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よくTVや雑誌で、日本の外交力が弱いと言われています。
その中で、なぜ日本の外交力が弱いのかと言うことは記載されています。

しかし、日本はなぜ各国経済の中で外交力を強める必要があるのでしょうか。
明治ー大正の日本なら分かります。
軍事立国主義をとっていた世界は、弱小国に対し、
軍事的な圧力をかけ植民地化し、植民地された国の国民は、
虐殺されたり、ろくに食事もとれないような生活を強いられてしまう。
そうならないために、日本は軍事能力を強める必要があり、
軍事能力を強めるために金銭が必要となり、
強いては、世界各国の外交ステージで強い発言力が必要だった。
しかし、それは、強い外交力がなければ、死への抵抗という理由があったから。

しかし、いったん振り返ると現在の日本は、
日本は、世界各国の中でも非常に高い生活水準で生活しています。
路で誰かがのたれ死んでいることもなければ、
窃盗や物乞いをしなければ、生きていけないと言うこともない。
(そういう選択肢を選ぶ人もありますが)
まして、薄汚れたベットでしかねれないということもない。
頑張れば、どうとでも生きていける国です。
それどころが、自分から望んでホームレスになる人がいる始末。
しかも、ホームレスになっても充分生きていける国です。
まして、今や日本や自動車産業、エレクトロニクス産業において、
世界有数の企業をいくつも抱えている。
日本国民、全滅の危機というのは経済面においても、
生活面においても考えられない。

そんな良い生活を現在している日本は、
なぜ今後の世界の舞台で権力を強めていく必要があるんでしょうか?
強いてはそれは国民にどのような利益として、
帰ってくるのでしょうか。いまいちわかりません。
誰か教えて下さい。

A 回答 (7件)

丁寧なお礼、ありがとうございます。


重ねての質問との事ですので、回答を試みてみます。私見ですが参考になれば幸いです。

>重ねて質問なのですが、
>日本の交渉力は弱いと言われておりますが、
>逆に欧米諸国はなぜ交渉力があるのでしょうか?

欧米諸国が強い理由ですが、これには色々と理由が考えられると思います。
ただ、各国によって事情が異なってきますので、日本はどうしたらよいかを論じた方が建設的であると思います。(もちろん、良いところは真似するなりで吸収すべきですが)
例えば、米国は強い経済力と軍事力で「大国外交」と言われる外交を展開しています。
これは、自分の方が立場が上であることを利用しての一種の脅しのようなモノです。
しかし、日本がこれを真似ることは好ましくありません。
大国外交は、存在感がある反面、反発も大きいからです。
また、経済力は努力すれば維持出来ないこともありませんが、軍事力はまず無理です。
第二次世界大戦のような総力戦となれば、敗退するのは必至です。
なので、軍事力を背景にした大国外交は無理です。(ただ、PKOへの自衛隊派遣などの面では外交カードになり得ますが)

、、、と、まぁ日本に可能な外交・不可能な外交がありますので、日本としてどうした方が良いかを模索すべきでしょう。
以下は、私が思いつく限りの改善点を述べてみます。

1,長期的ビジョンの欠如

日本の外交は短期的な利益に目が行きがちで、長期的なビジョン(言い換えれば国家像)が描けていません。
例えば、「米国なら世界の警察を目指す」とか「ドイツなら環境立国を目指す」などのような、その国の方向性というモノが見えてきません。
こうした、一種の理念というモノがアヤフヤで、その結果その場限りの外交になってしまっています。
日本としてどういう国を目指すのか、そしてそれを達成するための外交には何が必要かという明確な土台を築く必要があるでしょう。

2,情報収集能力・分析能力の欠如

日本は縦割り行政であり、情報収集は各省庁が独自に行っている部分があり、必ずしも国家として情報を共有しているとは言い難いです。
また、自衛隊員による機密情報の漏洩事件など、情報管理の問題もあります。
外交において情報は要であり、外交とは一種の情報戦と言えます。
「情報とは力である」という概念が、国家として欠如しているように思います。

