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ディーゼル噴射とガソリン噴射の作動はどう違うのか教えてください。
ガソリン噴射は混合気体でディーゼル噴射は直接燃料を噴射するところに違いがあると思うのですが、どうでしょうか?

A 回答 (8件)

「噴射」で考えるからややこしいんです。


「燃料」または「燃焼」で考えましょう。その違いに対応するために、噴射方式が違ってくるのです。

ガソリンは引火点は低いものの着火点は比較的高い。常温でも火種があれば燃焼しますが、300~500℃までは火種が無ければ燃焼しません。
ディーゼルエンジンでよく使われる軽油は引火点は比較的高く着火点は低い。常温では火種があっても燃焼しませんが、250~350℃で火種が無くても燃焼します。

そのため、ガソリンエンジンは火種としてスパークフラグが必要となります。また一般的には空気と燃料が十分に混じった状態で点火してシリンダ全体に燃焼を行き渡らせる必要があります。そのため、シリンダの外側の吸気ポートに設けたインジェクタが、吸気工程中に吸気バルブが開いている隙間からシリンダ内に燃料を噴射し、圧縮工程中に空気と混合させます。(かつてはもっと手前で燃料と空気を混合していました)

一方、ディーゼルエンジンは高い圧縮比により吸入した空気が高温となり、そこに燃料を噴射することにより自己着火させます。
最近はコモンレール式と呼ばれる方法で、高圧に蓄圧した燃料を任意のタイミングで複数回噴射させることにより、理想的な燃焼を実現し、かつてに比べ大気汚染物質の排出量を激減させています。
ちなみにディーゼルエンジンの噴射圧力が高圧化されていくのは、
・燃料を芯まで完全に燃やすために燃料噴霧の粒径を小さくしたい。
 →粒径を小さくすると噴霧が十分遠くまで飛ばない
・完全に燃焼させるためには十分な空気が必要
 →噴霧は十分遠くまで飛ばしたい
ということで、噴霧粒径を小さくしても遠くまで飛ばすために高圧で噴射する必要があるのです。

実際には、コモンレール以前にはディーゼルエンジンでも予燃焼室式とか渦流室式といった直噴以外の方式がありました。
最近はガソリンエンジンでも直噴式のものも増えてきましたが、それにはまた別の理由があります(説明しきれない(出来ない)ので省略)

参考URL:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/2007 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。エンジンの形式は普段気にもとめていませんでしたが、仕組みの違いがわかるとおもしろいですね。参考になりました。

お礼日時:2008/01/17 01:51

噴射するのはどちらも燃料



ディーゼル噴射(コモンレ-ル)
気筒内噴射
燃圧 2000気圧程度 (200MKpa)

ガソリン噴射サ-ジタンク内噴射 エアクリ→エアフロ→サ-ジタンク→吸気管→エンジン
(シリンダ-に入った時には混合気になっている)
燃圧 2.5気圧程度 (250Kpa)

直墳(気筒内)ガソリンエンジンも多くなりました
燃圧は結構高い

昔のEFIは、噴射時期がクランク2回転に一回、4気筒分一遍でした
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 01:53

一昔前のEFI(電子制御式インジェクター)はインマニに噴射して、混合気をシリンダー内に吸い込んでいましたが、今の「直噴」では直接シリンダー内に噴射していますので、ディーゼルエンジンとの差異は無いと思います



しいていえば、ディーゼルでは一回の噴射でも最大5回に分けて噴射しています、騒音と排気ガスのクリーン化の為です、「コモンレール式」で検索してみてください
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 01:53

今現在は、ガソリン用でも直噴方式もありますので、どちらがどちらで・・というのは通用しなくなってきています。




現在のガソリン直噴方式のエンジンでは、空気のみをシリンダ内に取り込んでいる最中にガソリンを噴霧してシリンダ内で混合気を作り出します
圧縮工程の終わりころにはすでに混合気になっています

ディーゼルエンジンの場合は、空気を取り込んで、圧縮しきってから燃料を噴霧します
ガソリンエンジンで言うところの点火プラグ(スパークプラグ)が火花点火するタイミングで燃料が噴霧されて自然着火します。


