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世阿弥関係の能で松風の現代語訳が必要です 翻訳本がありますか?

A 回答 (3件)

#3さんのおすすめの小学館の『新編日本古典文学全集』、またはそれ以前にでた『日本古典文学全集』の『謡曲集』がおすすめです。


いつもなら、古典本は#1さんおすすめの新潮社のものが好きなのですが、『謡曲集』は、行間に入っているセピア色の注の内容が、訳はほとんどなく演者の動きが中心で、訳本としては使いにくくて意外でした。今まで使ったものは、原文を読みながら訳が見られて良かったのですが。
そのほか、一番表現が練れていて演劇の台詞風にまとめてあったのが、
『日本の古典16 能・狂言集』 河出書房新社 田中澄江 他 訳
です。
これには原文はなく、読み物として読めるような現代語訳を工夫してあるシリーズのようです。ただ、完全な訳ではなく、初めの 村人にいわれを尋ねるくだりなどは、訳さずに省略してあったりしますので、完全さを求めるならやはり小学館かなと思います。
図書館にどれが置いてあるかにもよりますけれど。
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小学館の新編日本古典文学全集の謡曲集1を持っていますが、松風が収録されていて原文と現代語訳が掲載されてます。

細かく注釈も付いていて読み易く解り易いです。収録曲数も多くお薦めですが少々お高めなので図書館で借りられるとよいのでは思います。(高いと云っても勿論超高額ではないので能楽に興味がおありなら購入しても損はないと思います)
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今晩は。


 能の詞句である謡曲はそれぞれの表題で本が刊行されているわけではありません(もしかするとわんや書店の本はそうかもしれませんが、これは本文のみですからご希望からは外れます)。古典文学全集のようなシリーズの中では「謡曲」として一まとめになっています。松風は有名な作品ですからいずれの本にも収録されていると思います。
 書店の検索では、岩波、新潮、小学館、集英社、角川、明治書院等が有ります。私が今までにシリーズの他のものを手に取って見た限りで言うと、岩波には現代語訳は無いので除外。集英社、角川は見たことは有ると思うのですが、はっきりしないのでこれも除きます。
 私が一番良いと感じているのは新潮版で、これは原文、注釈、現代語訳を読みやすく収めてあります。次いで小学館版でしょうか。
 多くの図書館にはいずれかが最低でも一つは所蔵されていますから(私の近所の館には3社のものが有ります)、そちらで確認すると良いでしょう。
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