プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

最近、設備管理の仕事についた電気初心者です。質問させてください。
うちの設備で最近,漏れ電流のIoとIgrが発生しましたが、これらの意味
がよくわかりません。自分でも調べましたが、理解するには難しい内容
でした。わかりやすく説明していただけるとうれしいのですが・・・
よろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

どぉもです。

簡単にですが、

電路には必ずといっていいほど、対地間に静電容量と抵抗があります。
これらを、
静電容量:対地容量(Igc)
抵  抗:絶縁抵抗(Igr)
と言います。ここで、()内は、それぞれに流れる電流を文字で表したものです。

I0は、零相電流といいまして、前記のIgcとIgrをベクトル合成した値になります。
漏電遮断器等の動作要因はこのI0です。
通常高圧変圧器二次のB種接地線などに、ZCTを取り付けアースリークリレー(ELR)等で監視し、整定値を超えると動作します。
対地容量は、電線恒長などで決まっているためあまり変わりません。(高調波関係はここでは割愛)なので、Igcはあまり変動無く、その状態で絶縁が悪化してくるとIgrが増加→I0が増加して警報発報の流れとなります。

以上、低圧の例で低圧の用語で書きましたが高圧でもほとんど一緒です。
もし、わかりづらい点がありましたら、再質問ください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました!
かなり、理解ができました。
またよろしくお願いします!

お礼日時:2008/01/07 21:00

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