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現在私は大学3年です。
万が一試験が不合格になった場合、その後の選択肢として会計大学院に行くというのがあると思います。
しかし普通に専門学校の講座をとって次年度の試験に挑戦した方が金額的には断然安いと思います。

そこで質問なのですが、専門学校でみっちり勉強して落ちてしまった人が、なぜ高額な学費を払って再び会計大学院でスタートするのでしょうか?高額な学費を払ってまでも通った方がよい利点でもあるのでしょうか?

ぜひ教えてもらいたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ご指摘の点は確かに難しい問題ですね。


現状では試験制度とアカウンティングスクールが連動していないため、試験合格という点からは、、明確なメリットを見出せないのではないかと思います。

それでも敢えてアカウンティングスクールへ通うメリットとしては、違う視点から、あるいはより幅広い視点から、会計領域に取り組んでみる、という点にあるような気がします。「試験合格」という点からみると、ご指摘の通り、アカウンティングスクールに通うメリットというのは、費用対効果の点で必ずしも得策ではないかもしれません。

しかし、長期的に見て、幅広い視点から会計領域に取り組み、かつ、バランスの取れた会計人を育成するというアカウンティングスクールの趣旨に賛同できれば、通う価値があるような気がします。

いずれにしても、かなりの投資が必要となるので、ご自身が得られるメリットとコストとを勘案して、アカウンティングスクール選び(通う通わない、学校選び)を行う必要があると思います。
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この回答へのお礼

とても参考になる回答ありがとうございます!

会計大学院に行くからといって必ずしも専門学校生より有利だとは言い切れないんですね。本当に難しい問題ですね。

nevergiveup2004さんが言うように、高額な費用がかかるのできちんと費用対効果を考えて選びたいと思います。

お礼日時:2007/12/28 00:25

こんにちは



まだ職場では会計大学院出身の人は殆ど見かけませんし、試験制度から見てもあまり有利ではないですね。
おそらく進学したとしても、並行して受験を続け在学中の合格であれば大学院を中退してしまう人も出てくるのでは、と個人的には思います。

会計大学院に行くメリットとしては、短期的には、この業界に飛び込む覚悟はあるものの短答が苦手という人に限られるでしょうね。
流石に企業法だけなら然るべき準備を積み重ねればクリアできるでしょう。

ただ、今後合格者が増え続けて業界内、あるいは職場内での競争が激しくなった場合、監査業務の本流だけでその中核人物として活躍できるのは少数のみ、多くは補助的な業務に携わったり、あるいは派生的な分野で独自性を発揮する必要が生じるように、個人的には思います。

会計士は、試験をクリアしたり、その後の実務に就いているだけあって一定のレベルは達成しているものの、その知識は受験当時から現行の制度にほぼ限られ、歴史的なバックボーンや直接業務と関係しない周辺知識については心許ないものです。

より広い分野で活躍するためには、一歩退いた立場から幅広い知識やみ方を身につけることも有用と思います。
また、最近では監査法人を定年等で退職した会計士が、大学・大学院で教鞭をとる人々の姿も沢山見かけるようになり、ある程度出世した会計士にとっては第2の人生の一類型に位置づけられるようにもなってきましたので、学部よりは一段上の学識経験は当然あった方が有利でしょう。
さらに、官僚や渉外弁護士等ではビジネス・スクールに留学経験のある人も多いですから、業界の枠を超えてこうした人々と渡り合うときにも一定の力にはなるでしょう。(修士と専門職修士とはちょっと違うようにも思いますが)

あくまで個人的な考えではありますが、受験向きとはいえないものの、時間的・金銭的な負担が許容できるのであれば、決して無駄なものとはいえないと思いますよ。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます!
自分の今後の進路について考えるのにとても参考になりました。
よく考えて決めたいと思います。

お礼日時:2008/01/08 23:01

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