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味覚の分類として「甘い」「苦い」「酸(っぱ)い」「(塩)辛い」の四つがありますが、その表現について質問です。

手近な辞書によると「塩気」「甘気」という言葉はあるようですが、(それに対応する)「苦気」「酸気」という言葉はないのでしょうか?


「~み」という表現では「甘み」「苦み」「酸み」「辛み」とあるのに対して、「~気」に関してはふたつだけしか(見当たら)ないのは何故でしょうか。

A 回答 (4件)

あくまでも私見ですが…



「塩気」、「甘気」は共に塩辛味、甘味が「かすかに感じられる」状態を指す言葉ですね。味覚では塩辛味、甘味は舌は鈍感とされ、多量であってもすぐにその味に馴れてしまう。子どもが塩辛いスナック類や、かなり甘いお菓子でも平気で大量に食べてしまいますね。
 ヒトに限らずほ乳類の多くは塩辛味、甘味を好みます。これは塩辛味はタンパク質系統の味(血や肉など)、甘味は炭水化物系統の味(でんぷんや果実など)と理解して、「これは食べても安心だ」と本能的に察知するようです。対して酸味は腐敗を、苦味は毒を含む味として認識します。子どもが塩辛味・甘味を好み、酸味・苦味を嫌うのは本能的には正しいことです。

 であれば、酸味・苦味に対して動物は敏感に反応しなければ生きていけない。危険な味だから、かすかでも酸味や苦味は認識しています。塩辛味や甘味は安心できる味だから、かすかな味では認識しづらくなる。だからこそかすかな味を表現する、「塩気」「甘気」という言葉が使われるようになったのではと思います。

大人になると酸っぱいもの、苦いものでも平気で食べるのは、「食べても大丈夫なように作られている」という知識と経験で補完されている面もあるようです。(発酵させて作る酢や酒類、薬効を期待する茶などは典型ですね。発酵と腐敗、薬効と有毒は同じ現象が無害か有害の違いですから)
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この回答へのお礼

複数の方にご回答いただきましたが、勝手ながらまとめてお礼をさせていただきます。ご回答ありがとうございました。

「味覚」の定義自体もあやふやな部分がありましたが(これについてはみなさんからご指摘がありました)、そも疑問となった「~気」という表現の有無やその理由については判然としない部分が残ります。が、私見として書かれているものの、yuhkohさんの本能的な反応に基づくより微細な味の強さを示す表現、という解説は「なるほど」と思いました。なんというか、たぶん「気配」の「気」なんでしょうね。

とはいえ、実際には「(安全であろうという)知識と経験で補完された」苦みや酸味を味わうという行為もそうとうに昔からあっただろうと思うので、それならばなおさら、なぜ今の時点で「酸気」「苦気」のような言葉が生まれていないのだろうか、と新たな疑問が出てきたりもします。
yuhkohさん的な観点で言えば、苦み/酸味に関しては「より微細な味の強さ」を示す必要が無い/それが望まれない(……?)味、ということになるのでしょうか。そう思うと、塩気、甘気と比べて「酸味」「苦み」が気の毒にも思えてきて、ほろ苦い気持ちになってきました。

お礼日時:2008/01/08 02:13

何故「苦気」or「酸気」との言回しがないのか?ウ~ン推測するに論理(or歴史)的背景自体がなかった、のでは?ないでしょうか。


http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1200185.html 等で触れましたが、(ぎっちょならぬ)左利きに対する右利きに対する言回しがなく、又女流と言う場合もあるのに男流とは絶対と断言し得る程言わぬのと同類と私自身は捉えています。
更には老男との言回しがないのに★女と呼ぶ場合があるのも似ていますね。

味を後に続ければ"塩"、"甘"のみならず、"苦""酸"(更にはNO2さんが指摘しておられる)"旨""辛"の何れにも対応可能ですから、「~気」に拘る必然性はない、と感じますが、如何でしょうか?
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味覚は甘味、酸味、塩味、苦味とあと一つ、旨味が入ります。


辛味は味覚ではなく、刺激なので味覚から外される事が多いです。また渋みも味覚とはちょっと違って収れん作用ですので辛味と同じく「準味覚」扱いです。
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 味覚の表現は、「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「辛味」「渋味」


ではないですか。
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