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嚥下障害は、固形物より液体を摂取したときのほうが症状が高度な場合がありますが、これはどういう理屈からそうなるのでしょう?
普通、液体のほうが飲み込みやすいように思うのですが。

A 回答 (3件)

1 咀嚼・口腔期における差違…


液体の場合、閉口不十分だと漏れたり、舌の運動障害があると咽頭への送入がうまくいかないことがある。

2 咽頭期における差違…
咽頭へおくりこまれた食物/液体(食塊)は嚥下反射という神経反射を誘発し一気に食道へ送り込まれますが、嚥下反射のスイッチは「食塊そのもの」です。嚥下反射を起こしやすい形状は適度にまとまった塊の状態です。つまり性状の違いによって反射がうまく誘発されなければ嚥下がうまく出来ません。バラバラの粉末が飲み込みにくいのはそのためです。また食塊の移動速度も大きな要因になります。液体の方が移動速度が速く、患者の嚥下運動の速度よりも速くなれば順調な嚥下運動の妨げとなります。勢いよく水やジュースを飲み込んで噴出したことあるでしょ?

患者さんの嚥下障害の程度とその原因箇所によって変わるもので、嚥下をうまく誘導するのに必要な条件は個々に異なるものです。
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この回答へのお礼

一般人とは思えないくらい分かりやすい回答ありがとうございました。
とても良くわかりました。

お礼日時:2002/09/26 19:15

物を食べて飲み込むまで、ありとあらゆる神経と筋肉の働きで、咀嚼・嚥下運動を行っています。

しかし、この過程のどこかに障害が起きると、嚥下困難が発生します。嚥下困難が発生した場合自分の意思とは関係なく喉の奥のほうへ食物が運ばれてしまいます。ですから、固形物やとろみがある食物のほうが、意識的に噛んで飲み込む事が出来やすいわけです。
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この回答へのお礼

大変よくわかりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/09/26 19:13

専門家でないので詳しい事はわかりませんが、


私の母が嚥下障害なのでなんとなくわかります。

固形の物は口の中に入ると、飲み込む直前まで今何処にあるのかわかりますよね?
でも、液体の物はすぅーっと流れているので舌がうまく使えない障害者の人には
液体が勝手に喉へ流れないようにするのが困難なのです。
表現が難しいのでうまく言えませんが、口いっぱいに広がった液体を一回で飲み込もうとすると、タイミングが合わず、空気:液体=6:4の割合で飲み込んでしまう場合があります。
この時、必ず「ごっくん」とすごい音がします。
すごく痛そうです(T_T)

だから、固形の物以外にも液体もとろみをつけるという調理方法が用いられているのだと思います。
専門家ではないので自信なしで回答致します。
少しでも参考になれば幸いです・・・m()m
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この回答へのお礼

なるほど、なるほど。大変よくわかりました。お母さん、早く良くなるといいですね。

お礼日時:2002/09/26 19:05

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