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「無色透明」といいますが、この世の中に「100%透明なもの」は存在するのでしょうか。
例えば一般に水も透明といわれますが、若干は濁りがあります。
人の目には透明に見えるけれど、顕微鏡や化学的には色がついていたりするものばかりではないかと思うのです。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

A 回答 (3件)

光は電磁波です。

無色透明という言葉は言外に「可視光線」の領域でといっているわけですね。これは電子励起の波長範囲内ということです。
そして可視光線の波長の定義も近赤外、近紫外とどこで分けるか難しい問題があります。
水は薄い青色をしています。これはどんなに精製しても変わりません。(濁りは簡単にとれますよ^o^)
その他もっと分子量が大きい物質では多くの吸収を近紫外に持っていてその裾野が紫色の範囲にのびています。
「波長域」をきっちり定義しないと、無色であるか否かは判然としません。
色があってもある領域では透明である物質は沢山あります。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
知りたいこととお答えが少し違うのですが、私の質問の仕方が悪かったのだと思います、すみません。

私は、可視光線の領域で完全無色透明なものを知りたいのです。
たとえば気体である空気は、可視光線の領域では透過率100%ではないかと思います。
液体や固体で、空気のように透過率100%なものは存在するのでしょうか。

どうかよろしくお願いします。

補足日時:2007/12/21 01:12
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> 「100%透明なもの」は存在するのでしょうか。



何桁の有効数字で「100%透明なもの」をお探しでしょうか?
99.99%でしょうか? 99.999%でしょうか?
それとも、99.999999%でもダメで、少なくとも100%に対する誤差が
10のマイナス20乗以下でないといけないのでしょうか?

そもそも物質の正確な透過率なんて”理論値”では意味がないので、”実測値”
であるべきでしょう。なら”実測値”である限り、「計測誤差」や「許容範囲」を受け
入れないのは我が儘でしかないと思います。

解は上記の定義次第です。許容範囲を定義しないと誰も正確に答えられません。
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こんにちは



紫外可視分光光度計で400nmから760nmあたりまで吸収のないものを考えれば良いと思います。
そうすると多くの有機溶媒は可視光領域で透明じゃないでしょうか。
分析に使う石英やガラスもこの範囲では吸収がないと思います。

「吸収がない(ピークがない)=透明」とは限らないと思うのですが、空気を対照として測定をしても、屈折や散乱が起きる事は避けられないでしょう。
その分くらいは全体に信号レベルが下がる(暗くなる)でしょうが、これが何に由来するかを明確にするのはとても難しいのではないでしょうか。光学系の内部も光路には空気やレンズ、回折格子が入っていることが余計に事態を難しくしているような気がします。

このように考えるときりがないのでガラスや石英は透明だと言っていいのではないでしょうか。
ところで、人間の目の角膜や水晶体、ガラス体はどの程度透明なのでしょうね。
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