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「JR中央線高尾以西の狭小トンネル」というのをさまざまなサイトで見るのですが、普通のトンネルとは具体的にどう違うのでしょうか?

A 回答 (2件)

トンネルの高さが標準の電化路線のトンネルより低いのです。



非電化路線の電化工事で一番の問題がトンネル部分でして、1970年代以降の新規路線でしたら電化前提の規格でトンネルを掘っていますが、それ以前の開業区間のトンネルですと高さが足りないために、トンネルの下を掘り下げる盤下げや上部を大きく作り直したり、場合によってはトンネルそのものを掘り直す場合もあります。いずれも大工事で場合によっては列車の運転を数日間止める必要もあります。

中央本線の電化では、このトンネルの改修を避けて小さい規格のところにそのまま架線を張ったのですが、結果として架線の位置が標準規格の下限よりも低い位置に張らざるをえなくなり、通常の電車・機関車だとパンタグラフが折りたたまれてしまうため、パンタ取り付け位置を低くしたり特殊なパンタグラフを取り付けた車輌に限定されているのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
架線の位置が標準規格の下限よりも低いのですね。高尾以西を走る際は高尾駅などでパンタグラフの高さを調節しているのでしょうか。それとも、高さが自動的に変わるパンタグラフなのですかね。

お礼日時:2008/01/14 20:36
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