プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

みなさんこんにちは、はじめて投稿させて頂きます。
過去に熱帯魚を飼育していて、去年からまた再開した者です。
これから色々とお世話になるかと思いますのでよろしくお願いします。

現在60cm水槽でネオンテトラ10匹とヤマトヌマエビ4匹ほど飼育しています。
お聞きしたいのは水道水に含まれる重金属についてなんですが、以前使っていた調整剤は塩素中和と共に重金属を無害化することが出来る商品でしたが、現在、塩素中効果だけの物を使用してます。
中和剤を変えたばかりで今のところは特に問題がないのですが、生き物なので、急変する事も心配です。
やはりアクアセイフ等の重金属対策剤は必ず必要なものでしょうか?
神奈川在住で水道水を利用しております。
使っている、又は使っていない方いろいろお聞かせ下さい。

A 回答 (2件)

必ず必要なものではありません。


むしろ、必要でない時が大半です。
が、万一の時のことを考えると、あった方が良いです。

重金属に関しては、リスクは存在します。
もちろん、水道局は水質の数値を公表しているのですが、
残念ながら、水道局が責任を持てるのは、水道局の資産までです。

つまり、集合住宅の高架タンクなど、業者が管理する部分は知らないよ...ということです。
メンテナンス業者が、防錆剤などを塗り替えたり、配管を新品に換えた時などが危険なタイミングです。
(古い配管は石灰分が沈着して逆に安全)
昔、清掃会社でアルバイトをした経験があるのですが、社員さんのお話では、知らぬが吉、という感じでした。
また、どこかの論文では、管理がキチンとされていない場合が大半であるというショッキングなデータがありました。
恐らく、そんな状態だと、普段は放ったらかしでも、掃除する時は徹底的にやるはずです。

あと、家庭の古い湯沸かし器も、銅管を使用している場合があり、これもアウト。

また、水道局の管轄内でさえ、昔使用されていた鉛管の幾らかは、位置を特定できなくなっていて、そのままです。

昔は「朝一番の水道水は飲んではいけない。15分ほど捨て水をしてから使え。」と言われていました。
これは、水が使用されない時間帯に、配管の中に滞留した水が高濃度の金属を含んでいたからです。
青水や赤水は、いまでは滅多にみられなくなりましたが、地域により依然として、注意が呼びかけられていることから、
人間よりも小さな魚にとっては、大きな危険性があると考えられます。

なお、日本の水道水は軟水ですので、重金属の毒性は格段に高まるものがあり、余計に問題があります。
高価な浄水器には、重金属の除去フィルターがわざわざ別に取り付けられますよね?

以上のことから、重金属対策をすることは誤りとは言えません。
ですが、普段、重金属の影響を意識することも滅多にないか、と思います。
そもそも、誰が観賞魚の重金属の影響なんかを検査できるのだ?という問題があり、
賛否両論のまま、今後もずっといくのではないでしょうか?


粘膜保護に関しては、いわゆる水あたりを緩和してくれる効果があります。
そもそも、観賞魚の生息地の水は有機物が沢山含まれて、それが魚の体表を守っているような水質であり、
水道水のような水は、飲み水に使うために処理するほど、無機質の多い魚の体表を刺激する水質となってしまいます。
アロエ配合やらハーブ配合なんて一見突拍子もないことが書かれているのはそれかもしれません。

古い水と新しい水の浸透圧の差が、魚の体表、特にエラにダメージを与えることもあります。
面倒なので、ザクッと「水あたり」で括って終わりにします。(苦笑)

暫く水替えをしていなかった水槽の水替えをする時や、他地域から輸送してきた時などは、
多めに使っておくと良いです。

あと、時折ですが、水道水の水質が無茶苦茶に悪くなる時があります。
これはユーザーレベルだと、自分の所為だと思ってしまうかもしれませんが、
地域の養殖業者が一斉にやられているケースをチラホラと聞きます。
これに関しては、正確な情報が出せません。原因が複数あると予想しています。
場合によっては、重金属保護剤は効果ないかもしれません。

と、グダグダと述べましたが、実際、私も少量の水替えの時は使いませんし、
何となく嫌な雰囲気の時に極少量、明らかに危険が予測される時は大量に使う、と使い分けています。
いつでも定量入れておけ...とは、言いにくいものがありますね。

水替え専用水槽を持たないとダメだとか、高価な浄水器を付けましょう、とも言えませんし、
両方、良いことばかりでなく、それなりに扱いにくい代物です。

ですから、重金属保護剤は、万一のための保険くらいにしか、勧めにくいです。
何も起こらないことが御利益なんですよね。これ。

さて、事例は幾つか挙げましたので、あとは自己判断で決められて下さい。
「使っていないけど魚は死んだことがない。だから必要ない。」
と言われる方が大多数であることは予想できますので。

ただ、危険度の高い場所がピンポイントで存在することはします。
エビが死んだりする地域とか、マンションとかがあるんですよ...

それと、私は綺麗な海と、汚い海の両方で魚を捕った経験がありますが...もごもご。
自分で自分の首を絞めることになるような、火中の栗を拾う馬鹿(学者)はいません。
オープンになる時はよっぽどの事情があり、誰しも初めて知ったような顔をする。
...というわけで言えませんが、「使う」と「使う必要はない」根拠を比較すると、
私から見て「使った方がよい」理由の方が説得力が高いので、私は使用しています。
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この回答へのお礼

 色々な情報サイトを見てると、様々な薬品やろ材をアレ使ってるコレ使ってると見かけて、段々すべて必要なような錯覚をおこしてました。
大変詳しく説明していただいたおかげで、気持ちが落ち着きました。
念の為、アクアセイフの小ボトルを購入して、様子を見て使用するか判断したいと思います。
ご返答大変感謝しております。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/15 10:13

こんにちは。


神奈川県在住です。

>アクアセイフ等の重金属対策剤は必ず必要なものでしょうか?
海水魚、サンゴ、卵生メダカ、一般熱帯魚、エビ類、水草等水槽20本前後で10年以上飼育をしていますが、水質調整剤や重金属対策などしていません。使用する薬品は塩素の中和剤ハイポのみです。

アクアセイフはドイツのメーカが古くから販売していますが、日本の水道水はヨーロッパの水に比して熱帯魚飼育に向いているように聞いておりますから、メーカーの宣伝文句につられて無駄な出費は必要ないと思いますし、経験上使用しなくとも重金属の弊害を一度たりとも感じた事は有りません。

ただ飼育は趣味ですから効果が有るか無いか解らない商品を使う楽しみはあると思います。
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この回答へのお礼

 販売メーカー様も商売なので説明を読むと、無いと困るような感じがしてきます。
経験上でのご回答大変参考になります。
色々情報サイトを見まわったのですが重金属についてはなかなか見つかりませんでした。
重金属対策剤は用意しておいて、現状使用せず様子を見て判断したいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/15 10:24

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