プロが教えるわが家の防犯対策術!

法科大学院(ロースクール)を視野に入れて勉強して来ましたが、司法試験に対する自分の力のなさ&法科大学院を修了し新司法試験を落ちた後の自分の悲惨な姿が見えてきて、現在進路変更を検討中です。

そこで、いくつか質問させてください。すべての質問に回答いただく必要はありません。。。どれか一つでも回答しやすいのがありましたら回答お願いします。

(1)法科大学院を修了し新司法試験に落ちた人は、就職するのでしょうか?それとも浪人?統計的にでも感覚的にでも構いませんので教えてください

(2)大学在学中に旧司法試験を諦めた人はどの方向に針路変更されましたか?実はこれが一番興味あります。それと、あまりいらっしゃらいと思いますが法科大学院在学中に法曹を諦めた人はどういう方向へ針路変更するのでしょうか?

(3)法科大学院はだいたい年間100万円出して、2~3年行かないといけないわけですが、合格者を3000人よりも多くする計画は国にあるのでしょうか?修了後、新司法試験に落ちたら、そこそこいい年ですし、悲惨です。両親にも申し訳なくて悲惨…

(4)法科大学院の学生は公務員試験や司法書士、行政書士などを滑り止めとして受験対策するのですか?(1)と同様、統計的にでも感覚的にでも、構いませんので教えてください

A 回答 (2件)

(1)まだ、新司法試験が2回しか行なわれていない段階で、三振者(3回の受験回数をすべて使い果たし、不合格となった者、別名「三振博士」)がほんの数名ないし十数名しかいないといわれている中では答えようもないのですが、再度ロースクールに入りなおす人も少なからずいるようです。

あるいは、パラリーガルとして、どこかの法律事務所に入るという人もいるみたいです。ただ、三振者がほとんどいないので想像の範囲にとどめます。

(2)旧試験があと何年もないという状況で、この質問にどれほどの意味があるのか不明ですが、わたしの知る限りで大学在学中に司法試験を志して、在学中に辞めたという人はいません。卒業後1浪ないし2浪して、就職したという人は何人かいますし、その後10年以上根性出して今でもがんばっている人も知っています。

後段のほうは、わたしの知る限りで何人かいます。特に、未習で入った人は、その過酷な生活に耐え切れず半期ももたずに辞めていく人が少なからずいますし、やはり経済的な面で泣く泣く辞めていく人もいるみたいです。その後の進路として多いのは、不動産系や金融機関などが割合的に多いみたいです。

(3)3000人より少なくしようという計画はあるみたいです(予備試験合格枠を1500人、法科大学院合格枠を1500人とする自民党か公明党案もある)が、多くしようという計画はきわめて少数派だと思います(一部で9000人にしようという案もあるみたいですが、日弁連が猛烈に抗議しているみたいです)。

(4)公務員は別として、法科大学院合格者の中には、司法書士・行政書士などの合格者も割といます。ただ、在学中は課題やら予習やらで手一杯でとても、他の試験勉強なんてできません。とはいっても、行政書士なら、新司法試験とかなりかぶっている部分があるので、新司法試験の短答対策もかねて、行政書士の勉強するのもありかも知れません。

以上、現役法科大学院生からのアドバイスです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

(2)については、新司法試験制度ができる前の制度で、司法試験を目指していた人を対象にしたら多く回答があつまるかなと思ってしました。旧制度の司法試験の方が合格率が低く落ちる人が多かったので、その分諦めた人も多かったのではないかという狙いがあります。

それにしても現役の法科大学院生さんということでかなりリアルで参考になりました。しかも全ての質問に回答をいただき恐縮であります。

お礼日時:2007/12/16 03:58

現在、法学部4年に所属している者です。


私自身も3年生の頃まで法曹を目指していました。

(1)ですが、新司法は3回までしか受験できないはずです。先輩・同期を含め法科大学院で勉強している、もしくはするつもりの人は、3回目まで必ず受けると言っていますが、3回受けても受からなかった場合は、法科大学院に入りなおすようなことはせず、(4)で質問者の方が挙げられた資格を取るつもりだと言っています。

(2)私はまさにこれに該当するわけですが、進路を変更した時期が3年生の夏だったので、新卒の就職活動に間に合いました。結果、来年の春から金融業界で働くことになりました。私の友人も法科大学院→就職活動と切り替える人は少なくありませんでした。法科在学中に法曹をあきらめた人は、残念ながら存じ上げません。

(3)については、詳しいことは分りませんが、当面は3000人程度で様子を見るのではないでしょうか。人口は減り、企業も顧問弁護士を増やすつもりはないとしている以上、そんなに数を増やしても仕方がないような気もしますが・・・。

(4)法科の友人は、あくまでも法曹一本という人が多いです。滑り止めは本当に土壇場になるまで受けないのではないでしょうか?受けるとしたら、やはり司法書士あたりが一番順当ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。自分と同じような境遇にあった方のようですので、とても参考になりました。

ちなみに、就職活動に要した時間を差し支えなければご回答くださればありがたいです。「間に合った」ということはそこそこ時間がかかったのでしょうか。私は民間と公務員を並行することも視野に入れていて、対策にかかる時間を計算したいので、非常に興味があります。

お礼日時:2007/12/16 04:17

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