3、政治家の大国意識の台頭

最近は、内外から「もっと世界に主張する国へ」といった議論がなされています。
それが、「慰安婦問題の謝罪要求を可決した米国」への「意見広告」という形になり、結果反発が強まり国益を失ったという失態がありました。
あるいは、北朝鮮の核問題で「北が核武装するなら日本も核武装する」と言う発言をして、世界の警戒感を強めさせました。
もちろん、非公式な場や公開されない場での駆け引きとして使うなら有効な面もあります。
しかし、政治家の軽々な行動が他国の警戒心を呼んで外交交渉に影を落とす事も増えてきた気がします。
「日本は存在感が無い」などと主張する人もいますが、「存在感」があっても「警戒」や「反感」を買っては外交交渉が難しくなるだけで無意味です。
むしろ、今までは存在感が無い故に各国からは好感を持たれているといえます。
(去年の英国BBCの調査ではカナダと並んで一番好感度が高かったそうです)
また、(確か何かの雑誌だったと思いますが)国連の総会では自国の利益にならないような泡沫な問題が決議されることもあるのですが、その時殆どの国が日本の賛成・反対を見てから行動を決めるそうです。
ある途上国の外交官が「日本人は真面目だからこんな泡沫な事でもちゃんと下調べしているだろうから」と話してたそうです。
つまり、日本に対する信頼度は高いと言えます。
「大国外交意識」の台頭は、そうした信頼を失う可能性が高いと言えます。
米国や中国の真似をするくらいなら、日本の独自性を生かす外交を展開した方が国益に適うとおもいます。

以上、素人の私見ですが参考になれば幸いです。

参考URL:http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/so …
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この回答へのお礼

説明に加え参考URLまで添付して頂き、誠にありがとうございます。

まず、米国の軍事力と経済力を背景とした圧力外交について、
確かにそうです。イラク戦争含め中東国及びアジア諸国に対する
外交政策は、すべて軍事力を背景にしていますね。
言われてみればそうです。
また、参考URLに記載されていた、
「米国の力を利用した日本外交の方向性」はおもしろかったです。
まったくこれまで意識していませんでした。

そして、それを踏まえた上での
世界レベルで見た国策への指摘についてですが、
確かに日本は長期的ビジョンにかけますね。
いちおう技術立国を目指した国家プロジェクトは動いているとは
聞いていますが。ただし、実った後も、結局は、
企業の競争力に目が移り、また企業自体も先進技術が時間がたつにつれ、陳腐化してきた後は海外市場に出してしまうので、
日本として根付かないんでしょうね。

・長期ビジョンの欠如に対して
今、ご説明を聞いていておもったのは、
政治とマスコミのしがらみの中で、
国内世論を意識しすぎる結果、あれこれと手を出して方向性が
見えない政治も問題ですが、
世界視点からかけはなれたマスメディアの批評も問題だと感じました。
そして、近視眼的になんでももてはやしておかしがるマスコミが
政治家の政治生命に大きな決定権を持ちすぎるあまり、
更に自体は悪化しているんでしょう。

・情報収集能力・分析能力の欠如に対して
確かに、日本政府トータルで見た組織力の欠如は大きな問題ですね。
私は、連携力及び徹底力の欠如だけでなく、
もっと政治に革新性があってもいいんじゃないかと思います。
例えば、教育システムをすべてIT化し、
PC上で学校の授業をうけるなどです。
それが諸外国のいう情報発信につながる思います。

・政治家の大国意識の台頭
この内容は意外です。
日本は(URL中にもありましたが)、
中級国家としての外交感覚の内容がありましたが、
この意識の欠如なのでしょう。
それは、政治家が平和ボケしてしまい、
危機意識が欠如してしまっているのが、原因なのでしょうかね。

度重なる質問に対し、丁寧なご説明を頂きありがとうございました。
大変分かりやすかったです。

お礼日時:2008/01/06 21:04

 私も自国の利益ばかりを考えて、策を弄して駆け引きすることを外交力というのなら、そんなもの無用と思います。


 正直で誠実、伝統的に「和を以って尊しとなす」が日本人の国民性なら、外交もこれでいけばいいと思います。「誠実」「和の精神」愚弄する国や政治化があるなら哀れみをもって接しましょう。「日本は外交力が弱い」などと狭量な評論家がいるなら、無視しましょう。
 少し位損をしても、国民が豊かに暮らせ、安心でいられるのが一番大切です。
 
