つけました。

そこで質問です。

上記文章は、バックグラウンドも含め、いったいどういうことなのでしょうか。
車業界に詳しくない私でも理解できるように、どなたか噛み砕いて説明して頂けると助かります。

具体的に気になる点は、下記の通り。
(1)なぜ、独自に設計せず、他社から供給を受けるのか。
(2)一般的に、OEM供給された車(ここではピノ)は、オリジナルの車(ここではアルト)とどこがどう異なるのか。メリット・デメリット等。
(3)ピノとアルトの場合では、具体的にどう違うのか。
(4)こういった2車種でどちらを買おうか迷っている場合、どういった点に注意すべきか。

どのような形でお答え頂いても構いません。
(アルトを購入された方の、アルトのみのご意見も大歓迎です。)
どうぞ、宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

>スズキにとってメリットがあるようには思えませんが、何かしらメリットはあるんでしょうね。


スズキ1社の販売網だけではなく日産の販売網も使えるので、より多く販売できます。
新車開発・発売には、設計コストだけではなく、プレスの型、治具などモデル専用の「製造ライン」の設置には多大なコストがかかり、それらの費用は一定台数を作らないと元を取れません。売れない車のモデルチェンジサイクルが長くなる理由です。早く製造ラインの元を取れば、以後はコスト回収になりますし、その分、次期モデルに投資できます。
供給を受ける側では、ユーザーがセカンドカーを求めるとき、馴染みのディーラーで買って貰えるえる・・・「顧客が他社に流れない(顧客の取り込み)」というメリットがあります。
また、新車開発コストを負担することなく、販売車種を増やすことができます。

>基本的に、バッジと名前以外同じです。
ということで、「バッジ・エンジニアリング」という表現もあります。

因みに、日産はセレナをスズキ・ランディとして供給していますし、マツダは、ボンゴバンを日産へバネットバン、三菱へデリカバンとしてOEM供給しています。また、日産キャラバン(商用車)は、いすゞにコモとして供給されています。
実は自動車のOEM供給は10年以上前から普通に行われていました。

この回答への補足

OEM供給の成り立ちについて、ざっと理解することができました。
ありがとうございます。とてもわかりやすかったです。

ところで、私たち消費者サイドはこの、売り手側の販売戦略に対し、どう対応するのが賢いと言えるのでしょうか。

ピノとアルト、どちらか一方を購入する場合、どのように判断して選ぶべきでしょうか。
もし、選択する際の判断基準や注意事項等をご存知でしたら、ご教授下さい。
宜しくお願い致します。

補足日時:2007/12/07 07:54
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました(^^)
また何かありましたら、教えて下さいね。

お礼日時:2009/07/13 17:02

すでに多くの回答が出ていますので(4)について


・車本体だけを買おうとした場合ならあまり問題はありませんが、ディーラーオプションが違ってきます。A社なら選べるのに、B社では選べないというのが結構あります。基本的には、製造元の会社の系列のディーラーの方が、オプションの選択肢が広いです。
・アルトに関しては確認していませんが、車体色や、シートの素材や色などが、OEMの場合、選べる範囲が異なる場合がありますのでご注意下さい。

蛇足ですが、アルト、ピノの他に、マツダのキャロルも同じ車です。

この回答への補足

ディーラーオプションや色の選択肢の幅の違いは大きいですね。
それと、キャロルも同じだったなんて知りませんでした。
とても参考になる回答をありがとうございました。

補足日時:2007/12/07 15:21
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました(^^)
また何かありましたら、教えて下さいね。

お礼日時:2009/07/13 17:02

ディーラー(販売店)の技術力が、


OEMを受けた日産よりOEMを出荷するスズキの方が
良くなりそうな記述がありましたが、
車を作るのは、工場であり設計者です。
ディーラーではありません。

従って、五十歩百歩でしょう。

「お父さんがスカイライン、お母さんがマーチ、娘さんがピノ」
「おじいちゃんがキャリー、お父さんがエスクード、お母さんがアルト」
って感じですか?
営業マンの張り切り方は、台数に比例しそうですからね。

この回答への補足

なるほど、ありがとうございました。

補足日時:2007/12/07 15:21
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました(^^)
また何かありましたら、教えて下さいね。

お礼日時:2009/07/13 17:02

(1)供給を受けると言うことは、自社で開発をしなくて済むという事です。


  特に日産は軽自動車の開発実績が無いに等しいので、
  豊富なノウハウを持つスズキからOEM供給を受けた方が
  コスト面で有利である、という計算でしょう。
(2)基本的に、バッジと名前以外同じです。
(3)これについては実車確認をしていないので何とも言えません。
(4)ディーラーのサービス体制が、第一に注意すべき点でしょう。
  供給される側にとっては基本的に「他社の車」ですから、
  対応が後手後手に回ることもあると聞きます。
  ・・・とは言え、基本的には好みで決めてしまっても
  ほとんど不都合はないと思いますが。

この回答への補足

スズキ、日産、両者にメリットがあるから、こういったことが行われるのだと思いますが、スズキはOEM供給することで何かメリットはあるのでしょうか。
スズキのアルトより、日産のピノの方が、「日産ブランド」+「コスト面の優位性(実際、安いかどうかは分からないが)」という観点から、お得な気がします。
もしそうである場合、スズキのアルトの売れ行きに影響を及ぼしますよね。
これでは、スズキにとってメリットがあるようには思えませんが、何かしらメリットはあるんでしょうね。。

(4)の回答を受け、もし、どちらかを買うなら、やはり設計・製造をしているスズキから購入したいなと思いました。

補足日時:2007/12/07 04:52
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました(^^)
また何かありましたら、教えて下さいね。

お礼日時:2009/07/13 17:02

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!