ディーゼルエンジン用の場合は圧縮された高圧力の中に噴霧できる能力が必要ですが、ガソリンエンジンの場合はディーゼルエンジンよりも圧縮圧力が低く、圧縮しきる前から噴霧しますので、ディーゼル用ほどの高圧力内に噴霧できる能力を必要とはしません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 01:54

他の回答者の通りです。


ディーゼルの噴射と近い物が三菱ではGDI方式です。
混合気をシリンダー内でディーゼル並みに圧縮するとプラグが点火する前に自然に爆発してしまいます。この事をディーゼリングと言います。
その為ガソリン車で1:18などの圧縮比を実現させるためにGDI等の方式が考えられました。
具体的には空気だけをシリンダー内で圧縮させ、その後ガソリンを非常に高い圧力で噴射後
直ぐにプラグに点火し完全燃焼を補助することにより、理想の空燃費に近づけています。
デメリットとしては高圧縮のためウルサイ、ピストンリングがディーゼル並みに多い、噴射ポンプが高価・・等々
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 01:54

「噴射」ですよね。

「インジェクター」で燃料を「噴射」する場合なら、今はディーゼルもガソリンも、その「作動」は殆どかわりません。

ガソリンにも「直噴」(シリンダー内直接噴射)はありますし、ディーゼルにも副混合方式もあります。

何が異なるかと言えば、燃料の違いから「圧縮圧力」と「点火方式」が異なるとしか言えません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 01:55

ガソリン車とディーゼル車の違いはプラグの有無じゃないでしょうか。

ディーゼル車にはガソリン車の「プラグ」の役目をする「グロープラグ」もありますが、これは冷寒地で発火装置(プラグ)を持たない為に冷え切った軽油に着荷させる為の物です。基本的にはガソリン車はプラグ発火でガソリンを燃焼させて、その力を利用してエンジンを動かしますが、ディーゼルはシリンダーの圧縮圧で燃料を発火させる。これじゃないでしょうか。お手元にカタログがあって諸元表を見れるならガソリン車とディーゼル車のを比較して欲しいんですが、ディーゼル車の方が圧倒的に圧縮比が高いと思います。その為にディーゼル車のエンジンはガソリン車に比べて振動が大きくて、ブロックは殆どが鋳鉄製です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 01:55

おしゃること、ほぼ当たっています。


正確に言えば
ガソリンエンジンは
キャブレター内にあるジェットノズルから
ガソリンが出てきます、またシリンダー内ではピストンが下がる際に
キャブレターを通して空気を引っ張り込みますからこの空気と
先の燃料とがキャブレター内で混合気になります。
シリンダーで空気を引っ張り込んでるわけですから
この混合気がシリンダーに引きずり込まれることになります。
ちょうど掃除機のダクトの口に燃料を一滴垂らすようなモンです。

ガソリンエンジンは燃料が噴射しているわけではありません。
燃料も空気もシリンダーに引きずり込まれる際にキャブで混合気となり
同時にシリンダーに入っていきます。
噴射式のキャブレターもありますが引きずり込むのを助けているだけです。

それに比べディーゼルはシリンダー内に燃料のみを噴射します。
エンジンにポンプがついており、ポンプとエンジンの回転のタイミングを合わせてピストンが上昇する時にシリンダーに向けて取り付けてある噴射ノズルからシュッと吹き出されます。
こちらは明らかに噴射です。
モノが燃えるには空気が必要です、ディーセルの場合も
ガソリンエンジン同様ピストンが下がる際の負圧を利用して
別の口から空気を引きずり込んでいます。
ディーゼルは空気と燃料とを別々に、片方は引きずり込まれ
片方は噴射されてシリンダーに入ります。

このような違いがあります。

さらにいえばガソリンエンジンは火がないと爆発しませんので
スパークプラグがついておりピストンの上死点でパチッと火花が
出ます。

ディーゼルエンジンは軽油を使用しますが軽油は霧にして
急激に圧縮すると高温になり燃えるという特性がありますので
ピストン内で火花がなくとも爆発します。
ディーゼルエンジンにはスパークプラグはついていません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 01:56

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