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私は、基本的に質問者さんと同意見です。

諸外国で外交力が発展したのは「そうでもしなきゃ植民地にされる」という切羽詰った事情があったからです。ひるがえって我が国では、そういった切羽詰った状況は数百年に一度しかやってこないのでそういう能力は磨かれないのです。

天敵のいない島にいる鳥は飛べなくなります。「飛んで逃げなきゃ食われる」という切羽詰った事情はないからです。
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追申


また、中国で反日施設が新設されるそうです。
こういうマネをされるのは、日本だけです。
例えば、帝政ロシアは、沿海州など広範囲に国土を奪い、大量の人民を虐殺しています。
しかし、中国では、その歴史を教えないそうです。
日本と中国は、不幸な歴史があったことは事実です。
しかし、その過程、終戦時中国が入手した日本の官民の資産は、鉄道、港湾施設、鉱工業施設・設備及び橋・道路の各種インフラ、民間会社の施設・資産、そして個人の資産等、膨大な量・金額となります。
中国は、今更のように戦時賠償を唱えますが、その実、これら日本が奪われた資産は、中国の求める賠償の数十倍に上るでしょう。
>日本はなぜ外交力が必要なのか

外交力は、強制する力でも権力でもありません。
国として、自国の国民の安全と利益を守るものです。
中国は、日本に対して第2砲兵、つまり核弾頭弾道弾の照準を合わせ、いつでも核攻撃できる態勢にあります。
また、長距離弾道弾搭載潜水艦も保有し、核戦争に備えています。
更に、チベット侵攻、中越戦争、少数民族虐殺、天安門事件等、人権に対する罪、対外侵略を繰り返しながら、日本を軍国主義と非難しています。
そして、日本のODAや各種援助で軍拡を続けています。
これに対して、日本政府は言われるまま、資金を提供し続けています。
日本はなぜ外交力が必要なのか。
それは、こういう現実にNOと言える国になるためです。
戦前、杉浦千畝氏が、日本の情報機関が、ユダヤ人のヨーロッパ脱出と、米国への亡命をサポートしたことは有名です。
日本国内においても、日本人は彼らを少なくとも虐待しなかったと今日のニュースにありました。
世界中の国々で、親日、少なくとも嫌う国が少ないのは、日本が当時の超大国、ロシア帝国に敢然と立ち向かったことと、アメリカに対し、無条件に従わず、一矢報いたからです。
当時、白人に隷属を強いられていた、世界中の人々に勇気と希望を与えたのです。
外交力の根源は、世界の情報の収集と適切な分析、その活用にあります。
いずれも、今の日本には無いものです。
今の日本は世界中の期待を裏切り続けています。
日本は、世界中から見捨てられるようになるでしょう。
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この回答へのお礼

日本が、中国に対し資金援助を行っていることは知っていましたが、
終戦中、各種インフラ及び資産を入手し、現在中国の要求している賠償金額と比べると、圧倒的に多い金額になるということは知りませんでした。

そして、北朝鮮が核を保有し日本への軍事圧力外交を実施しているのはニュースを通し知っていましたが、中国も核兵器及び各搭載潜水艦を保有しているとは知りませんでした。

確かに、これに対し、NOといえる国家になるためには、
外交力は必要ですね。

そして、日本が海外と良好な関係を築いているのは、
これまで日本人が気高さと紳士的態度を保有していたことが由来と
なっているのは知りませんでした。
国民の精神レベルでの習熟度も国家力になるんですね。
言われてみれば当然ですが、
これまでその意識はありませんでした 。

お礼日時:2008/01/06 21:19

質問者様。


あなたの仰る今の繁栄は、奇跡的な国際情勢の下、成り立っているのです。
ニュースで、欧米で、日本に対し「従軍慰安婦に対する謝罪要求」が可決されたことが報道されています。
これは、外交の敗北が原因です。
今、世界では、資源の争奪戦が繰り広げられ、日本は悉く敗北しています。
戦前の日本は、力に対して力で対抗しようとして、外交を軽視して、戦争に突入してしまいました。
まあ、外交ばかりではありません。
>頑張れば、どうとでも生きていける国です。

