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銅鍋の内側に塗ってある錫なんですが汚れや黒ずみが激しくなったのできれいに掃除しようかと思っています、塩や酢とかレモンとかではもう無理なので錫をいったん全て剥がすかきれいにして最度錫をかけ直したいのですが自分でやってみたいのですが、やり方わかる方いたら教えてください。

A 回答 (5件)

以前、同じような質問があったような気がします。


http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3483146.html
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やり方は理屈では非常に簡単です。


聞けば自分でやってみようと言う気になるでしょう。私もそうでした。
私はガキの頃から趣味のラジオ作りなどで半田付けは問題なくこなしていたので似たような作業と安易に考えていました。

しかし理屈と実作業には大きすぎる違いがありました。
結果は惨憺たるもので使える様な銅鍋に仕上げる事はできませんでした。相当な経験が必要ですね。

後日別の銅鍋を製造元へ錫引きにだしましたが、それでも買った時の様な表面のきれいな均一な仕上げにはなっていませんでした。
聞けば直しをやる職人と、工場で大量に作っている手馴れた職人では全く違う技術力の差があるそうです。
それほど難しい仕事のようでした。

結論的には「やり方は簡単」だが「素人には不可能」と思います。
求められている回答と方向が違っていてゴメンナサイです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
大変参考になりました。やはり難しいんですね。ただそのやっぱり難しいのを体験してみようと思っています、失敗しても一度やらないと気すまないので^^; 
もしよろしければjapjijiさんがどういう風に作業したのか教えてください。よろしくお願いします。

お礼日時:2008/01/19 20:50

ANo.2です。


やった作業の流れは次の手順でした。

錫引きをきれいに仕上がるために下地処理が一番大事です。
紙やすりの細かい番手で鍋内側全体を磨き上げました。
(焦げ付き跡、錫の剥がれ境などをきれいに磨く)
(惚れ惚れするほど銅が光り輝くまで磨き上げました)

さらに錫が付き易くするために銅の表面の酸を科学的に処理させる酸化亜鉛を塗ります。
(ハンダ付の時の松ヤニと同じ作用効果)

その次に錫を塗ります。(「塗る」と言う表現の方が適切な作業です)
錫を塗り始める辺りの鍋の外側をガスコンロにかざし、錫が融ける温度に温める。(ハンダ付けと同様な低温度です)

適温に温まったら錫を鍋に入れ融かす。
そして鍋をゆさぶり動かし、錫が鍋肌に伸び広がるのを見計らって、鍋を少しずつ回しながら全体に同様な加熱と錫塗りを一回りさせる。
終えると同時に、余った錫は厚めに丸めたキッチンペーパーで手早く外へ拭き出す。この時、吹き跡が汚く残らないよう、ご注意。

以上なんですが、コツは錫塗りが滑らかに行くように充分に下地処理する事と、融けた錫の伸び広がりのさせ方、そしてそのタイミングでしょうね。

だいぶ昔のことなので上手く表現できないで申し訳ないですが、前回も書いた様に文章にするとこの程度の仕事なんですよ。
各材料はハンダ付け、ロウ付け等の道具材料販売店で入手できます。

私も自分でやらないと気の済まない性格です、がんばってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
そうですか・・・じぶんもそんな感じでやろうと思っていました。それで使えないほどの散々な出来だったんですね・・・
相当難しいのは覚悟しました。
最終的にプロに出されたようですが、もしださかなったとして使えるような銅鍋にできなかったみたいですが、強引にでも使うとしたらどういった問題が起こりそうでしたか?
よろしくお願いします。

お礼日時:2008/01/20 21:16

ANo.3です。


いや失敗と言うか「きれいに仕上げられなかった」と言うことですね。
程度にもよりますが、極端でなければもちろん使えます。

上手く行かない点は「錫が滑らかに塗れない」です。
「滑らか」とは、「均一な厚みで」「塗りの刷毛目(スジ目)も目立たない」としています。
なのでお鍋としての機能に問題はないです。

極端とは、錫が鍋から浮き上がって塗られている(外から見ると塗れているが実は鍋との間に空洞が出来ている)様な場合とか、錫の大きな液ダレ状などですが、その場所だけやり直せればOKです。

「自分で納得できた仕上げ」が理想ですが、そうでなくても錫引き鍋としては立派に仕上がっていると思いますよ。

しかしプロに出すと錫の塗りは厚いですね。
それは多分過酷に使うプロ料理人を意識して、錫のもちを良くするために分厚く仕上げているのだと想像してます。

私が直しに出した時の仕上がりがそれほど上手い出来では無かったので、「代金取るプロもこんなもんかいな」でしたので結果比較論なのですね。

takaririさんがハンダ付けをされるか判りませんが、ハンダ付けの仕上がりを見るとその人の技量が瞬間に判ります。
その目で見て、自分の塗った錫の具合を評価していますので、お鍋に対してはキツイ注文なのかもしれません。
しかしそれほど技術が必要な作業だとも思います。
takaririさんの探究心に火が着いてしまっているのですから「やるっきゃない」ですね。

納得いくまで塗っては落とし、塗っては落としを何度も何度もやってみてください。
ひょっとしたタイミング(ポイントは下地の磨きと、塗るときの錫と鍋の両方の温度管理)でコツが見えてきます。

また、失敗した時は、そこを何時までもやり直さないで、おおもとに戻って下地の磨きからやり直す。この方が確実です。

がんばってください!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございす
プロに出されても満足いかないでは自分でやって満足いかないほうがまだマシですね。
はんだ付けはやったことありません・・・そういう工作類や不得意なんです(笑)。ただ今回は半分商売道具の鍋なんで真剣に取り組みたいと思っています。
どこかそういう(錫引き)のを教えてくれる教室やなにかあれば良いんだけど検索等してもなかなかなさそうなんで、自分で勉強するしかないですよね。
とりあえずチャレンジしてみようと思います。いろいろありがとうございました。

お礼日時:2008/01/21 19:27

ANo.4です。


「ハンダ付けやった事無い」?!。うーーーーん!
ネットの影から心底応援してます。

ちょっと間違っても銅鍋の良さに変わりありません。
自信持ってやってください。
ガンバレーーー!!!!
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