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こんにちは、サークル内の友達とジャムるとき、全く弾けずに悲しい思いをしているギター歴10か月の大学生です。

今、定番と言われているエリッククラプトンやジミヘンを耳コピしていますが、本当にこれだけでアドリブができるようになるんでしょうか?

また、もしそうなら、耳コピする際に心がけることや気をつけることなどがあったら教えてください。

A 回答 (4件)

アドリブについては、その場でまったく新しいフレーズをひねり出して弾く他に、自分の引き出しにあるフレーズを臨機応変に組み合わせて新しいフレーズに仕立て直すという手法もあります。

自分の中の引き出しから新しいフレーズを組み上げるとしたら、まずはその引き出しの中身が豊富である必要があります。これは、知っている単語が少なければ、言葉の表現の幅も狭くなってしまうのと同じです。ですので、いろいろな曲をコピーするという経験は、アドリブをやりたいという人にとっても重要な経験になります。
また、アドリブでの演奏とはいっても、中には常套句と呼ばれるような定型フレーズなどもあります。そうした定型フレーズを知ることや、どういう場面でそうしたフレーズが織り込まれているかを意識してみるなども、ポイントになるかも知れません。
いずれにしても、アドリブをやれるようになるためには、人の演奏をコピーする経験は必要です。コピーを通じて、自分の引き出しを増やしていくのが良いでしょう。

ただ、アドリブに関しては思い切りと実験も必要です。このソロのフレーズを切り取ってこっちのフレーズと組み合わせたらどうだろう、というような遊びや実験は、アドリブを試みる上ではやってみて損はないでしょう。ただ漫然とコピーしたり、あるいはコピーをすることに凝り固まって枠に押し込まれたような考え方に囚われすぎていたりすると、いくらコピーをしてもアドリブに応用できないかも知れません。アドリブに関しては、応用力を問われる部分もあるので、コピーから何かを発展させるような、なぞるだけで満足するのではなくそこから一歩押し進めるくらいの考えは必要と思います。

コピーをたくさんするだけでアドリブができるようになるか、ということに疑問を感じることについては、至極自然なことだと思います。特にそれがマイナスになると捉える必要はないでしょう。むしろ、自分がやっていることに対して疑問を投げかけ、それが今の自分にとって正しいことなのかを検証することで、やっていることに自信を持って臨むことができるようになるというケースもあります。また、ただ言われるがままによく目的も捉えずに方法に従うよりは、その方法の目的をよく把握した上で取り組む方が、より積極的な取り組みになることもあり得ます。疑問を持ったことに関して、ネガティブに捉える必要はないでしょう。

アドリブを意識して耳コピをする際には、できるだけ細かなニュアンスなどにも気が付く限りこだわって、気が付く限りでの正確な再現を目指すのが良いと思います。単にフレットポジションを割り出すことに留まり、フレーズを表面的になぞって満足するだけでは、あまり身にならないかも知れません。
リズムのタメやツッコミ、ヴィブラートのかけ始めのタイミングや音程の振れ幅、周期などの推移、ベンドの音程推移の速さや微妙な音程、音の消え際のコントロールなどフレージングの他、アンプのセッティングやエフェクトのかけ方、ピッキング位置の変化による音の違い、ピッキングアングルによる音の違い、PUセレクターの位置による音の違い、ギター側のコントロールの効果など音作りの面、ピックスクラッチや衝撃音、フィードバックなどのノイズ、ハーモニクスやアーミングなどの効果音的な奏法など、こまかなところまで気をつけて真似してみるのが良いでしょう。

なお、アドリブに関しては、一つの曲に対する演奏ごとのアプローチの違いなどを聞き分けてみることなども一つのヒントになるかも知れません。
同じアーティストの同じ曲の演奏でも、アルバム版とシングル版とで演奏内容が挿し替わっているとか、あるいはジミヘンやクラプトンといったミュージシャンが全盛だった時期であれば、ライブの時ステージごとにアルバムとは違う内容にアレンジを変えて演奏をしていることなども珍しくはありません。そうした、同じ曲のバージョン違いを対比して聞いてみるなども良い参考になるでしょう。特に、ライブ盤などは良い資料になると思います。
あるいは、スタンダードナンバーと呼ばれるような曲に関しては、いろいろなアーティストがそれぞれのスタンスで演奏したりしています。そうした一つの曲に対するそれぞれの演奏のアプローチの違いなども、アドリブを考える上では良い参考になるでしょう。
これらのような、一つの曲に関してのバージョンや奏者の違う音源をそれぞれに耳コピしてみるなども、良いかも知れません。

いずれにしても、演奏のお手本になるのは演奏そのものだと思います。いろいろな曲を聴き、それらを仔細に真似して、なぜそういう演奏をするのかなどをコピーを通じて汲み取ることができれば、貴重な経験になるでしょう。

あと、アドリブに対するアプローチとしては、音楽理論などを把握して、そちらの面から分析的にフレーズを捉える方法なども一つの手法です。コード進行を意識し、その上でどのようなスケール上でフレーズを展開しているかを解釈してみることは、アドリブをより整然とした形で捉えるには良いアプローチといえるでしょう。勘でそうしたアプローチを潜在的に行う人もいますが、そうした勘を持っているという自信がなければ、音楽理論などの知識を深めることも、一つの選択肢として意識してみるのも良いと思います。

参考まで。
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とりあえず「耳コピする際に心がけること」ということなので、



スケールとキーのルート音。
弾いているフレーズのなかで、
どれがその曲のルート音になっているかを
考えて、スケールと重ねて考えれば
キーの違う別の曲でもそのフレーズが利用できるわけで、
そのあたりを意識すれば少しずつ「引き出し」になる…かも。
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アドリヴは感性です。


私も(特に音楽を良く知らない)人に言う時には「アドリヴなんてタダの思いつきだよ~」なんて言いますが、実際にはかなり色々な事を研究し、沢山の音楽を聴いて感性を磨く必要があります。

但し”沢山の音楽を聴く”方は一部の人では免除される可能性があります。
その”一部の人”とは生まれながらに直観力の優れた人達です。
でもこれはほんの一握りの人間であり、更に直観力と音楽を結びつける出来事が無ければ成立しません。
勿論いくら直観力が優れていても研究や”自らを磨く”努力をしなければただの”子供の落書き”と何ら変りありません。

10ヶ月・・・・だと個人的にはリズムプレイを頑張るべきだと思うのですが、それはさて置き、疑問を持ってしまったのはマイナス点ですね。

今の段階だと”ひたすら沢山の音楽を聴く”事が先決だと思います。
その上で例えば通学電車の中で色々な曲が頭の中に浮かんだり、思わず”鼻歌”が出てしまうような状態になれば幾らか可能性はあるでしょう。

先ずは何でも聴いてみる事ですね。
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僕はベーシストですが、同じ経験があります。


コピーした曲は弾けるのに、アドリブで明るめ、暗め言われてもわからず困ってしまったことありますね。
それで、練習本をいろいろ試したり、自分でフレーズを作って遊ぶように心がけています。
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