今はワーキング・プアで、「働けど働けど我が暮らし楽にならず」と言う人も増えていますし、福祉の切り捨ても厳しくなっています。
実際問題として、国家としての将来展望が描けないので、外交も、諸政策もしっかりしたものが作れないのです。
中国など、国内では少数民族の虐殺、断種等の残虐行為と天安門事件に類似した弾圧を繰り広げながら、日本の過去を非難するという手法で、その残虐行為を韜晦しています。
日本は外交力が無いため、諸外国から誤解されても、その誤解を解く術さえ見出せない有様です。
現在、石油価格の高騰、資源の欠乏、食料価格の高騰が起こっていますが、諸外国が国家戦略として、それらの解消に向かっているのに対し、日本では民間レベルは兎も角、政府レベルでは全く手付かずの情勢です。
日本の官僚機構は、自己保身に走り、状況の分析、問題点の発見・解消、将来への展望、と言ったことが出来なくなっているのです。
「今」の状況こそが、奇跡の利益を享受していると思ってください。
物価の値上がりはまだまだ続きます。
今後は物資の欠乏も出てくるでしょう。
そうしたら、実感できますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

この日本の現状は、奇跡的な国際情勢の下成り立ち、
もし、情勢が変化すれば、更なる原材料価格及び物価の高騰を招き、
また現在においても、歴史の誤解さえ解消さえできない
という問題が発生している。

確かに!
言われてみればそうです。
日本の中にいると、現状がうまくいっている点、とても気づきにくいです。一番、実感できるのは、石油価格の高騰だけですしね。

かつて、日本国内において、学生運動やストライキなど
国民が政治に対し、積極的に関与していた時代から考えると、
今の現代は私と同様、外交について真の理解を深めている人間が
あまりに少ないと感じます。

話がそれましたが、
大変、勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/04 22:13

結論から言うと、外交が国益をもたらすからです。



国益とは何かと言われると、それは多岐に及びますが、目下、日本が確保したいのは、東アジア地域での日本の安定と、食糧や資源、エネルギーの確保などでしょう。外交とは、ちょっとしたことで大きく触れます。普段の生活では特段実感として沸くものではありませんが、国際政治を見ているとよく分かります。また、日本はGNPにおいては未だ世界二位の地位にあります。そのような国が、世界を相手にしないというのはある意味無責任でもあり、そのような行為に対しては、国際社会は厳しい見方をしてきます。よって、国益をもたらさない外交など意味がありません。かつて、日本が高度成長していたときは、まあ内向きでも金がどんどんあふれてくるので金で解決することができましたが、今はそうも言ってられません。こういう今だからこそ、外交は大きな意味があるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

確かに、GNP世界第二位の地位で、
自分だけがいいという考えている態度をとっていては、
世界は何様のつもりだという視点で見てしまう。
もし、私が他の国の人間だとしたら、すごく気が悪いです。

日本にいると、日本人にしか会わないので、
そういった実感がわきにくいですが、
もし、自分の身の回りで、成績の良い人間がふんぞり返っていたとしたら腹立つだろうと感じます。

しかし、日本にいる限り、そういう意識は芽生えない。
この点、問題だなという風に感じます。

お礼日時:2008/01/04 22:23

現在の日本の外交が「弱い」かは、価値観や現状認識で変りますが「問題点」は存在しますよ。


という事を指摘しつつ、

>そんな良い生活を現在している日本は、
>なぜ今後の世界の舞台で権力を強めていく必要があるんでしょうか?

というご質問に対して、私なりの回答を試みてみます。

確かに、日本は世界の平均からみて遙かに豊かな生活を享受しています。
しかし、その裏には世界から様々な「豊かさ」を購入することで成り立っていると言っても過言ではありません。
簡単にいうと、「輸入」で持っているのです。
食糧自給率が4割を切ったという話はよく聞くと思いますが、では残りの6割は何で賄っているかというと、世界の国々から「輸入」しているわけです。
(※もちろん、「食糧自給率をあげるべき」とか、「輸入による安定供給を目指すべき」など、あるいは「カロリーベースでは自給率が低いが、昔の日本食に復帰すればまだまだ自給率は高い」といった個別の問題も存在しますが、ここでは別問題なので踏み込みません。また、以後に説明で出す「例」の個別問題についても同様に踏み込ま無いことをお断りしておきます)

あるいは、日本の主要な「輸出品」である「自動車」ですが、これとても「鉄」や「アルミ」などの「材料」も、海外から「輸入」しています。
これらを国内で加工・製造し「自動車」を作ってから「輸出」しています。
また、「ガソリン」を始めとした「重油製品」や「天然ガス」などの多くも「輸入」に頼っています。
つまり、今の「豊かさ」を維持するための材料、いいかえると「資源」は諸外国に頼っているのが現状なのです。

「輸出入」をしなければ、日本は「豊か」な国にはなり得ません。
そして、「輸出入」をするためには「相手国」との「良好な関係」が必要となります。
また、「相手国」が「平和(政治的に安定)」していないと、日本が必要としているものが「輸入」出来なくなる可能性があります。
しかし、国家といのは一つの「利害集団」と言う面もあるため、色々な場面で「対立」する事になります。(例えば、宗教的・民族的イデオロギーの対立)
「対立」をほっておくとどんどんエスカレートして「争い」に発展しかねません。
「争い」が「国家VS国家」となれば「戦争」となります。
「戦争」になれば、当然混乱状態になりますから「安定的な輸入・輸出」は望めなくなります。
その事態を防ぐために、各国は「外交」をして「利害の調整」が行われます。

日本だけでなく、世界はすでに「自己完結型」の国家は築けないところにまで来ています。(所謂「グローバリズム」と言われるモノ)
そこで、日本も国民の「豊かな生活」を保証するために「外交力」が必要となってくるのです。
ただ、「外交力が弱い」というのと「弱腰外交」というのはイコールではありません。
「外交力が弱い」というのは、「交渉力」が弱いという意味です。
つまり「利害と利害の話し合いで、よりこちらに多くとる(あるいは被害を最小限に抑える)のが外交の目的だが、その目的が達成できなかった」という事が多いという事です。
一方、「弱腰外交」というのは「外国の圧力に屈した」とか「民族的・イデオロギー的」な観点から言われる事が多く、「外交の中身」が見られていない議論がしばしば行われます。(例えば、「名を捨てて実を取る」というのも立派な外交だが、一見すると「弱腰外交」に見えることもある)

結論を言うと、「日本の豊かさ」は「諸外国との輸出入」で成り立っており、その「輸出入」を円滑に進めるためには「諸外国が平和で安定しており、関係も良好」である必要がある。そして、その良好な関係を阻害しかねない「対立」を「交渉によって調整」するのが「外交」であり、また「有利な条件」で「取引」する為には「交渉力」が必要である。
しかし、現状の日本の外交は「交渉負け」する事もあるので、より強い「交渉力」を身につけるべきである。
ただし、「民族主義的・イデオロギー的」な主張をする事は「外交」ではなくむしろ「外交を阻害」するものです。

と言うことだと思います。
参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かに日本国において外国から輸入した商品は多く、
例えば第二次世界大戦時のABCD包囲網のように、
輸入が止められてしまえば、日本は滅亡の危機に陥ると感じます。
滅亡へのリスクマネジメントとして、外交力(交渉力)の強化が
必要だと感じます。

重ねて質問なのですが、
日本の交渉力は弱いと言われておりますが、
逆に欧米諸国はなぜ交渉力があるのでしょうか?

経済力やお金が背景となり交渉力を強めているのであれば、
日本は経済成長力にかけるとしても、GNPは世界第二位。
そこそこお金を持った国だといえます。

やはり、各国は軍事力を保有しているから交渉力があるのでしょうか。
それとも、第二次世界大戦での勝利国が勝ち得た権力が、
現在まで引き続き伝統のように残っているからなのでしょうか。

交渉力の背景となる物を教えて頂ければ幸いです。

お礼日時:2008/01/05 01:10

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